Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

実録 ベースで働くってこんな感じ

横須賀基地で働くうえで英語力よりも必要なもの

横須賀基地という閉ざされた村の中ですいすい泳いでいくことと、日本の超ドメスティックな企業の人間関係の中でうまくやっていくことで大きく異なる点と言えば語学の壁です。この壁を取り払って周囲とうまくやっていくためにやはり英語力は確かに役に立ちま…

ベースの中の日本人村 採用されてからでは遅すぎる。応募する前に情報収集しよう (2) 

日本人特有の面倒くささから逃れるために米軍基地に就職したのに、入ってみたらその面倒くささがぎゅっと濃縮還元されたような日本人村だったら・・・・なんてことのないように情報収集は欠かせません。応募する前に情報収集しておいてよかったぁ~♪と思う日…

横須賀基地のダイニングのサーバーを見ていて思ったこと

Officers' Club, CPO Club(現在メンテナンスのため閉鎖中)、Club Allianceのダイニングで食事をする度に感じていたことなのですが、この3つのダイニングで働くサーバーは男女ともに太っている人っていませんよね。これは日本のある程度有名なレストランにも…

横須賀基地で働く場合、有休はとりやすいのか?

在日米軍基地と聞くと、「プライベートを犠牲にしてサービス残業やってうつ病になるまで働いてね!」という日系企業とは違い、有休がとりやすそうなイメージを持たれる方も多いでしょう。私もそう思っていたし、実際に働いてみたらとりやすかったです。その…

モンスター従業員のトレーニング

華やかなキャリアを築くこともなく無駄に長い私の社会人生活で出会った中で、最強・最悪の従業員について書きます。モンスター以上にしっくりくる描写が見つかり次第記事のタイトルとニックネームも変えます。このモンスター従業員はまるでエスターのようで…

アメリカ人をいらっとさせるカスタマーサービス(1)

日本の接客のきめ細かさは「やってもらって当然」という、日本人客独特の要求の高さや細かさによる賜物なのかもしれません。それは海外に出ると身に染みて感じます。だけど私は横須賀基地で働いていた時、日本人のカスタマーサービスの上っ面だけの礼儀正し…

日本人特有の「病気でも頑張る!」というパフォーマンスはアメリカ人の目に異様に映る

ベースに勤めていた頃の話です。 「あいつまた休みなんですよ。信じらんない。マリアさんがおとといやつに会った時、彼女具合悪そうでした?」 日本人女性従業員真由美さん(仮名)が私にこう聞いてきました。真由美さんは、他の従業員が病欠して自分がカバ…

横須賀基地は「先に入った者勝ち」だとつくづく思う

「こんな人でも切られることなく、各種手当をもらって働き続けることができるのかぁ」それが横須賀基地です。その「こんな人」には地域手当も住宅手当も出ていますし、賞与も出ます。有休だって年間30日以上あります。私が初めて衝撃を受けた時のお話をしま…

ベース内で異動して感じたこと(接客業→事務職) (2)

ベース内で異動して感じたこと(接客業→事務職) - Inside the gateという記事の続きです。 事務職になって感じたことの一つにこんなことを挙げました。 フィリピン人がほとんど出入りしないオフィスだったため、タガログ語が聴こえてくることが激減した。そ…

ベース内で異動して感じたこと(接客業→事務職)

接客業から事務職に異動した理由は、事務職なら老いが気にならないと思ったから(笑)。接客業だと経験を積み重ねればよりよい接客ができるようになりますが、そこは米軍基地です。客のほとんどがアメリカ人男性。やはり接客する側が若くて綺麗な方がサービ…

悪臭というインターナショナルな共通点は言語の壁を越える

昔々、ニコラスというアメリカ人男性の同僚に車で自宅まで送ってもらったある夜のこと。私の他に竹田さんという日本人男性従業員も同乗していました。最初は三人で話していたのですが、私と竹田さんがつい日本語で盛り上がりすぎてしまいました。そしてその…

ベースで接客していて日本人客を見分ける方法

「日本人男性じゃないな」と思うアジアンのルックス - Inside the gateという記事におかだ様というな読者の方からこんなコメントをいただきました。 マリアさんはじめまして。私は学生で、横須賀ベースのとある飲食店でアルバイトをしています。マリアさんの…

「いやん、それはハラスメント」とびくびくしていると仕事にならない横須賀基地(1)

「客に何か言われたら、相手が気が済むまで平謝り」という光景はまず見られない横須賀基地。お客様は宝物ですが神様ではありません。そこで接客業に就いていた時に感じたこと、学んだことです。私よりもうんと若いのに、頭の回転が速くて機転とはったりの利…

なぜ日本人従業員はうつ病になったり自殺するほど人間関係に苦しむのか

「自分自身が媚びるのも嫌だし、上司やお局に媚びている同僚を見ていることすら嫌。そんなことをするのは日本人だけ」そういう社会から逃げたいと思っても無駄です。横須賀基地のゲートの向こうでも、やっぱりいろいろあります。媚びなくてもやっていけるほ…

横須賀基地の村人ともうまくやっていこう

横須賀基地で働いていると、「この人はベースの外の世界を知らないんだろうな」という日本人達に出会います。特徴としては: 髪型・服装・メイクがどことなく古臭い(80年年代後半~90年代初頭を引きずっている) 仕事がたいしてできなくても古いというだ…

横須賀基地のバーで飲む時、バーテンダーにチップはあげたほうがよいの?

