Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

東京ぶらぶら 2017年春(2)

六本木に用事があって出かけた日に感じたことを書きます。

東洋英和女学院 偏差値が低くてもお嬢様学校のイメージが強い理由

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中等部・高等部の脇を通りました。偏差値は高くないのになぜかお嬢様学校として認知されている東洋英和女学院。なぜなのでしょう?
それはミッション系であるということと、女としての偏差値が高い女子大生に育ちそうという期待値からなのかなと思いました。頭脳の明晰さを表す偏差値とは関係なく、玉の輿に乗るために必要な知識とスキル(美貌含む)を備え付けるための学校。
若い子向けの女性誌の読者モデルとかやっぱり東洋英和が多そうじゃないですか。私が若い頃ですと、吉田美紀さんが有名でした。
例えば芸人が合コンするとします。下っ端の芸人が先輩のために綺麗どころ集めに奔走しなければならない場合、「東洋英和の〇〇ちゃんに集めてもらおうかな」って思いつく学校。(色んな意味で)セミプロっぽい綺麗な子が手っ取り早く集められる。そんなイメージ。お嬢様大学といっても本当にお育ちがよさそうな聖心と違うのは、このセミプロ感かな。

六本木に引かれている境界線

週末の夜になると外国人の人口が一層増える六本木だけど、いかついナイジェリア人の客引き達の立っているchaosな通りから1ブロックも離れていないところに、閑静な住宅街があるのはいつ見ても新鮮です。

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昔の六本木は、お洒落で粋な大人達の遊び場だったと聞きます。自決前に三島由紀夫さんが食事をし、安井かずみさんも常連だったキャンティとか素敵だったんだろうなぁと思うけど、野次馬を寄せ付けない雰囲気のお店だったのでしょう。敷居をわざわざ高くしなくても、その空間にふさわしい人だけが自然と集うようなお店。そんな風に、地図には引かれていなくても、目で見て肌で感じる境界線が六本木にはあります。

 

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ヒルズのあたりまでやってくると、やはり横須賀で見かける外国人よりも身ぎれいな人が多いと感じます。大使館関係者やら証券マンとかそんなところでしょうか。
六本木ネタが出ましたから、私の中ではかなり強烈な印象だったViettiというクラブの話をいつか書こうと思います。

ナイジェリアン・パワーについての関連記事:若い米兵達の間で恐れられている存在 - Inside the gate

関連記事:東京ぶらぶら 2017年春(1) - Inside the gate

東京ぶらぶら 2017年春(1)

誰にもあるでしょう。その駅で降りるといや~な感じがするエリア。相性が悪いというか、鬼門みたいなところ。私の場合はそれが新宿で、仕事で通っていた頃から好きになれませんでしたが、新宿伊勢丹は好きなので時々出かけていきます。

イヴ・サン=ローランのコスメが持つ魔力のすごさ

新宿伊勢丹のYSLを〇〇ホイホイと呼ぶとしたら・・・何になるのかなぁ。

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ある週末に新宿伊勢丹に行ったら、ヘレナ・ルビンスタインやランコムなど、かき入れ時の週末であるにもかかわらずがらがらでしたが、イヴ・サン=ローランはとにかくお客がきれない!

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売り切れ印のステッカーが貼られたリップスティックの数をご覧ください。ストックがある方が少ないかもね(笑)。

他のブランドに比べて商品がずば抜けていいとかそういう感じではなさそうだけど、女子力アップに直結しそうなイメージ戦略(特にリップ関連商品が婚活成功に結びつけられている)が功を奏しているのかなぁと、女子力アップとかそういうものとはもう無縁になっている中年の私は思いました。
私も今回2アイテム購入しました。昨年の夏、オレンジと自分の肌の色の相性にすっかりはまってしまって以来、今年もまた暖かくなってきたところでオレンジの商品を買いました。その商品に関しては後日投稿します>>投稿しました YSLキッス&ブラッシュ オレンジで白桃メイク - Inside the gate

捨てられたうさぎ?

日本橋三越に行ったら・・・

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三越のシンボルでもあるライオンの前にうさぎが座っていました。息遣いが激しいように感じました。おびえていたのかなぁ・・・。そもそもうさぎが登れっこないこんな場所になぜいるの?捨てられたの?

