Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

【画像なし】2018年 横須賀のハロウィン

そういうわけで今年は地味ハロウィンショックを受けて、なんだか気持ちが盛り上がりませんでした。その中でたった一人、素敵だなぁと思った男性がいました。
ピーターパンに仮装した男性でした。

Peter Pan Painting

ドンキかどこかで買ったと言っていたピーターパンのトップスは「僕のサイズが売っていなかったから、ちょっと短いんだ♪るんるん♪」。トップスが短いため、それに合わせて買ったというダークカーキのレディースのレギンスにおさめた下半身のラインがもろ見え。彼のアンダーウェアのコレクションにはaussieBumが含まれているんだろうなと思わせる(=見せつけたくなるくらい美しい)ライン。
股間の盛り上がりも、きゅっとあがったヒップのラインも強調してくれるであろうあのアンダーウェアのブランド。だけどとても嬉しそうに歩いていて(多分ゲイかな)、見ていて気持ちがよかったです。そして彼は「これから大学のクラスに行かなくちゃいけないんだ。じゃーねー!」とその日初めて会った私にもフレンドリーに接してくれましたが、るんるんとお尻をぷりぷりさせながら歩き去っていく彼の後姿には、永遠の少年の精神世界を感じました。
それから可愛かったのが、アリエルに仮装していた白人の女の子(5歳くらいかな)。あまりにはまっていて仮装という感じがしなかったけど、trick or treatでハウジングを回っていた私の姪が「アリエル可愛いねぇ」とバカの一つ覚えのようにずっと言っていました。

【番外編】ハロウィンとは関係ないけど・・・

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(ブルーストリートにて)

「ステイ ハンブル」という文字の入ったジャケットを着ている黒人の男の子を見かけました。「彼女募集中」とかそういうのはよく見かけますが、英語をそのままカタカナ読みしたものをあしらったデザインを見たのはこれが初めてです。

関連記事:横須賀で生まれ育った人にとってはあたりまえの光景 - Inside the gate

そもそも人に雇われる、使われることに向いていない人

国際都市として面白くなりそうな金沢 - Inside the gateという記事で触れたクラブ利恵のママ。

youtu.be

やや居心地が悪そうというか、置物のような感じすらします。
インタビューが終わった後に少しほっとして「以上でよろしいでしょうか?」と聞き手の二人の女性に確認する様子から、真面目なお方なのだろうなぁという印象を受けました。サンデーモーニングの開始時間をちゃんと言い直すあたりも(笑)。
そんなりえママが水商売の世界に入ったきっかけは「自分が向いていないものにしがみつく気がない」からでした。

「向いていないから他のことで頑張ろう」

りえママは事務員をやっていたそうですが、PCについていけなくなったそうです。またそういうことを学ぶために頭を使うのが嫌。ハイテクに翻弄されるのが嫌(いまだにガラケー使ってるくらいです)。
というわけで、どう考えても好きになれなそうなことを覚えるために頭を使うという選択肢を放棄!この見切りをつけるためにどのくらいの時間がかかったのかはわかりませんが、他の道で頑張ることを選び、水商売の世界に入りました。

好きなことをしているから、苦労していると思わない

人の心に触れ、よみこんで、夢を持って。
「この方どんなことを考えていらっしゃるかしら?」

「どうやったらまた来店してもらえるかしら」
そういう風に考えるのが楽しい。

 事務職を辞め、水商売の世界に入ったりえママは、まさに水を得た魚です。強く、そしてあふれかえるようなエネルギーをもって生まれてきたりえママのような人にとっては、頑張ったらその分自分に返ってくる水商売は適職だったのでしょう。

  • ストレスたまりませんか?→ストレスってなんだろう。
  • なんでも自分に都合よくとらえる性格だから、営業電話も懲りずに楽しみながらかける。だから出てもらえなくても気にならない。
  • Light sleeper。ヨーロッパ旅行を楽しんで帰りの飛行機でぐっすり寝て、日本に戻ってきたらそのまま仕事。5分横になれば元気になれる。
  • 60を過ぎたらお声がかからない=働く場所がない。
    何もすることがない24時間が延々続くとしたら地獄。そうならないように今から土台を作っている。