横須賀基地の飲食店で食事をしたら、サーバーにチップを残すものと知っている人は多くても、バーテンダーってどうなの?と思っている人はいませんか?それとも気に留めたことすらない?バーテンダーにとってもチップはexpected(常識的に考えてあげるべき)…

【横須賀基地】どうしたらチップを稼げる?

横須賀基地の飲食店で接客業(ウェイトスタッフ/バーテンダー)に就いているとチップをもらえることが多いです。飲食代金よりも高いチップをつけてくれたお客様には「いったい私/僕のサービスのどこにそれほど喜んでいただけたのですか?」と聞きたくなる…

横須賀基地内で異動させられたわけありの正職員達(IHA)

横須賀基地の正職員(IHA/MLC)はよほどのことをしない限り解雇される心配はありません。問題のある正職員は、切られないかわりに、ベースの他の施設に異動(トランスファー)させられます。 個人的な好き嫌いはセーフ。危ない人・おかしい人・あまりにも使…

横須賀基地で出会った超ドメ日本人従業員の特徴

私に「馬鹿な客には毅然とした態度で接するように!」とアドバイスしてくれたカイルの記事の前に、ちょっと気分転換しましょう。横須賀基地の空席に応募しようとする人達の多くは、以下のような動機で応募されているのではないかと思います。 英語力が活かせ…

言うべきことははっきりと言おう アメリカ風a**holeモード発動

横須賀基地で接客業に就きたいという方は和洋折衷で行くといいよ(2) - Inside the gateという記事の続きです。日本人従業員でしかも女性というだけでなめられがち。だから君も時には嫌な奴になってがつんというべきだ!と言ったアメリカ人男性従業員・カ…

Storm Watch 台風が直撃する恐れのある横須賀基地はこんなことになるそうです

数時間後に台風がやってくる予定の横須賀は、とっても静かです。これが嵐の前の静けさってやつでしょうか。まずはCO(Commading Officer)のジェフリー・キム氏のお話。 それからベース内の施設はほとんどが閉鎖されます。ゲート自体が閉鎖されるでしょうね。A…

米軍基地の日本人従業員の態度はいまだに悪いのか?

在日米軍基地で働く日本人従業員の態度の悪さについては色んな話を聞きますよね。私は幸いにも一度も嫌な思いをしたことがありません。デブだから迫力あるのかな・・・。皆さんフレンドリーだけどなれなれしくなくて、私は好きです。店員さんも、事務員の方…

「日本人だからといってなめられないように」と思って虚勢を張ると逆効果

米軍関係者による医療費の未払いを防ぐために、横須賀市内の病院はこんなことをしている - Inside the gateという記事に、Williams様という読者の方からいただいたコメントの一部に「日本人優しいから、なめられちゃうこともあるんですかね…苦笑」と書かれて…

"Do you know who I am?"と聞かれたら・・・・

ベース勤務にしていた頃のある日のことです。そのアメリカ人男性客は中年くらいだと思われましたが、ちょっとセクシーで素敵な人でした。スーツを着たらLEONのモデルとして使ってもらえそうな感じ。その男性客が私の前に座ったので挨拶をし、互いに自己紹介…

「英語が使える仕事がしたい!」という人の接客をやや鬱陶しく感じる理由

英語が使える仕事をしたいから横須賀基地の空席に応募して、そして採用されましたという人は多いでしょう。その気持ちはわかります。英語よりもタガログ語のほうがたくさん聞こえてくる日も少なくはありませんが、やはりお客様のほとんどがアメリカ人ですか…

日本人従業員同士でついやってしまうこと

横須賀基地で働く非アメリカ人従業員の中で、最も大きな勢力を誇るのはフィリピン人達です。在日米軍基地なのに、日本人じゃないんですよ・・・・。日本人がフィリピン人に気を遣いながら働いている、不思議な環境です。恐るべし、彼らの繁殖力ですよ。です…

やたらとチップが多く、電話番号もよく渡される日があった その法則とは

私が誰から見ても美人、可愛いという顔に生まれて来ていたら、毎日のようにたくさんチップをもらって電話番号(今ならLINEのIDか)を渡されたり聞かれたりしていたでしょう。そういうことが毎日あって当然、といった人生を歩むのです。武田久美子さんによる…

ベースで働いていて、日本社会よりここが楽だと感じた点

日本社会で生きていて疲れる理由は人それぞれ。自分にだって問題はあるわけですから、社会の構造のせいだけにはできません。環境を変えたからといって幸せになれるわけではないのです。だけどベースで働き出して、私はフィリピン人従業員の多さに、日本人で…

出る杭は打たれる社会 

私はベースの中で働く前に、外で社会人生活を経験しました。だからベースの中って楽だなぁと思ったんですよ。でもベースの中だって楽園ではありません。やはり出る杭が打たれるのは中でも外でも同じことだと思いました。この本を読んでからもう5年も経ったの…

日本人の団体客のテーブル担当になるとモチベーションが下がるのは理解できます

「日本人だけの団体客のテーブルはモチベーションが下がるよね」「一応基本給はもらっているわけだから、普通にサービスはするけど、やっぱりチップがもらえないのなら手は抜きたくなるよね。特に忙しくなってきたら、チップをくれそうなテーブルを優先しち…