Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

面倒くさい女達に捧げるmeme(ミーム)


memeがわからない方はこちらの記事をご覧ください>>日本人がフェイスブックでmemeやlife quote pictureをシェアしない理由 - Inside the gate

1.かまってちゃんに捧げるmeme

「どうしたの?」

「別に何もない(笑)。気にしないで」

「Ok。で、何やってるの?」

「ん?えーっと(ここで色々といじいじねちねち垂れ流す)・・・・って笑っちゃうわよね」

垂れ流しているところは文字が小さすぎて読めませんが、こういう人いますよね。で、決まって女なの。最初から「話を聞いてほしいの」って言えばいいのに。

2.腐れ縁みたいな男と別れずに、文句ばかり言っている女に捧げるmeme

あなたの周りにいませんか?しょうもない男とつきあうのはその人の勝手だけど、女友達を「愚痴や文句を聞いてくれる便利なツール」と思っているのか、自分の必要な時だけ女友達を呼び出して、その人の時間を無駄遣いすることに何の遠慮も戸惑いもない女。
「もう同じような話、50回くらい聞いたよ・・・もう呼び出されても絶対に出て行かないから!」と心に決めたら、フェイスブックでこんなmemeをシェアしてみてはいかが?

「もしも君のしょうもないボーイフレンドについて文句を垂れたいのならば、日記帳でやるといい。君が彼と寄りを戻すしてそれが100回目になっても、誰もあなたを(「またか」とあきれたり)非難できないように」

SNSで「どうしたの?」といった気づかいや同情コメントを求めて文句を垂れると、ああまたか、と思われておしまいですよね。だけど自分だけが目にする日記帳で書いてすっきりすれば、人目に触れることがないから「ああまたか。どうせまたすぐに別れるんだろ。それでまたくっつく。その繰り返し」と馬鹿にされずに済みます。だけどこういう女達は日記帳には書かないだろうなぁ。日記帳だと自分以外に読んでくれる人がいませんからね。

果たしてこの皮肉が彼女達に通じるのか。この皮肉が理解できる女なら、そもそもイタい女にはならないはずだから、効果はないか。

私がフェイスブックで実際にやってみて効果があったこと

いーっつもボーイフレンドの文句ばかり言っている女性がいました。そして彼女はそのボーイフレンドとon and offの関係にあったのですが、ついにclean break(きっぱり別れること)に至ったようです。ところがある日、彼女はこんなことをフェイスブックに投稿しました。


"I almost let it happen again....I wanna slap myself!!!!"
「あともう少しでまた(彼を許し、よりを戻すことを)やってしまうところだったわ・・・自分をひっぱたきたい!」

散々そのボーイフレンドとのくっだらない話を聞かされていた私は、「almost let it happen againですって?もう勘弁してくれ」と心底思っていたため、"Don't worry I'll slap ya lol."「心配しないで(もしもまた同じことを繰り返したら)私があなたを引っ叩くから(笑)」とコメントしたら、そのコメントは彼女の投稿諸共削除されて、それ以来「もうその話は聞きたくない」とはっきり言えるようになりました。めでたしめでたし♪

・・・で終わると思いますか?? (続く

関連記事: Pokemon GOをパロったmemeが続々と登場しています。 - Inside the gate

ジェームス・ボンドみたいな上司と結婚した日本人女性の話



今日の記事に登場する魅力的な女性・さやかさん(仮名)の話に入る前に、横須賀基地で彼女のようなみたいな素敵な女性に出会う確率の低さについてざっと触れます。

Diamonds


ベースの中であろうが外であろうが、おかしな人達はたくさんいますが、ベース特有の変な女達が存在します。そして際立ってやばい人は、センサーがすぐに探知するため、避けて通ることは簡単です。例えば・・・

  1. 意地でも日本語を話したくない人
  2. 「ほんっと日本っていやー」と言いながらしっかり国の恩恵を享受する人
  3. 日本人同士でも英語で話す人
  4. 相手のランクで態度を変える人(このタイプは見た目だけではセンサーが判別できない時がある)