上記はすべて動画「片町スクランブル」での、りえママの発言です。


朝起きると「ああ、今日も仕事だ」と憂鬱な気持ちになる人や、今日も辛い思いをしに満員電車に揺られるのかぁと思う人が聞いたら「こういうポジティブすぎる人が近くにいたら疲れそう」と思うでしょう。そうなのです。こういうパワフルな人はそもそも人に雇われることに向いていないのです。パワーがもったいない。
しかも、おそらく当時はまだまだ安定していたであろう事務職を辞めることに勇気がいったかというと、りえママの場合そうでもなさそうだと私は想像しています。あっさり辞めたんじゃないかなぁ。
「私は違うところで頑張るわ」って。

【りえママの書籍】

利恵ママの金ぶら銀ぶら


銀ぶらは一般的に有名なお店しか載っていなかったけど、金ぶらは面白かったです。金沢の人達から見たら目新しいことは一つもないだろうけど、最後に訪れてから15年以上経つ兼六園の新たな魅力を発見しました。知識はものの見方を変えるんですね。また訪れたくなりました。

時間の積み重ね方を考えよう

  1. 好きじゃないことを「仕事だから」と我慢して、同僚や上司、仕事の内容など、思いつくことすべてに文句を言いながら、周囲に負のオーラを放ちつつ過ごす日々を重ねた場合
  2. 別に好きなことではないけど、仕事だからと割り切って、その環境でなるべく楽しいことを見つけながら頑張る日々を重ねる。仲良しごっこを楽しんでいるようにみせることに尽力するのではなく、雇用主が求めていることを実現するために尽力する。そのためのチームワーク。
  3. 1.のようにはなりたくないから、思い切って生きる環境を変える。その環境が自分の期待していたような理想の環境ではなくても、その選択に対し自分で責任を持つ(新しい環境が自分の理想とは違ったからといって、自分の人生が思うようにいかないことを環境のせいにしない)

30歳を過ぎると、こういう時間の積み重ね方の差が顔立ちや言動に如実に表れます。だから30歳を過ぎてからの出会いって結構面白いと思うんですよ。婚活でもオーバー30だから~とか卑屈にならないでください。今まで培ってきたものの素晴らしさが出ている顔は男女関係なく惹きつけますから。

私が環境を変えた時の記事:米軍基地でも、日本社会での社会経験は役に立ちます - Inside the gate

ホワイトニングといえば肌ではなく歯


色白でも可愛くなければ意味がない、それが在日米軍基地です。色白の不美人よりは黒すぎるアナウンサーと言われている岡副麻希さんみたいな、小麦色の肌の美人の方が断然モテます。

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可愛らしいアーモンドアイズ。まっすぐで白い歯。横須賀基地にで働いたらチップがんがん稼げるだろうけど、ベースでなんて働かないだろうな・・・。

ベースでは色の白いは七難隠さない 

でもよく考えてみたら色白の不美人よりは岡副さんみたいな小麦色の肌の美人がモテるのは、ベースの外でも同じことですね。美白にこだわるのはメディアに踊らされている女性だけで、男性は肌の白い平均レベルの顔の女性より小麦色の美女が好き。

そしてアメリカ人にとって、ホワイトニングといえばお肌よりも歯です。


試しにwhiteningで画像検索してみると、このように歯の画像がほとんど。

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そして歯並びの良さも大切!
下の画像はウェブサーフィンしていたら遭遇した短いCMなのですが、CMのモデルになるような人なのに、歯並びががたがた・・・・。

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「笑顔に勝るメイクアップはない」というけど、歯並びがよい方が好感度が高いし笑顔が輝きます。またどんなに品の良いメイクをしても、歯並びが悪い限り清潔感が手に入りません。

コスメカウンターでホワイトニングと言っても通じない

アメリカに留学していた頃(約20年前の話です)、友人がデパートのコスメカウンターで必死にホワイトニングコスメを探していたのですが、ホワイトニングと言っても通じませんでした。
「お肌を少しでも白くしたい!」とその子がブロークンイングリッシュで伝えたところ、店員さんが出してきたのはbrightening(ブライトニング)コスメでした。肌色を白くするのではなく、明るくクリアにするコスメです。多民族国家アメリカで「肌は白ければ白いほど美しい」ということを堂々と宣伝したら大問題になるでしょう。

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これで「黒すぎる」の?