2014年に日本橋をぶらぶらした時の記事:TVで紹介されていた観光コースが意外と面白かった - Inside the gate

関連記事:東京ぶらぶら 2017年春(2) - Inside the gate

横須賀基地所属のアジア系兵士の内訳

日本人でも米軍に入れるのか その答えはYes. - Inside the gateという記事にこんなコメントをいただきました。

横須賀基地で働いてらっしゃるようなので、ジャパニーズソルジャーに会ったことあるかな?と思ったのですが。入隊してマイノリティの中のマイノリティになりそうで不安です。まあ、今住んでる所もアジア人のいないど田舎なので変わりありませんが。。。他の方のコメント参考にさせて頂きます。

ジャパニーズ…ご想像のとおり、少ないですねぇ。
米軍にはアジア系の兵士も沢山いますが(現在の横須賀基地のCOは韓国系のキムさんです)、横須賀基地で私が働いていた頃、日系の兵士や将校に会うことはほとんどありませんでした。遭遇する回数が多かった順にアジアの国名を書いていきますね。

1位:フィリピン系

ぶっちぎりで1位ですよ。マイノリティじゃなくてマジョリティになりつつある。もうこれはアジア枠に入れない方がいいですね。まったく別物ですから。

なぜか?

beligerentbetty.com

英語はわかる方は読んでみてください。横須賀基地で働いたことがある人なら、激しくうなずきすぎてむちうちになるから。
"They're like roaches. " 「奴らはまるでゴキブリ」(=どこにでもいる、という意味)とカイルが言ってました(カイル登場記事:言うべきことははっきりと言おう アメリカ風a**holeモード発動 - Inside the gate)。

2位:ベトナム系

ここも多い!Nguyenさんという名字が一番多かったけど、後は名字が短い人が多かったです。Li, Sun, Yiなど。圧倒的に男性兵士が多いフィリピン系と違い、ベトナム系は女性兵士も多い>>厚塗りで失敗するのは日本人女性だけではありません - Inside the gate

ベトナム系兵士の興味深いところは男女で容姿が違うという点。

男性兵士は顔が薄くて最初は韓国系かと勘違いするんだけど、韓国系にしては体型がやや貧弱。名字をきっかけにして質問してみると「ベトナム系です」という答えが返ってきます。こうして私は横須賀基地で働いたことで「東南アジア=顔が濃い」とは限らないということを学習しました。
対する女性兵士ですが、同じベトナム人なのに顔が濃い人が多かったです。特徴はニックネームをつけるとしたらカバドンって感じなんですよ。目がぱっちりしていて鼻に特徴がある人が多かったです。

3位:韓国系、中国系

1位と2位に比べるとその数はごく少なかったけど、日系よりは多かったです。

4位:アラブ系

米国で生まれ育ってもアラブ系の外見が理由で差別にあっているとか、そういう風に見える兵士はいませんでしたが、酒が入ると話は別です・・・。言った側はダーカダーカモハマドジハードレベルのジョークのつもりでも、言われた側にしてみたら侮辱されたと思うでしょう。

5位:日系

多分ここらへんに入ります。

6位:ポリネシア系

祖父母の世代でサモアから移住したとか、そういう兵士達。エキゾチックで魅力的なルックスの兵士や、イギリス人とのクオーターで一体何系なのか想像もつかないキュートな顔立ちの兵士がいました。

2位~6位は、1位のフィリピン系とは違い、同じルーツの者同士のみでつるむということはあまりありません。

関連記事:米軍のアフリカン兵士達を見ていて思ったこと - Inside the gate

Aクラのラテンナイトがよかった!

10年ぶりくらいにAクラ(クラブ・アライアンス)のラテンナイトに行ってみました。もうレッスンはやっていないということは知っていたので、きっとがらがらだろう・・・と思っていたら、結構人が入っていて驚きました。踊り続けていたので撮影はできませんでしたが、雰囲気がよかったです!DJがよかったのかな?
Marc AnthonyのVivir Mi Vidaがかかるとやっぱり盛り上がりますね!


私の夫はこういう曲がかかってもうまくリードできないタイプなので、一緒に踊っていてもありゃりゃと思うことばかりでしたが(涙)、この夜周りはヒスパニック系のお客さんが多く、この曲がかかった時に周囲を見渡してみたら壮観でした。撮影しとけばよかったー。来週も来れたらその時は確実に撮影します。

Vivir Mi Vida

Vivir Mi Vida

  • マーク・アンソニー
  • サルサ/トロピカル
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

日本にいるんだけどAクラ1Fは完全にラテンの世界。ラテンナイトですから、DJのプレイリストももちろん全部ラテン系の曲ばかり。メレンゲ、サルサ、バチャータ(好きになれない・・・)、そしてレゲトン。
Marc Anthonyの曲を聴いていると、スペイン語も理解できたらいいなぁと思うんだけど、動詞の変化で挫折した過去を持つ私は学習を再開する気になれません・・・。

Latin Night at Club Alliance : 毎週木曜日(何時くらいからDJがいるのかは不明ですが、19時くらいにはいると思います)
日本人従業員の方達なら仕事帰りに寄るのにちょうどよい感じ。是非行ってみて〜!