そこから消去法で残った人がまともな人というわけですが、その中の1%以下が、夜通し語り合いたくなるくらい魅力的な女性でしょう。その1%の頂点にいたのがさやかさんだと思います。

www.instagram.com

上のイラストには「彼女はいつも黒を着ているけど、最もカラフルな心を持つ」
と書かれています。さやかさんもそんな感じの人でした。黒いワードローブが多いわけではないのですが、黒を派手に見せる女性。
彼女と知り合ったのは、私がベースで働いていた時でした。私の勤務先に、お客様としてやってきたのが、他のコマンドで働いていたさやかさんです。彼女を初めて接客したその日からなぜかすぐに彼女とは意気投合し、フェイスブックでも友達になるほどでした。私はお客様とはFBでつながらないようにしていたため、さやかさんは例外でした。そうしたくなるような何かがあったのでしょう。
それ以来さやかさんは出勤確認をしてから来店するようになり、二人でお茶をするようにもなりました。

ミステリアスな女性 

さやかさんは艶やかな女性でした。ベースの外の日系企業で働くつまらない女子トークで場をもたせることに長けている綺麗なOLさん風でもないし、ベースの中のかぶれている女性従業員とも違うし、不思議な存在なのです。ミステリアスなんですよ。
だから「こんなレアキャラのパートナーはどんな男性なんだろう」「どうやって英語を勉強しているんだろう」と、周囲が彼女のことを知りたくなるような女性でした。そこで仲良くなってしばらくたったある日、思い切って「おつきあいしている人はいないのですか?」と聞いてみたのです。するとさやかさんはこう答えました。
「います。でも誰にも言ってないんです。っていうか、言えません。だからマリアさんに話してもいいですか?」

ボーイフレンドは上司

他の人に話せない理由は、さやかさんが上司と男女の関係にあったから。
職場恋愛というのは、バレていないと思っているのは本人達だけで、実は周囲はとっくに勘づいていることが多いものですが、さやかさん達はまっったく気がつかれていませんでした。
職場恋愛をしている場合、特に女性が公私を混同し、を出しがちです。仕事に来るような服装やメイクではなく、一人の男性の視線だけを意識して力が入ってしまったり、彼氏と他の女性職員がちょっと仲良さそうにしただけで、嫉妬して目を離せなくなってしまったり・・・そこらへんからバレたりするんですよ。だけどさやかさんはその正反対で、まるで潜水艦のような人だったのです。水面下で計画的に動く。

Dive Adventures


さやかさんが上司と結婚することと、それによって退職しなければならない(夫婦が上司と部下という関係にある場合、同じコマンドでは働き続けることができないため)ことが、上司本人の口から職員達に発表された時、全員が一瞬静まり返り、中にはドッキリか何かだと思った人もいたそうです(笑)。

「え・・・・・・・?」

「まじで!?」

さやかさんは完全にノーマークだったというわけです。彼女は職場で女を出さなかったし、上司も彼女をまったく依怙贔屓しなかったうえ、二人はケミストリーを消しきっていました。
こんな風にダークホースだったさやかさんですが、ダークにもほどがあるだろうというくらいダークさの度合いが、皆の驚き方からもわかりました。
ダークだからといってさやかさんが地味で女としての魅力がないのかといったら、正反対です。妖しい光を内側に抱え込み、ひっそりと生きている人。だけど光が漏れてしまうから、人を惹きつける。見えない人には、まったく見えない光。彼女は妖しさを隠すために、透明感で見事にコーティングされたような人でした。皆彼女の透明感に騙されていたのではないでしょうか。

"独り身だよ"と投げかけられても、やんわり受け止めていただけの頃

新しい上司として彼(ポール、としましょう)が着任した時、素敵な男性だなと思ったさやかさん。ダンディでセクシーで、まるでジェームス・ボンドのようなポールが着任してちょっと経つと、彼が"I live by myself."というヒントをさやかさんとの会話の節々に滑り込ませるようになっていました。
「今日は夕食用に〇〇を買って帰るんだ。家に帰って用意するの、面倒くさいだろう?」
=食事の用意をして待ってくれているような人は、僕にはいない。
だけどさやかさんは、こういうヒントにちょっと反応を見せつつも、すぐに食いつきませんでした。食いつく代りに彼女がやったことはacknowledgementのみ。
「へぇ、一人暮らしなの」と興味深そうに、2,3秒見つめる。ボールを投げられても、受け止めるだけ。そこから彼女がどう投げ返してくるかは、ポールにもわからなかったのです。なぜすぐに投げ返さなかったのか?
横須賀基地とその周辺では一人暮らし=独身とは限らない、ということをさやかさんはよくわかっていました。