小麦色の肌といえば、すみれさんなんてベースに来たらもう大変なことになりそう。


関連記事

英語教育は小学校低学年からでも遅くはないと思う理由


元子供英会話講師として4年間働き、教えた子供の数は生後8か月から17歳まで合計400人近くになる筆者にもしも自分に子供がいたら、英会話教育は早くても小学校低学年くらいから始めると思います。
ベビーコースも担当していましたが、「英語であそぼ♪」「英語に小さい頃から触れることによって、それに対する拒否反応を小さくしよう!」と言った目的で母国語も喋れないうちから英語を教えるのはやはりおかしいなぁと思っていました。
なぜなら母国語のレベルはそのまま外国語にも反映されるからです。母国語の語彙が貧しい人は、外国語を喋ってもやはり貧しく、話はつまらない。
母国語でも話し方が汚い人は、外国語を喋っても汚い
もちろん講師としてのノルマがありましたから、体験レッスンにいらしたお母様方には「まだ母国語、外国語の違いもわからない脳みそが柔らかいうちに英会話を始めると、こーんないいことがありますよぉ♪」と言って入会に持っていくわけですが、心の中では「自分に子供がいたらベビーコースなんてやらない」と思っていました。英語のシャワーを浴びるよりも、人間性を育てる方が先です。語学はそこから。

Elaine baby

日本語と英語の垣根がない赤ちゃんや幼児の方が覚えるのも早いでしょう。だけどその分忘れるのも早い!幼稚園に行けばお友達と日本語でおしゃべりするのが楽しくて仕方がないんですもの。週に1回のレッスンで習った英語なんてすぐに頭の中から押し出されてしまいます。
だから「(こういう目的があって)英語が話せるようになりたい」と言って中学生から習い始める子が、幼い頃から英会話スクールに通っていた子にあっという間に追い付いてしまうケースもあります。

関連記事:子供英会話スクールで英会話力が伸びる子の特徴 - Inside the gate

 

なぜ小学校低学年なのか

自我が確立され、母国語でもボキャブラリーがどんどん増えて、自己表現の幅が広がってきているからです。表現したいという欲求を、英語で満たさせるようにすれば楽しいでしょう?

そこでおすすめするのは、覚えることを目的としたテキストブックではなく、英語で考えて感じて描くタイプの教材です。

【対象年齢】年長~小学校2年生くらいまでの子供

開くのが苦にならないテキスト

まず「君だけの世界を描こう」という自由で気楽なタイトルがいいです。

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他の習い事で疲れていても、これなら開いてみようという気になる。
そんなわけでのびのびとフリースタイルで行くぜ!とページをめくっていくと・・・・

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傘の下に人を描くだけ。その傘からイメージする人を思い浮かべるのも楽しいでしょう。だけど最初は書かれているインストラクションがどういう意味なのかわからない・・・。だけどモチベーションがあれば

Addってなあに?
peopleってなあに?
underは?

このようにたずねてくるでしょうし、今の時代の子供達ならウェブで自分で調べてしまうでしょう。自分で推測してしまう子もいるかもしれません。


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「ジョークを描いてみて」

あれ?でも英語を使って表現の欲求を満たしてないんじゃない?
英語のインストラクションを読んでいるだけでしょう。

はい、そうですね。だけどこのくらいの年齢の子供ならば、「読もう」というモチベーションがあり、英語に触れるのが苦にならないだけでもいいです。書く力なんて後からすぐについてきます。