関連記事

嫌がらせをしてきた読者との対面


昨年ブログで陰湿な嫌がらせを受けた際、その人物が書いた文章を使ってプロファイリングした結果、本人を特定することができたと書きました。結局そいつはツイッターでやりとりをしていた男だったというわけです。

insidethegate.hatenablog.com

そして先日、なんとその本人と対面しました!対面といっても、あちらは私をアベマリアだとはわかりませんから、こちらが一方的にその本人とわかっただけですが、想像していた通りの雰囲気の人でした。
その人にとっての地雷を踏むような記事を私が書いたため嫌がらせされたのですが、その記事の内容からプロファイリングしていた姿にかなり近かったです。

【地雷記事1】:偏見だと憤る前に考えてみよう(1) - Inside the gate


→ロシア、ウクライナ人女性という部分に食いついてきました。やっぱりあっちの女性専門ってことは、こういう人に通ずるものがあるんだろうなと想像していました。


結果、著者の佐藤セルゲイビッチ(笑)氏とはまた違った雰囲気で、暗かったです。暗いというのは前回文章から想像できていたので、当りとしましょうか。


【地雷記事2】:横須賀基地周辺という狭い市場で幸せになった女性 - Inside the gate


→「日本人の男が皆自分よりも華奢な女が好きだと思うなよ」と言いたくて絡んできたのか知りませんが、この記事に過剰反応してきたということは、おそらく小さい人なのだろうと想像していました。当り。やはり小さかったです。

こうやって私がほんの数秒の間に考えていたことなど、ご本人は知る由もないでしょう。知らん方がいい。


【画像追加】ブレックファストブリトーを求めてヨコリシャスへ行ってきた

O Clubのデリが閉店してしまい、その後にChopsticksというアジアンのお店が出来ました。

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兵舎に暮らす若い兵士達などは「O Clubのデリのブレックファストブリトーが好きだったのに・・・。これからはどこへブレックファストブリトーを買いに行けばいいんだ!!」と嘆いていましたが、ヨコリシャスのブリトーもなかなかいけるとの噂を聞きつけて、行ってきました。

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「マリーンのE4とネイビーのE4を一緒にするなよ」
「マリーンのE4の方がすごいってわかってるけどさ」

そんな言い合いが聞こえてきたヨコリシャスですが、カメラを向けたら言い合っていた二人はこんな風にポーズをとってくれました(笑)。

ヨコリシャスのキッチンはだいぶ前に通りを挟んで向かいに移動したのですが、移動してからは一度も行ったことがありませんでした。仮設にしか見えないしょぼさですが、中に入ってみるとこんな感じ。

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いたずら書きだらけ。しょうもないことがたくさん書いてあります。

そしてオーダーしたのはブレックファストブリトーの#2

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サルサもオプションで入れられるので、もちろんお願いしました。店員さんは二人とも日本語が通じませんでした。
これは美味しい!!

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結構時間がかかったので、急いでいる人にはおすすめしませんが、一人で一本は多分食べきれません。私の夫も無理でした。ブレックファストブリトーを名乗っているのにこんなに大きくてよいのかと思いました。
そして向かいの建物は今どうなっているのかというと、Atlanta Lounge(?)というラウンジになっているそうです。あれがだめならこれ、となかなか目的地の定まらない船のようなヨコリシャス。舵取りをしているのは誰なの・・・・。

ちなみに一年半前のヨコリシャスはこんな感じでした。

グーグルマップのない時代に留学していたおばさんの戯言

もうすぐ5月だから語学留学時代のお話でもしましょうか。おばさんの昔話だと思ってつきあってやってください。

私が留学先に向けて出国したのは、5月1日でゴールデンウィークの真っ最中でしたが、海外旅行に行く日本人達の出国ラッシュの後で飛行機はがらがらでした。
一週間ほど現地の知り合いの家にお世話になった後すぐにアパートに移りました。7月までは誰も入ってこないため、それまでは6人向けの部屋を一人で使うことになりました。
「一人で怖くなったらいつでもうちに泊まりに来ていいんだからね」と知り合いに言われましたが、不思議と寂しいとか怖いとかいう気持ちにはなりませんでした。
初めて一人になった夜、ブラインドの隙間からパトカーが見えたのを今でもよく覚えています。映画でしか見たことがなかったあの赤とライトブルーのライトがくるくる回っていて、ああ本当にああいう色なんだ、と思いながらカウチでごろごろしていました。
内陸州の5月の乾いた空気は、なんだかいいことが起きそうな予感をはらんだような、よい香りがしました。

どこで英語を勉強したの?と聞かれると複雑な気持ちになる

ベースで働いていた頃、お客様によくされたのがこの質問です。

"Where did you learn English?"