>>米軍関係者達の単身赴任事情 - Inside the gate


しかもポールは40代でした。なのに見事な肢体を維持していたのです。40代の白人男性であの体は確かにあまり見かけませんから、何もないわけない=それなりにsexually active=おさかんであったことは、さやかさんだって想像できたわけです(ちなみにさやかさんは、結婚して数年経つ今でも、待ち合わせの場所でポールを見つけるとどきどきするのだそうです)。ですからポールが一人暮らしと知っても、すぐには攻めに出ず、様子を見ることにしました。

ポールを安心させた「軽さ」

軽さといってもお尻の軽さではありませんよ。
これだけいい男であれば、女が寄ってこないわけはありません。二人が出会った当時、ポールに「時々デートするけどシリアスではない相手」がいるのは、すぐにさやかさんにもわかりました。
「この間〇〇に行ってきたんだ」
そういって休日を楽しんだ時の写真を見せてくれる時も、絶対に自分だけが映っている写真しか見せてくれないのです。
「撮影したのは誰?」とは決してたずねなかったさやかさんですが、ポールが一緒に出掛けた相手の性別をうやむやにするためにmy friendという表現を繰り返すと、さやかさんは"So she was a  ...."などと「同行した人間は女性である」という前提で言い返して、ポールを困らせたそうです。私の想像ですが、さやかさんのこういう部分がポールを安心させたのではないでしょうか?
「特定のパートナーはいなくても、デートしている相手くらいいるんでしょ?」と構えてくれている女性は、少なくとも一回一緒に出かけただけでガールフレンド面はしないだろうとわかりますから、誘いやすいですよね。

関連記事:アメリカのライトなデート文化を理解しよう - Inside the gate


初めてのデート  チェック項目はたった一つだけ

そしてついに、初めて二人きりで出かけることになりました。さやかさんにとってチェック項目は一つだけ。
「私はこの人を上司として素敵だと思っているだけなのか、それとも異性として惹かれているのか確認したい」

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(画像は 5 Reasons Why You Should Have a Crush on Someone at Work - Blog Flirt.com からお借りしました)

職場にいると、外見も含め、彼の上司としての格好いいところしか見えてきません。そういうものだけを見て勝手に理想を抱き続けているだけなのか、それとも自分はこの男性に、一人の人間として興味を持っているのか・・・。二人きりで出かけてみて、自分の答えを出したかった。
ところで初めてのデートですが、なんとこう誘われたのだそうです。

「息子の誕生日プレゼントに日本のものをあげたい。カスタマイズしてもらう必要もあるかもしれないから、言葉の面でも助けが必要だし、一緒に見に行ってくれないかな?」


ポールはこの時、「別れた妻との間の息子」とは説明しなかったんですって。ただ息子としか言わなかった。これはポールがさやかさんの賢さを信頼していたからこそ切り出せたこと。「こういう風に言えば、察してくれるだろう」と。
アメリカ人はこんな風にして、相手が聞きづらいであろう自分の状況についてヒントを出すのがうまいですよね。ダイレクトに聞いてしまう日本人には理解しがたいかもしれない。

そしてデート当日

tokyo

横須賀中央駅で待ち合わせした二人は、周囲に気をつけて電車に乗り込みました。
中央駅から一駅はなれるごとに、上司と部下という関係から解放されるかのようにリラックスできたそうです。
息子さんへの贈り物を選んだり、一緒に街を歩きながらさやかさんはこう思ったと言っています。
「叩けば埃が出てくるどころか、ものすごいものが出てくる人かもしれないという不安は正直言ってあった。だけどデートしてみたら楽しくて、もっと知りたいと思う気持ちを止められなくなった」

「手近の女」のメリットを最大限に活かした

ポールのようないい男を落とせた勝因は、手近の女という立場を利用しきったからだと、私はさやかさんの話を聞いていて思いました。手近な女=安上がり、だと思っていませんか?そうではないのです。
皆さんもご想像のとおり、さやかさんはおそらくモテます。しかも仕事を通じて一緒に過ごす時間が長ければ長くなるほど、そのさりげない優しさに同僚男性達がどんどんはまっていってしまいそうなタイプ。上司として近くで見ていて、やはりポールもやきもきしたんじゃないかな。
今まで自分の周りに集まってきていた、「アメリカ人ってかっこいい~♪(目がハート)」という女性達にはない新鮮さもあったでしょう。

