Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

It's over. あなたは恋をして、ここまで常軌を逸脱したことはありますか?


このブログは検索結果からの流入も多いのですが、「米軍基地 勤務先電話番号」というキーワードを検索してくる方もいらっしゃいます。
以下は私の勝手な想像ですが、こういうキーワードを検索しているのはおそらく女性で、しかも相手(米兵)の携帯電話にかけてももうつながらない=無視される、拒否されている人達ではありませんか?だから相手の勤務先にかけてみようってことなのでしょうか・・・・。携帯にかけてもつかまらないのなら、もうやめたほうがいいですよ。これ以上続けても自分が惨めになるだけです。

It's over.

http://www.flickr.com/photos/28085418@N07/6479099407

photo by Sharon Drummond


どうしてもあきらめきれませんか?それなら気の済むまでやってみるのもいいと思います。私が見かけたケースでこんなものがありました。


横須賀基地のメインゲート前を16号線が走り、そこに陸橋がかかっています。そしてその陸橋に女性があるサインを持って立っていました。

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ピンク色の画用紙に手書き、そして英語で「誰か私をベースに入れてください」と書かれていました。
横浜スタジアム脇で「チケット譲ってください」というサインを持って立っている人達とはだいぶ事情が違うのは明らかです。
エスコート権があるのは米海軍に所属する人間とその家族です(他にもコントラクターなんかも含まれるのかもしれませんが、そこらへんは不確かです)。
彼らにエスコートしてもらえば、日本人女性なら問題なくベースに入れますが、陸橋の上でサインを掲げて「誰かベースに入れて!」と待っている見ず知らずの危ない女性をエスコートする勇気のある人はまずいないと思います。

常識のある方ならすぐにわかると思いますが、エスコートしてあげた人間がもしも基地でトラブルを起こした場合、エスコートした人間も責任を問われます。まずセキュリティに連れて行かれてそれから尋問やらなにやらで長時間拘束されることになるでしょう。
素性のよくわからない、しかもどんな事情があってど~~してもベースに入りたいのかわからないような女性をエスコートしてくれる人なんていません。いったいあの女性はどんな理由でそこまでしてベースに入りたかったのでしょうか。

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