Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

英語が話せてよかったな、と思ったのはこんな時(1)


頭の中の世界地図を一人で色塗りしているよりも、自分がまだ見ぬ国の人からその国や文化、人々の話を聞いて、そっと頭の中の世界地図を白地図に戻す瞬間、私は英語が話せてよかったな、と思うのです。

小さい頃から地図を眺めるのが好きでした。自宅においてあったゼンリンの住宅地図なんて何時間眺めていても飽きなかったし、書き込みもしました(それで怒られた)。
デスクマットも普通の小さい女 の子なら可愛いキャラクターもののデスクマットを欲しがりそうなものですが、私は6歳でやっと勉強机を買ってもらった時、デスクマットは迷わず世界地図を選びました。そして一人でデスクに向かっては、世界地図 をじぃっと眺めているような子供でした。

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最近の発見はポーランドについて。

仕事を通じてポーランド人男性と知り合ったのですが、私はお恥ずかしながら「スラブ系の言語はみんなどれもロシア語と似ている」と思いこんでいました。ロシアあってのスラブだろ、みたいな感じ。なので「ポーランド人はロシア語を聴いても理解できる部分がたくさんあるのですか?」とぬけぬけと聞いてみたところ「ロシア語とは似ていません。でも・・・」とのこと(恥)。

「ポーランド語で使われるアルファベットは英語で使われるものと一緒だけど、ロシア語では独自の文字を使っていますからね」

Путин сегодня → 何?この文字を見ても想像もつきませんものね。ロシア語はモロゾフ、タチアナ、くらいしかわかりません。っていうか両方人名だし。

「でもウクライナ人とは互いの言語で話しても話が通じますよ。僕がポーランド語で話しかけて、あちらはウクライナ語で話す。それでもなんとなくわかる部分はたくさんあります。それからチェコとスロバキアの人達とも意思の疎通ができます」

島国で生まれ育った私としては、こういうのがすごく羨ましいというか、好奇心に火をつけられてしまうのです。
そしてこうやって好奇心が満たせるのが楽しい。英語が話せると、話せる人の数が増えるって本当です。他の言語を話せるようになったらもっと話せる人が増えるってことだけど、もう今からでは難しいので、日本語と英語だけ豊かにしていこうと思います。

まだ見ぬ国の人から聞くお話も楽しい。だけど聞いていると旅したくなります。やっぱり自分の目で見てみたい。

この旅行ブログが面白い (残念ながら更新終了しています)

waruwagon.exblog.jp


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