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Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

憧れていた上方文化の実像

netgeek.biz

 
私が初めて大阪に行ったのは15歳の時でした。その時の衝撃を今でも覚えています。今思い返してみると、留学するために海外に出た時よりもカルチャーショックが大きかったです。

特急から冬の暗い日本海の荒波を眺め、駅弁を食べて、そしてようやく到着した大阪のまぶしかったこと!
街を歩いていれば関西弁が聞こえてくるのは当然なのに、小さい子供が関西弁を話しているのを聞いて驚いたり、派手な色の服を着ている人が多いとか、たこ焼き屋で「たこ焼きをタコ抜きでな~。あっはっはっは!!!」と注文している老夫婦とか、そういうことすべてがとても新鮮だったのです。

なのに大人になってからというもの、大阪(というより大阪市)といえば、生活保護を受けている人が多いと言った情報が入ってくるようになり、私が15歳の時に見た上方文化の魔法みたいなものが切れた感じがしました。

http://www.flickr.com/photos/43742518@N03/15349221618

photo by kimtetsu

だけど大阪は何も変わってはいなかったのです。私が15歳の時から、生活保護を受けていた人はたくさんいただろうし、その頃が特別華々しかったわけではありません。私が何も知らなかっただけなのです。魔法が切れたのではなく、実像が見えていなかっただけ。

 

さいごの色街 飛田 (新潮文庫)

最後に大阪に行ってからもう10年経ちます。
USJにすら行っていないということになりますが、興味がわきません。それよりも生野のコリアンタウンをびびらずに歩けるか、とか箕面で敬愛する上沼恵美子さんの豪邸見学とか、あの大阪の複雑な地下鉄や私鉄を乗りこなせるか、とかそういうものを楽しんでみたいです。

osakadeep.info