次のページはどんなお題があるんだろう?
そんな風にわくわくさせてくれるテキストであれば、英語に対する「難しそうだから嫌だ」という先入観が和らぎます。

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「蜂たちのためにお花を植えて」

簡単な文章ですが、動詞の後に目的語がくるとという大人なら当然気になってしまう文法的なことを気にせずに、ああそういうことか、とすっと食いつけるのが、こういう気楽なテキストのよいところです。
そして数年後に文法用語を使った授業を受けるようになって、「そういうことだったのか」と思うわけです。それでいい。文法なんて必要ない!なんて思わないでくださいね。長年勉強していると、やはり文法をはじめとする基礎は大切であるとつくづく思います。
This is a pen.というフレーズを実際にネイティブスピーカーに対して使うことは、一生に一度あるかないかでしょう。だけどこのシンプルで不自然な文章を習わなければならなかった理由は、あとからわかるものです。

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「この海底を、泳ぐもので埋め尽くして」

with things that can swim. なんて風に関係代名詞まで出てきました。大人が開いても楽しいと思います。

Draw Your World (Doodle Books) (英語) ペーパーバック – 2014/11 

Dream Big, Draw Bigger (Drawing Books) (英語) ペーパーバック – 2014/5/16


関連記事

1990年代に横須賀に駐屯していた米兵達から聞いた話 「座間が最高だった」 

横須賀基地とその周辺にいると、「横須賀基地で働くのがこれで2度目」という中年男性に遭遇します。若い頃に日本に駐屯していた彼らが中年になって横須賀に戻って来て、その変貌ぶりをちょっと寂しく思ったりするそうなのですが、それを含めてお話を聞きました。

金曜日の夜はキャンプ座間へ

1990年代、関東で最も熱かった在日米軍基地はキャンプ座間だったようです。

Ambassador Kennedy visit Camp Zama


横須賀基地に駐屯していた米兵達の間で金曜日は座間へ、土曜日は横田へ、日曜日は横須賀、という民族ならぬ兵士大移動があったそうです。
そんなに魅力的なものが座間にあったのだとしたらそれは何だったのかまでは聞きませんでしたが、とにかく1990年代は金曜日といえばキャンプ座間が盛り上がったんですって。

「(船員だけじゃなく)陸上勤務のやつらまで座間まで遊びに出かけたものだよ」

米海軍では陸上勤務(shore duty)の兵士の方がきちんとしている人が多いとはよく聞きます。実際shore dutyの兵士達は、船に乗っている兵士をanimalと呼びますからね。そんなやんちゃなアニマル達だけではなく、shore dutyの兵士達までかけつけた座間。やはり女の子が多かったのかな。
関東ではその規模からして横須賀が圧倒的に大きいわけですが、そこにいた兵士達がわざわざあんなアクセスの悪いところに何を楽しみに通ったのでしょう。謎です。そこを聞けよ!って突っ込みたい人へ。なんだかすっきりしなくてすみません。

土曜日は横田へ

Yokota Visit for LAN Party

「空軍基地は(お金があるから)海軍基地よりも様々なものが充実している」というのはよく聞きますが、おそらく米兵達が目指したのはベースではなく、ベースのすぐ外繁華街のナイトライフだったのでしょう。多分座間も。私も一度横田まで行ってみたのですが、なんかピンとこなかったんですよね。


◆その時の記事>>小説で読んで憧れて、実際に行ってみてがっかりした場所(1) - Inside the gate


だけど「土曜日は横田」というほど盛り上がっていたと聞いて腑に落ちたことが一つあります。
以前知り合いのぶらぱんAさんが「初めての相手は横田基地所属の黒人男性だったの」と言っていました。それを聞いた私は「横須賀に住んでいたらよりどりみどりだろうに、なぜ横田の兵士と?」と不思議に思いましたが、その時一緒にいたぶらぱんBさんが「Aちゃんはね、横田遠征時代があったの」とこそっと教えてくれました。毎週末横田に遠征していたのですって。横須賀から遠征したくなるほどの魅力がある横田。もうこれは盛りのついた男女の化学反応しか考えられません。

白人兵士は肩身が狭かったAクラのヒップホップナイト

確かこれも1990年代の話だったと思うのですが、横須賀基地のAクラにヒップホップナイトというものがあったそうです。そこに白人兵士が顔を出し、日本人女性に声をかけると「黒人しか興味がないの!!」と言われたそうです。すごいですよね。今の横須賀基地ではこういう品種のメスは見かけられなくなりました。ハードコアなぶらぱんだけでなく、ぱっと見でそれとわかるwhoreが少なくなりました。ベースからはじき出されてどぶ板に潜んでいることでしょう。