夫をサポートし続けるためにやっていること

ポールは仕事に対して真剣な人でした。それも「手近な女」として彼を観察していて知ったことの一つであり、結婚前に知ってよかったことの一つであったとも言っています。
「仕事命みたいな人だから、結婚してもきっと寂しい思いをするだろう」
そう覚悟していたさやかさんは、ポールとの結婚を機に仕事を辞めたしばらく後、ベースの他の場所で働き始めました。
夫の帰りを待つだけの生活をしていたら、きっと夫婦としてうまくいかないし、夫をサポートし続けるためには、自分も人間として成長し続ける必要がある。だから自分も仕事をして切磋琢磨して自分の世界をもっていれば、夫にべったりにならずに済むし、年齢的に自分は夫よりもうんと下だけど、きっと支えてあげられる存在になる。
これって夫が日本人でも言えることですよね。精神的な支えとしてだけでなく、ブラック企業で殺されそうな夫に「そんなもんやめちまえ」と言えるだけの経済力が妻にあるって大切なこと。(夫の保険金で住宅ローンを返そうと目論んでいる主婦には関係ないか・・・)
それからさやかさんの素敵なところは、こういうたくましさや強さを感じさせない外見。ぱっと見はとてもフェミニンで色っぽい。だからこそポールも恋したのでしょうね。

横文字の名字を手に入れてYナンバーの車を運転したいだけの女性の心には届かない、響かないであろうエントリーは以上です。
さやかさん、投稿・公開に快諾してくれてありがとう。

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貧乏臭さが染みついた財布を持ち歩くのはやめよう

よくお金が貯まる人の財布とそうでない人の財布の違いについて書かれていますよね。
後者の場合、とにかくレシートでぱんぱんにお財布が膨れ上がっているという共通点が必ず書かれています。
それを読むたびに「そんなの言われなくてもわかってるよ」と思っていました。第一そんなに膨らむまでレシートを溜め込む人っているの?くらい思っていたくらいですから。ところがベースで働いていた時に、ものすごく説得力のある財布の持ち主に出会ったのです。

Ankur's Fat Wallet

ただの小銭王とはちょっと違う、不思議な客

日本人、アメリカ人、フィリピン人を問わず、従業員達の間で不思議に思われていた女性客がいました。
この女性はテーブルでチェックを受け取るとそれをレジに持ってきます。ここまでは他のノーマルなお客様と同じなのですが(異なる点が一つありますが、それは後述)、問題はこの先です。
この女性客はいつもニコニコ現金払いだったのですが、会計に5分以上かかるのです。なぜかというと、ドルと円を合わせて支払おうとするから。

例)飲食代金が$8.05だった場合


「えぇ~っと・・・ちょっと待ってくださいね。確かここに・・・あ、4ドルはあるからぁ・・・」

(1ドル札を3枚取り出してカウンターに置く)

「いち、にぃ、さん、し」

(残りの1ドルをコインで支払いたい=コインを使い切りたいため、コインを数える)

ここでひとまずドルの部終了(ふぅ~~~・・・・・)。
残りの4.05ドルを円で支払おうとします。その日の円レートが125円だとするとあと506.26円≒505円必要なのですが、ここから先がまた長い。なるべく小さな硬貨から使いたいため、5円玉をかき集め、10円玉をかき集め・・・という感じ。だから5分以上かかるのです。毎回こんな様子です。
残念ながら彼女には、どちらか一方の通貨だけでフルで支払う力がないのです。

なんでそんなにお金がないのかわからない、というくらいお金を持っていない

普通のお客様は現金で支払う場合、テーブルに置かれたホルダー(中にチェックが入れてある)にお金を添えて持ってきます。これってあたりまえですよね。

The Rose by Natália Guerreiro

(これに現金を添える)

