沖縄で起きた米海兵隊員の飲酒運転により犠牲者が出たことを受けて、米軍関係者の飲酒禁止・制限が始まって約1週間が経とうとしています。
ある晩の真夜中(0時くらい)のどぶ板の様子はこんな感じでがらんとしていました。
(ホテルニューヨコスカ前)
もうほとんどのお店が閉店済み。開けておく価値がないのでしょう。中国人のマッサージ嬢達の姿まで消えていましたが、もうそろそろストリートに戻ってきた頃でしょう。
ちなみにこの通りは賑わっている夜はこんな感じ。
レーガン出港直前のある夜の様子です。
売り上げの大部分を米軍関係者達に依存しているバーがほとんどで、それらが痛手を喰らっている間に自分だけほくほくしているのがここ。
Soul Embassyの安定感
完全に独り勝ちしているSoul Embassy。
かつては黒人男性と彼ら目当ての日本人女性に占拠されていたこのバーも、今やすっかりドメスティックなバーになりました。
客層の変化に驚いて投稿した記事>>Soul Embassy便り ただの若気の至りか。それとも・・・・ - Inside the gate
客層が日本人中心だと、このように飲酒制限中でも売り上げにほとんど影響はないでしょう。逆に普段から米兵やコントラクター、そして彼ら目当ての日本人の女の子やおばさん達ばかり集まるお店は、このような非常事態の場合経営的にかなり厳しくなるはずです。
だからといってリスクヘッジとして普段から日本人客も入りたくなるような雰囲気にしようとすると、どぶ板の売りでもあるアメリカンな雰囲気が店から消えてしまいつまらなくなってしまいますから、難しいところですね。
それからかつてこのようにインタビューを受けていたJamminも普段から日本人客が多いお店です。痛手を受けているとインタビューで答えていますが、私が見た感じではClub54などに比べたらそれほど厳しい状況ではないようです。
この飲酒制限なのですが、果たして効果があるのかどうかということです。そのことについては過去に記事で書いています>>【横須賀基地】今夜から飲酒制限解除になるようです - Inside the gate
飲酒制限はバカの駆除方法、バカへの制裁として設けられているわけではありません。事故が起きた沖縄では、将兵達は飲酒のみならず外出も制限されているとのこと。
日本に送り込まれる兵士達は厳しい審査やバックグラウンドチェックを通過した者のみのはずですが、今回のような痛ましい事件がなくなることはないのでしょうか。「魔が差した」では済まされない、取り返しのつかないことをしてからでは遅すぎるというのに。
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