【編集後記】

横須賀で素泊まりできる宿 翁美家旅館が閉店しました・・・ - Inside the gateという記事で90年代にぶいぶいいわせていた方々、あるいはぶいぶい言わせていたご友人をお持ちの方々をあぶりだしたので、そのぎらぎらしていた90年代後半~2005年あたりについての記事を書きました。

関連記事:今のどぶ板も十分妖気と活気に満ち溢れています - Inside the gate

珍獣、猛獣使いになって横須賀基地をすいすい泳ぐ

陰湿な日本人村と見切りをつける前に考えてみよう - Inside the gateという記事の続きです。
横須賀基地の珍獣、猛獣は絶滅の危機に瀕しているでしょう。なぜなら横須賀基地に就職することがまだまだ簡単だった時代だからこそ入れたような人は、強力なコネがない限り、もはや採用されないからです。ここ数年雇われた人達は、ベースの外でそこそこ経験を積んだ常識のある人達が多いはずです。
人間関係に関する悩みは日本中、世界中どこに行ってもついてくるものですから、そういう悩みのない楽園を探すよりも、極力悩まないようにする=割り切れる思考回路を手に入れる方が現実的です。
そんな希少品種をわかりやすく描写してくださった方がいるのでシェアしたいと思います。この記事の冒頭で紹介した記事に投稿されたMira様からのコメントです。

まともに相手をするだけ労力の無駄な人種の見極めが早い段階でできる

変な人(特に女性従業員)の割合が実際そんなに多い横須賀基地であれば、私は逆にある意味、自分の身の振り方を決めるのが楽なのではと勝手に思っています。

私もこれは同感です。変な人アラートが大音量で鳴る環境を想像してみてください。
「あ、あの人アメリカ人至上主義だな」
「夫がアメリカ人であるということに必要以上にステイタスを感じている女だな」
「あんな変な英語をあれだけ得意げに喋るんだから、頭の悪い人なのだろう」
などとすぐにわかれば対策がとりやすい=身の振り方が決まります。
仲良くならなくてもいい、好きにならなくてもいいのです。そういう猛獣達について学習し、仕事中だけうまくやれればよいのです。

SDIM1149

「妬みや僻みの対象にならず、珍獣、猛獣達の懐にすっと入って行きたい」と急がない方がいい

でも陰湿な変な女性(特に集団でいろいろ陰で何かする人達)って米軍基地に限らず一般企業にも沢山存在するとは思いますが、横須賀基地の変な人達は外見も含めて、わかりやすい変さの人達が多いのかもと勝手に想像しています。妬みや僻みの表現の仕方がわかりやすい女性が多そう。これもまた私の勝手な想像です。

面倒な人達はベースの中だけでなく、確かに外にもいます。だけど在日米軍基地の中の変な人達はMira様がおっしゃるように、ちょっと特殊です。かぶれている人が多いからしようがないのでしょう。

私が接客業に就いていた時は、客としてやってくるMLCの女性従業員やアメリカ人男性と結婚した日本人女性に変な人が多かったですね(変な人は圧倒的に女が多い)。
それから妬みや僻みの表現ですが、確かにこれもわかりやすいです。綺麗で英語力もあると、その本人がどんなに控えめにしていても、やはり輝いている人を周囲は放っておかないわけで、どんどんその輝きの源に客が集まってきてしまうでしょう。
そんなきらきらした人が「敵を作らないように控えめにしよう」と思ってもやはり最初の一年くらいは昔からいる従業員達にとってある程度「何をやっても気に食わない人、嫌味な人」に見えてしまうのはしかたがないことですが、従業員間のくだらないドラマにも巻き込まれず、淡々と仕事をしているうちに村人達にも受け入れられてゆくことでしょう。自分からどかどか入っていこうとしないことも大切です。


just three goals

和洋折衷のいいとこどりみたいな人もたまにいますが、そういう人との出会いは貴重ですから、大切にしましょう。

横須賀基地の中でもサービス業に就業されている方々はカスタマーを相手にしなければならないのでどちらかと言うと忙しいでしょうけれど、事務職に限っては一部の事務職の女性は基本的に暇なんだと思います。