合計金額をテーブルで確認して、レジのところに来たらあとはそれを渡して精算してもらうだけにしておけば自分だってさっさと帰れるじゃないですか。この女性客はそれをしたことがありませんでした。
お金を用意してもってくるということを思いつかなかったのでしょうか?いいえ、多分常に持ち合わせが少ないのです。だからといって、「今日はキャッシュプアなの」というような、現金は極力持たずにカードですべての支払いを済ませるタイプでもなさそうでした。ただのプアだったのです。
彼女のお財布は、レシート(経年焼けしているものまで入っている)やポイントカードで膨れ上がり、縁はもうぼろぼろでした。彼女と出会って私は初めて「お財布の扱い方とお金の貯まり具合の関係は、切っても切り離せないものだ」と思うようになりました。長年の貧乏臭さが染みついたような財布は、その人に関する多くのことを物語ると同時に、幸せを遠ざけるのです。
大好きな小説家、山田詠美さんが「貧乏なのはいいけど、貧乏くさいのは嫌だ」とおっしゃっていましたが、貧乏と貧乏臭さのダブルパンチは、見ていて本当に切なくなるなと思いました。
ベースの従業員の給料は確かにたかが知れていたけど、それでも皆、時々外食してもちゃんと生活していけるくらいはもらっていましたから、私はこの女性客を見る度に、なぜこんなにいつも持ち合わせが少ないのだろうと思っていました。
整理整頓できていないお財布にはお金が舞い込んでこないのでしょうか?
「私が入れるスペースはないようね」と言って、お金が通り過ぎてしまうのでしょうか。

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お金が貯まらない人の行動パターンというより、もっと根の深い問題

私とこの女性客は雑談をする間柄になっていました。だって毎回5分以上かかるんだから、そりゃちょっとした世間話くらいするようにはなりますよね。すると彼女が身の上話を始めたのですが、その話を聞いた時、私は彼女のお財布の乱雑さや行動パターンは、実はお金の貯まらない人の行動パターンというよりは、もっと根深い問題なのだと思いました。
私が聞いた話の詳細は省きますが、彼女の話によると、彼女は社会的に見たら被害者の立場です。だけどこういうケースの被害者になる人って、実はつけこまれる部分がある。そしてそこにつけこんでくる人間達は、彼女のちょっとした行動を見てそのつけこみやすい性質を見抜いてしまうのです。ぼろぼろで、お札よりもレシートがたくさん入っているようなお財布のように、自分で気がつかないうちに発してしまうシグナルは怖いですね。

レシートを溜めたくなる気持ちはわかる

私もレシートは保管します。だけどお財布には溜め込みません。
とりあえずクリアファイルにぽいぽい放り込んで、1週間に一度くらいチェックします。これはもう10年以上前からやっていることですが、己を知るということに関して役立ちました。そして己を知ると無駄がなくなって、食べ物の廃棄が激減しましたからね。これはよかった。

チェック方法はシンプルで、レシートを取っておいて、廃棄したものをマーカーでハイライトします。そうすると廃棄したものの共通点が浮かび上がるので、その共通点にひっかかっているものはその後意識して買わなくなりました。


新レシート貼るだけ家計簿―計算・記入は一切不要! (主婦の友生活シリーズ) ムック


レシートがお財布に溜まっている人は、さっさと処分してお金が舞い込んでくるスペースを作りましょう。

関連ページ(途中から音がでるので注意)

www.cnbc.com

関連記事:日米比の客に共通していた一つのこと ○○王は貧乏臭い人が多い - Inside the gate

映画「プラダを着た悪魔」で見る元上司からもらえる最強のレファレンス

就職活動におけるレファレンスがなんのことかわからない方はこの記事をおすすめします。わかる人はスクロールして続きをお読みください。

insidethegate.hatenablog.com

前の職場での勤務態度や評価を確認するために、人事部から前の職場に連絡がいくわけですが、映画「プラダを着た悪魔」のヒロイン、アンディーが「プラダを着た悪魔」ことミランダ・プリストゥリーから得たレファレンスがすごいのです。覚えている人も多いのではないでしょうか。
ミランダのアシスタントというポジションに採用されただけでもすごいのに、そこから彼女の絶大な信頼を得る存在にまでのぼりつめたアンディ。
だけどそののぼりつめてみると、華やかなファッション業界の中で見失っていたことに気づき、あっさりとその要職を手放してしまいました。そして本来のゴールであるジャーナリストになるために応募した職の面接で、担当者にこう言われたのです。

I called over ther for a reference, left word with some snooty girl, next thing you know I got a fax from Miranda Priestly saying that of all the assistants she ever hired, you were by far her biggest disappointment. And if I don't hire you I'm an idiot. You must have done something right.

「今まで雇ったすべてのアシスタントの中で、圧倒的に失望させられたのは君だった。そしてもし僕が君を採用しなかったら、僕はバカだ」(とミランダからのファックスに書いてあった)

簡潔且つ最強。

 

プラダを着た悪魔 (字幕版)

プラダを着た悪魔 (字幕版)

  • デイビッド・フランケル
  • ドラマ
  • ¥1000

 英文は以下のページから引用しました

The Devil Wears Prada (2006) - Quotes - IMDb

(36)The struggle is real.ってどんな時に使うの?