私の答えはこうでした。

"In one of the most boring States."

するとお客様は「最もつまらん州の一つ・・・?どこだ?」と頭を悩ませます。ちなみに正解者は一人もいませんでした(笑)。ってことはアメリカ人から見たらつまらない州ではないということになりますね。
私が英語を話せるようになったのは、語学留学の経験だけが理由ではありません。むしろ留学していた頃の私は、英語を話せていませんでした。日本語の表現や発想をそのまま英語に置き換えていただけで、伝わる英語ではなかったと思います。
当時の自分の日本語で表現できたレベルをそのまま英語にスライドさせたような感じ…要するに日本語、英語ともに語彙が貧しかったということ。社会に出て切磋琢磨してからの方がボキャブラリーはぐんと増えました。
じゃあ語学留学で一番大きな収穫は何かというと、日本を真ん中にした世界地図だけを見ていたらつまらないということを学習したことでした。面白い文化はどこにでもある、というよりは、異なるからこそそれぞれが面白いのでしょう。
だけどこんな日本人留学生の集団で、日本人以外は基本的に下等動物で日本文化は世界中の人達が憧れる文化=世界の中心だと信じている人達がいました。

この集団がどこの学校に通い、どこから湧いて出てきたのかは知りませんが、私が通っていた語学学校のラウンジに時々出没しました。彼らを見ていて思ったことは「そんなに日本がいいなら日本にいればいいのに」ということ。せっかく海外にいるのにもったいない。

「近づくな」と警告されていたところに行ってしまった

語学学校は13時くらいで終わりますから、その後「泳ぎに行こう!」ということになったある日のこと。内陸州ですから泳ぐとしたら川か湖です。湖は自転車でふらりと行くには遠すぎたため、大きな池のような場所に行くことにしました。
「こんなところを走っていて本当につくの?」
先導していた友人に後ろからそう叫びました。大通りから横道に入り30分くらい走り、そしてさらに奥に入って舗装されていない道を自転車で走ること10分。
行き止まりまで来ると、今にも何か出てきそうな神秘的な池を発見!内陸州も悪くはないなと思った瞬間でした。海沿いの州で暮らしていたら、池を探そうとすら思わなかったはずですから。

Moore's Lake 5

その池は木々に囲まれていて、誰もがそれらの木に登ってそこから池に飛び込んでいました。私達も同じようにして飛び込んで遊びました。そして暗くなる前に明るい大通りに戻ろうと、髪の毛がびしょ濡れのまま走り出しました。
20分も走ると、髪の毛が完全に乾いていました。当時は花火が禁止されていたくらい乾いていた州ですが、その湿度の低さを思い知りました。そして私達は1ブロック間違えて曲がってしまったのか知りませんが、往路では見なかった景色の中を走っていることに気がついたのです

道を間違えちゃったね。

戻ろうか。

そんなことを話していたら、見えてくるのは荒廃した土地と、そしてかろうじて走っているようなおんぼろの車ばかり。

Illinois Road Trip 151

そこで私はようやく思い出したのです。ここは知人に「ヒスパニック系のギャングが多いみたいだから、近づかないようにね」と言われていた、街の南西部だということを。
比較的治安のよい学園都市で生活していて、完全に平和ボケしていた私達が馬鹿でした。
私と友人は来た道を大急ぎで戻りました。徐行しながら私達を追い抜いていく車からの視線が痛くて怖かったです。そのヒスパニック系の人達の顔を見て思い出したのが「ドンタコスったらドンタコス」の節。おびえている友人を笑わせようと思って、ドンタコスったらドンタコス、と叫んでみたのですが、逆にうざがられました。とにかく黙って走れ、と。
もしギャングに襲われて死んでニュースになったら、「バカな留学生」「自業自得」という世間の目が、留学に行かせてくれた自分の親に向けられるのだと思ったら、二人ともものすごい速さで走ることができました。
「あ、見えたよ!XXXXXXXXX Avenue!!!!」

グーグルマップのない時代に留学していたおばさんの戯言は以上です。

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