Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

祈るだけでは何も変わらないということを神は教えないのか

キリストの名を出しても新興宗教特有の胡散臭さはやはり消えないものですね。
フィリピン本国と同様、ここ横須賀で暮らすフィリピン人の多くがカトリック教徒ですが、横須賀在住のフィリピン人達の中にはカトリックからキリスト教の他の宗派に改宗する人がここ数年でだいぶ増えているようです(念のために言っておくとバプティスト教会ではありませんよ)。

その教会は新興宗教で、毎月収入から一定率を牧師に収めることになっています。私の知人も数人この教会に通っています。彼女達の共通点は:

  • 40代後半~50代半ば
  • 経済的な問題、男性問題を抱えている
  • 教会に通っているのにどんどん枯れてゆく

というところです。白髪が一気に増え、げっそりしてきて干し柿みたいになっている。ブロンドに染めても白髪が増える勢いには追いつかない。魔女のような形相は牧師さんに搾りとられた結果なのかと思うほどです。

Witch


私の知っているフィリピン人男性(カトリック教徒)がこの新興宗教に疑心を抱いていて、この新興宗教に勧誘された時本気でキレてしまいました。

勧誘した干し柿:「この教会に通うようになれば性格もよくなる。生活も潤う」
勧誘された男性:「じゃあ俺は性格が悪いのかよ?あんたを見ていても性格もよくなってないし生活が潤っているようには見えないんだけどどういうことだよ?!」

私が共感したのは、この男性のこの言葉でした。
「あの教会に通ってるおばさん達の中には、かなり深刻に経済的に困窮している人もいるのに、そういう人達に『皆で少しずつ援助しよう』という教会員が一人もいないんだぞ。牧師に寄贈することだけに精いっぱいでさ」

牧師の説教を聞いている時だけ、自分が抱えている問題の存在を忘れることができる。これだけでも毎月お金を払う価値があるのでしょう。だけどその問題と向き合うことができるのは自分自身しかいません。
弁が立つこのフィリピン人男性は「バイブルのここのところ説明してくれよ。(説明が終わる)それは説明じゃなくてただ読んでるだけだろ」と勧誘してきたおばさんに突っ込んだそうですが、さすがにおばさんは何も言い返せなかったそうです。
だけど少し時間が経つとまた教会の話をしてくる。例えばこの男性が何か大きなことを成し遂げた時。
「それはね、私がお祈りしたからだよ。祈りの力だよ」
男性ははっきりこういい返しました。
「違うよ。俺が頑張ったからだよ」

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