The struggle is real.ってよく聞くけど、どういう意味なの?どういう風に使われるの?と思っている人は多いと思います。
Urban Dictionary(英辞郎で検索しても見つからないキーワードはだいたいここでわかる)によりますと先進国特有の、物資に恵まれているからこその困難。この困難ですが、「まあそんな些細なことでぎゃあぎゃあ騒いで」みたいな皮肉でもあり、自虐でもあるようです。例えばこんな時。

例1:ストローがない・・・マクドナルドのフェイントに見事にひっかかる時

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飲み物が入っている紙袋の中にストローがないと「入れ忘れられちゃったのかな・・・・」と私は思うわけです。だけどここでがっくりさせるのは、マックのフェイント。オーダーをひとまとめに入れてあるビニール袋の中に、ちゃんと入っているのです。それを見て「ああ、よかった」と言うと、夫が脇から皮肉っぽくThe struggle is real.というのです。

例2:携帯電話を職場に忘れてきた!アラームのない一人暮らしの女性がとった苦肉の策

私が昔働いていた場所で同僚の女性が、職場のロッカーに携帯電話を忘れてしまいました。そこで困ったのは、彼女は一人暮らしで、しかもアラームは携帯電話しかないのです。
「アラームがない・・・」
そう思った彼女は、しかたがなくキッチンタイマーをアラーム代わりに使うことにしました。ところがそのキッチンタイマーは最長でも90分までしかセットできません。
もうオチは想像ついたでしょう?彼女は90分にセットし、それがなるたびに起きてセットし直して、また眠りについて90分後に起きて・・・ということを起床時間まで繰り返し、寝坊を妨げることができました。
出勤してこの話を聞いたアメリカ人男性上司が笑いながら"The struggle was real."と言ったのをよく覚えています。

例3:団体客全員に真っ赤なクレジットカードを出されて、間違えずにお返しできるか不安

支払いの時、アメリカ人はきっちり割り勘ということをしません。基本的に「自分が食べたものは自分で払う」split checkです。ええ、合理的です。ですから自分が食べていないものまで自分も支払わされる(またその逆もしかり)というような、割り勘による不平等は生まれません。
団体客が支払う場合、一人ずつチェックとカードを渡してくるのですが、全員があのNavy Federalの真っ赤なカードを出してきた時がありました。

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(画像はDebit Cards | Navy Federal Debit Card | Navy Federal Credit Union

からお借りしました)

「これを注文した人がこの人で、あれを頼んだ人があの人で」とcheckの内容やその人の服装・人種などのわかりやすい特徴と照らし合わせて、自分でよく覚えていないといけません。落ち着いて順番通りにやれば、間違えることはない程度のものです。
目の前に出されたカードは10枚近く。私に対し申し訳なさそうに微笑みながら、一瞬静まり返る団体客。彼らを見てふと思いました。

「カード社会のアメリカらしいよなぁ・・・あ、待って。これってThe struggle is real.が使える場面じゃないっけ?」

そこで私は思い切って"The struggle is real....."と言ってみました。するとそこにいたお客様達が皆大爆笑したのです。おとなしそうな日本人従業員の口から出たというギャップもよかったのでしょう。
the struggle is ...に対する自分の解釈が正しいかどうか試したかった私は、実践で使ってみて相手の反応を見ることにより、それを確かめることが出来てよかったです。

シェアしたい英語100選 カテゴリーの記事一覧 - Inside the gate

ベースで日本人客が冷たい対応を受ける理由


横須賀基地の娯楽施設で冷たい対応をされた場合、その対応にあたったのは日本人従業員でしたか?日本人女性従業員の中にはそもそも「若いイケメンアメリカ人以外は丁寧に接客する気なんてありませーん」とでも思っていそうなバカもいます。

米軍基地の日本人従業員の態度はいまだに悪いのか? - Inside the gate


だけど今日の記事はそういうbi**h達以外のケースで、「まあ従業員の気持ちもわからなくもないな」と私が感じたケースです。

日本人客はダイニングという空気の中で浮いてしまう

これは私達夫婦が、日本人数人を連れてダイニングに行った時に気がついたことです。

日本人はダイニングでもまるでサイゼリヤにいるかのようにオーダーしようとします。サイゼリヤ風、わかります?おばさんが2,3人で色々なものをちょっとずつつまみながら、ワインを飲んで大満足!「この色々なものをちょっとずつ」に、ウェイトスタッフ達は苦しめられるのです。それについては後ほど詳しく書きます。

