電車内に貼られている英会話スクールのポスターはたいてい爽やかですよね。某スクールは外国人講師だけでなく、世界のKitanoを起用してインターナショナルな雰囲気をかもし出そうとしていたこともありますが、実態は大きく異なります。
英会話スクールで働いている外国人がどんな人達なのか知っておきましょう。
1.教えることにプロ意識を持っている人はきわめて少ない。
残念ながら、教えることを生業にしようと思ってこの職につく人はほとんどいません。来日する手段、在留手段としてこの道を選ぶ(というかこの道しかない)人がほとんどです。
ごくまれに「この人は教えるために生まれてきたのではないか」と思うほど素晴らしい講師もいますが、当然教えるスキルにはばらつきが出てきます。
2.基本的に旅行者と同じ感覚である。
photo by ldandersen
私がともに働いた外国人講師達は、一年契約が満期になる三ヶ月前くらいになると、契約更新の意思確認をされていましたが、全員更新せずに帰りました。みな母国で「本当の生活」が待っているからです。
ゴールが明確な彼女達にとって、日本で教えた、暮らしたという経験は通過点でしかありませんから、日本に暮らしている間も、居住者というよりは、どこかしら旅行者と同じ感覚だなぁと思うことがありました。地に足がついていないんですよね。毎週末ラリっている男性講師とか。当然ですよね。根を張る場所ではないのですから・・・。
3.講師は商品。外見重視している部分は否めない。
英会話スクールもビジネスですから、講師にホスト、ホステスのようなことを求める部分はあります。モデルのように美しくある必要はありませんが、やはりできる限り見た目のよい人、というのが採用する側の本音です。
私の知人はスクールのマネジャーにこういわれたそうです。
「お願いだからリップスティックをちゃんと塗って頂戴。レッスンなんてたいして頑張らなくていいから、綺麗にしてくれていればそれでいいわ」
それほど教えることに熱心ではなかった彼女も、マネジャーにこれを言われた時は、生徒達が可哀相だと思ったそうです。
以上のことを頭に入れて、英会話スクールをリサーチしてみてください。お金を無駄にしないためにも、一番いいのは口コミですね。信頼できる友達が「いいよ」と言っているところに限ります。
★個人的にはチケット制のところはやめておいた方がいいと思います。
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