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Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

アメリカの美の伝道師から学んだのは、結局インナービューティーの大切さでした

 

日本のハーフ市場の縮図 ベースとHonch - Inside the gate という記事にいただいたコメントを拝見し、「はっ!このブログで書くべきなのに、まだ書いていないネタがあるわ!」と思い出しました。ことら様、コメントありがとうございました。

このブログで書くべきネタとは・・・
素人の女性達がヘアメイクのコツを教えてくれるmakeup tutorial video(メイクアップ・テュートリアル・ビデオ)というものがあります。わかりやすく和製英語で言うとレッスンビデオ。



「モデルなんだから何をやったって綺麗に決まってるよね」というところに落ち着くプロによるテュートリアルではなく、素人だからこそ参考になる部分が沢山あります。
ただいくら素人とはいえ、私達みたいな平たい顔族が彫りの深い顔立ちの異人種のレッスンビデオを見ても、参考にならないでしょ?
だから私もことら様がおっしゃるように、見るとしたら同じような平たい顔族=アジア系アメリカ人女性の動画を見て選んでいました。そっちの方が参考になります。
初めて見たのは上の動画のWendy(ウェンディ)さんの動画でした。ブログを見るとフルネームが書いてあって、Wendy Nguyen(ウェンディ・グェン)とあるので、ベトナム系ですね。メイクアップのテュートリアルは少なくて、彼女の大好きな分野であるスタイリングの動画に力を入れていらっしゃいます。(ことら様へ:ウェンディさんは先日ちらっと書いた「ボーイフレンドとのラブな動画をアップしているbeauty blogger」ではありません)
彼女の動画の人気の理由は彼女の好感度、そして「楽しさ」だと思います。ファッションって、そもそも楽しいんだって思い出させてくれる。遊び心がある。

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テュートリアル・ビデオを見るようになったきっかけ

私はシニヨンが一人でできなかったのですが、友達が「じゃあこの動画見てSock bun(要らない靴下を切って活用して作ったシニヨン)やってみれば」と、本記事の冒頭に貼った動画を教えてくれたのが、テュートリアル・ビデオとの出会いでした。
そしてWendyさん達のような「親しみのあるbeauty/fashon mogul」という存在であることを生業にしている人達がいることを知ったのです。

だけどこういうビデオをアップする人達って、もはや素人の域ではないんですよ。例えばWendyさんの動画を見ていると、照明もやはりきちんとしていますよね。写真、動画は光が命ですから。そしてファンの数

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各SNSのフォロワーが下手な芸能人よりも多いのです。もう素人じゃない(笑)。当然「うちの商品を紹介してください」というオファーだって来るでしょう。
Wendyさんのプロモーション動画。

「素人の癖にこんな動画撮っちゃって(笑)」という人達の存在など、Wendyさんは最初から想定していたでしょう。Haters are gonna hate. といいますから。 それに彼女のようにスタイリングを紹介している人につっこみを入れる人は後を絶たないはずです。「どこがお洒落なのかわかんない」とかね。
ファッションに関わらず、どの分野にも「自分はわかってる」系の面倒くさい人はいますから(何をわかっているのかは謎)、そういう輩の目に自分を晒す強さも持っていないと、こういうことを仕事にはできません。

好きなところを、好きな時に旅する。
お金がもたらしてくれた自由。

"None of these would've been possible without you."
「これらのどれもあなた達なしでは成し得なかった」

そういって締めくくられるこの動画。このフレーズの後に、Wendyさんのチャンネル登録者のプロフィール画像がぱぁっっと出てきて、最後には一枚の絵のようになる。
同性ウケが生命線になる仕事を選んだ人は、やっぱりこういうところが違うなぁと思ったのです。これなら彼女のファンも自分達が「飯の種」とわかっていても、応援しようと思うはずです。
もしかするとイメージコンサルタントをはじめとするアドバイザーを雇っているのかもしれません。自分自身を商品として売っていく人は、独りよがりでは絶対に売れないし、第三者目線は大切ですからね。

 動画を作るにも、普通に作っていたら視聴されません。埋もれないために、飽きられないために戦略を練る。だけど洗練されすぎて、親近感をもてなくなったファンが離れて行った、なんてことのないように、隣のお姉さんっぽいイメージをプロジェクトする。
ウェンディさんご本人にもアイデアはたくさんあると思いますが、それをうまくヴィジュアル化するために、プロを雇って構成・編集を考える。
こういう投資のリターンは、誰も保証してくれません。若い女性がリスクをとって勝負に出る。

飛び降りる瞬間の怖さと、そのまま風を受けて舞い上がっていったところで見えた景色の素晴らしさは、飛び降りてみた人にしかわかりません。

私はこの動画がお気に入りです♪

www.youtube.com


Wendyさんのブログ。生い立ちについても書かれています。

www.wendyslookbook.com

 
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