Dining Room

(実際の施設の画像ではありません)

横須賀基地にいくつかあるダイニングに入ると、テーブルクロスがきちんと敷かれ、その上には磨かれたシルヴァーウェアとグラス、形を整えてあるナプキンが置かれています。もうその時点で「ファミレスではないな」とわかりますよね?
こういう場所に入って席に通され、そしてメニューを渡されます。開いてみるとたいてい

  1. Appetizer(前菜)
  2. スープ
  3. サラダ
  4. Entree(メイン)
  5. デザート

で構成されているはずです。ですから2人で楽しむのであれば、前菜とサラダをシェアし、Entreeは一人に一つずつ注文すると、ディナーがゆっくりと楽しめます。ウェイトスタッフ達も「あそこは今前菜を食べているから、次はメインで・・・」と流れがつかめます。

日本人特有の「色々頼んでみんなでシェア」がウェイトスタッフを苦しめる

だけど日本人の団体客の場合、この流れはまったく関係なく、「とりあえずこれをオーダーしよっか」と言って前菜とあと何かもう一つオーダーし、皆でちょっとずつつまむ。そして食べ終わりそうになると、またメニューを見て「じゃあ次はこれとこれ」と注文し、皆でつまむのです。ちゃんと敷き皿が使われているEntreeを大人数人でつつく姿は、かなり異様です。そういう風に食べたいならわざわざダイニングに来なくても、居酒屋の方がコスパがよさそうですよね。
アメリカ人やフィリピン人達のテーブルだと「あのテーブルはもうEntreeまで出したから、あとは〇〇だけ」という風に終わりが見えますが、サイゼリヤ風に「みんなで楽しくちょこちょこ」をダイニングでもやろうとする日本人団体客のテーブルは、終わりが見えません。特に忙しい時などキッチンとホールの1往復がどれほどウェイトスタッフにとって負担になるのかは、私もベース勤務時代に彼らが働く様子を見ていたのでよくわかります。
そこに追い打ちをかけるかのように「新しいお小皿いただけます?」(ちょこちょこ食べに欠かせないアイテムですからね)とにっこりお小皿爆弾を落とされると、もう職場放棄したくなるでしょう。

Fuck you!

こんな風にしてウェイトスタッフは精神的にも、体力的にもやられるため、日本人の団体客の姿を見ると、ため息が出てしまうのです。

米軍基地の福利厚生施設で長居するということ

居酒屋が二時間制を導入して久しいですが、そのくらいしないと帰らないのが日本人客。そういうのが国民性なのかはわかりませんが、そのだらだら長居する様子は、米軍基地のダイニングでも見受けられました。
テーブルの上に何も残っておらず、ウオーターグラスしかなくてもずーっと喋ってテーブルを占有し続ける。
米軍基地のダイニングはそもそも米軍関係者達とその家族たちのための福利厚生施設なので、日本人客が食べ終わってもだらだら長居している間、米軍関係者達が店の外で待たされるというのはやはりよくありません。ここらへんの空気を読み取らず長居してばかりいると、「いい加減にテーブル空けてくれないかなぁ」と思われてしまいます。

骨折り損のくたびれ儲けというリスク

過去に「日本人客はチップをおかない」と記事で書きました。チップ制について知らない場合はしようがないのですが、「何が美味しいんですかぁ?」「おすすめはなんですか?」という質問にも丁寧に答え、ちょこちょこ食べで振り回されたあげく、

N, NO TIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIP!

shock_hazard

という結末もありえるわけです。
「チップのために働くのはおかしい」とおっしゃりたい気持ちもわかります。だけど一度味を占めてしまうと、No tipって本当にがっくりするものなのです。
だから日本人客に対しては「どうせ頑張っても何にも置いていかないんだろうな」と思って、冷たくなってしまうウェイトスタッフもいるのでしょう。

 