事務職=定時退勤は魅力的。村の掟を理解してその中でうまく立ち回れる人にはおすすめ

確かに接客業はなんだかんだいってばたばたしていますから、同僚の粗探しをしている余裕はありませんが、事務職だと確かにその余裕がありますよね・・・(苦笑)。
事務職に関して耳に入ってくるのはまさに陰湿な日本人村という話で、本当にどこもいい話を聞かないのは、暇だからなのだろうとMira様のコメントを読んでいてようやく腑に落ちました。だからあれだけしょっちゅう空席広報が出ているのでしょう。
基地の事務職はベースの外と同じで、その部署に古くからいる人達が作り上げた文化やルールを覚えて、それに染まったふりをして働いていればいいのだと思います。
「今時こんなことしてるの?非合理的だしもっと簡単にミスを防ぐ方法はいくらでもある」と思っても、そういう無駄な部分は見なかったことにして働き続ければよいのです。だっておそらく事務職を募集している側は、賢くて仕事ができる人間が欲しいわけではないのですもの。この点が気にならなければ、事務職はおすすめです。昼間の決まった時間に退勤できるのは、接客業に就いていた頃の私の夢でした。

また仕事中は色々理不尽なことがあったり、日本人村に入っちゃって「こんなはずじゃなかったのに・・・」と思うかもしれません。心が折れることもあるでしょう。だけどあなたはゲートパスを手に入れたのです。ゲートの内側の世界とつながっている限り、何か面白いこと、いいことがあるかもしれませんよ。

 

関連記事

英語学習で何がきついかっていうと・・・

横須賀基地で働いていた頃、そして今も、私は日々英語を話していて「これって何て言ったらいいのかわからない」「どう返したらいいのかわからない」にぶちあたります。だから楽しいんだろうな。先日もあえて壁にぶち当たってうちのめされるためにコーヒー飲みに行ってきました。

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【英語】コーヒー2杯の値段で受けられる最高のプライベートレッスン - Inside the gateという記事を昔書きましたが、やはり英語で語れる、表現できることの限界を感じると気持ちが疲れます。だけどこの限界を引き上げてもっといろんなことが語り合えたらいいなという気持ちになるためにも、ネイティブスピーカーの友達とのコーヒーは定期的に行きたいです。夫は自分が楽をするために私がわかるようなレベルの単語やイディオムだけを使って、手加減して話しますから。

英語学習で最も高い壁。それは日本独自のものを英訳してわかりやすく伝えること

英→日、英⇔英は比較的楽でも、日→英になると脳みそにかかる負荷が大きくなります。ボキャブラリーの豊かさと比例するのがこの負荷の大きさでしょう。だからこそ、日→英は英語学習をしていて最もきつい部分だと思うのです。
例えば居酒屋に行ってお通しでオクラとエノキの昆布和えが提供されても、私は即座に訳せません。オクラとエノキは大丈夫だし、昆布もそれ単体ならOK.でも昆布和えのひと手間と美味しさのような、Google Translateが翻訳しきれないことを即座に伝えるということが、自分にはできないのです。だから夫と行きたいなと思うお店は、事前にウェブでメニューを見て英訳できるようにしていきます。
二つ目の例としては「油で揚げていない唐揚げ」。

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予定を変更して外食することにしたある夜、下調べなしのぶっつけ本番で入ったお店で遭遇して、仕方がないのでfried chicken with no oilと言いました。わかればいい、というレベルで。もうちょっと美味しそうなそそる翻訳をしたかったんだけどなぁ。
だけど常にこのように事前準備ができるとも限りませんから、その場でできる限り英訳しなければいけないような時間を過ごすと、帰宅してから勉強したいモチベーションに駆られて眠れません。勉強方法ですが、デスクに向かって自主学習はもちろん必須だし、あとは日本で生活しているネイティブスピーカーと話すと、日本のことを英語でわかりやすく話すための表現方法がストックできます

 

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