Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

国籍で人を警戒してしまうのは、人種差別ではない

知人のアメリカ人男性: 「僕は遊びではなく、きちんと一対一でおつきあいする女性にはかなりうるさいよ。白人の女はいやだし黒人もちょっとなあ。あ、最悪なのはメキシカン。あいつらうるさすぎるんだよ」

私:「じゃあジェニファーは?」

知人のアメリカ人男性:「ジェニファーかぁ。可愛いしいい娘だし胸も大きいけど、フィリピーナだろ」

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photo by sobri

 最後の知人男性のセリフを読んで人種差別だわ!と思った方、いらっしゃいますか?私は人種差別だとは思いません。 
フィリピーナ達の肩には母国で暮らす家族の生活がのしかかっています。彼女達と結婚したらそれをともに背負っていかなくてはなりません。彼女達は基本的に送金は自分達で稼いだお金からしているので、結婚相手に負担を求めることはほぼありませんが、それでもやはり、彼女達は外貨獲得目的のために諸外国で働き続けることが必要で、長期滞在するにはその国の国民と結婚するのが一番手っ取り早いのです

だけど結婚相手に選ばれた側にしてみれば結婚相手は別に僕/私でなくてもよかったのではないか、という思いをくすぶらせたまま送る結婚生活などごめんだ、と思いたくもなるでしょう。ただそう思える男性は、それなりに恋愛経験もあって、少なくとも本気で恋をして愛し愛する喜びを知っている人達です。
ですからフィリピーナ達は最初からそういう男性をターゲットからはずします。異性に縁遠い人生を歩んできて結婚というイベントがまぶしすぎる男性を狙うのです。

fromのような感覚で使うout of

ちょっと英語のお勉強です。out of....というと「......のない状態」をまず思い浮かべてしまいます。例えば"We're out of cilantro today."「本日パクチーは欠品です」とかね。でもまるでfromのような感覚で使うout ofはよく聞きます。例えばフィリピン人女性の結婚について。

Leina married out of love, not for a better life.
「レイナはよりよい人生のためではなく、愛から結婚した=愛のために結婚した」

日本の永住権目当てで日本人男性と結婚する外国人女性の話をアメリカ人がする場合、out of lovefor a better lifeはよくセットで登場します。for a permanent residenceとピンポイントで言うのではなく、for a better lifeとやんわりと表現(やんわりなのか?)するところがポイント。