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ギャングの首都 ロサンジェルス

かつてはSouth Centralと呼ばれ(今でもそれで充分通じます)、現在はSouth Los Angelesと呼ばれるエリアにはヒスパニック系を中心に多くのギャングが存在します。South Los Angelesで検索すると、なんだか物騒なエリアの画像がたくさんヒットするのも納得ですし、こりゃトランプ大統領が壁壁壁壁壁とうるさくなるのもわかります。サンディエゴのBarrio Loganくらいで震えあがっていた私は一生近づくことがないと思われるエリア。

South Los Angeles - Google 検索

有名なところだと18th Street など。

www.youtube.com

上の動画はまだ全部見終わっていないのですが、見たところまで要約すると、ギャングが勢力を拡大しているのはロサンジェルス市内ではなく、ロサンジェルス郡です。

South Centralで最強のギャング 18th Streetはこうやって生まれた

1960年半ばに、黒人と韓国人に加えて中南米からの移民がダウンタウンL.A.の西側に住みつき始めました。
その中にあったPico Unionというエリアを支配していたのが、Clanton14(クラントンフォーティーン)というギャングで、メキシカンオンリーという排他的なギャングでした。そして非メキシカンであるという理由でClanton14に入れなかったメンバーで結成されたのが18th Street。名前はPico Unionの真ん中を走るストリートに由来します。

ギャング達にとっての壁画(mural)

Murals and spontaneous street art

South Centralで見かけられる壁画(mural)は「ギャングのアイデンティティであり、彼らにとってはタトゥーと同様にリアルなものなんだ。壁画が上から描き直されることはないよ」という存在。

18th Streetの管轄・・・じゃなくて支配下にあるエリアでは、18th Streetを象徴するmuralが、それ以外の場所ではその地を支配しているギャングによって描かれたmuralがあるのでしょうね。ここに日本人の学生なんかがのこのこ出て行ってスプレーでいたずら書きをして撃ち殺されても、自業自得としか言えません。

入るのも大変。出ることはもっと大変。それがギャング

ギャングに入る時、18th Streetに加入する時に通る道でもある儀式は、そりゃひどいものだそうです。18秒にわたって・・・・(←聴き取れなかった)されます。洗脳が解けた頃、ギャングをぬけようと思っても入る時よりもっと大変です。だって恐ろしくてぬけられないんですもの。だからといって夜逃げしても行くあてがない。それがギャング。
18th Streetという組織の力なしにどうやって食べていったらよいのか、わからないのです。私にこの18th Streetの話を教えてくれたのが、当ブログでも頻繁に登場するずる賢い世渡り上手のカイルです。
「俺のおばさん、18th streetの支配しているエリアに奴らよりも長く住んでいるんだけど、普通に暮らしている分には何にも困らないって言ってたよ」

South Centralといっても、全体がゲットーというわけでもなさそう

本当なのか・・・。そう思ってPico Unionをググってみると、なんとあのStaples Centerのすぐ近く!フィギュアスケートの国際試合がアメリカで行われる時、よく会場として使用されています。



Pico Unionの人口構成は

  1. ラティーノ 85.4%
  2. アジアン  7.6%
  3. 白人    3.0%
  4. 黒人    2.9%
  5. その他   1.1%

(引用元:Pico-Union, Los Angeles - Wikipedia

アメリカにいながらにしてスペイン語と韓国語(7.6%のアジアンは、近隣にKoreatownがあるためほとんど韓国系かと思われます)があちらこちらから聞こえてくる環境を想像しています。なんかすごいな。

標準英語よりもタガログ語が聞こえてくるエリア Mira Mesa (サンディエゴ)>>海軍の街・サンディエゴにはこの人のそっくりさんが多い - Inside the gate

「なんであなたはああいう格好をしないの?」とガールフレンドに聞かれた青年の答え

カイルのガールフレンドが、彼にこう聞いてきたそうです。 「なんであなたはバギーな洋服を着ないの?」

baggy pants

Tシャツもパンツもバギー(だぼっとした)なものを身につけている若い男の子は横須賀基地でも見かけますが、カイルの出身地でもあるカリフォルニアにはもっと大勢います。だけど若いカイルがそういう服装をしないことを純粋に不思議に思ったガールフレンドが先ほどの質問をしたのです。
カイルの答えは「どこかのギャングに間違えられて撃たれたくないから」でした。これは冗談でもなんでもないそうです(苦笑)。


18th Street gang - Wikipedia

List of criminal gangs in Los Angeles - Wikipedia


横須賀基地のgang wannabes>>学習しないただのDQNな米兵、学習する米兵 - Inside the gate

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