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Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

【アメリカ人】思わず「うまいっ!」と思った電話番号の聞き方

このシーズンになると色々思い出すことがあるのですが、クリスマスプレゼント交換という機会を利用して電話番号を聞いてきた男性のこともその一つです。

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(ホリデーパーティーの残り物をフィリピン人の元同僚が届けてくれました。
しゃりっしゃりっと砂糖の音が聞こえてきそうなほど甘いケーキ。このアイシングの色がアメリカ!)

その男性をケビンとしましょう(実はケビンは以前にもこのブログに登場しています。どの記事か覚えている人はいるかなぁ・・・・。正解はこの記事の最後までお待ちください)。

クリスマスが近づいたある日、私が一人で店番にあたっていたお店にケビンがやってきました。
そしていつもと変わらぬような雑談をした後、突然こういいました。

「実は君と(メンヘラ)Dにクリスマスプレゼントがあるんだ」

驚いた私は「何?今見せてもらえるの?」と聞きました。するとケビンはもったいぶってこういうのです。

ケビン:「明日、君とDは出勤?」

私:「Dは出勤で私は休み」

ケビン:「明後日は?」

私:「明後日も同じ」

ケビン:「そうか。じゃあここには持ってこれないな・・・・Dは明日渡すからいいとして。休日は横須賀市内にいる予定?」

私:「うん」

ケビン:「じゃあ近くにいるならちょっとだけベースに来れるでしょ。待ち合わせられるように電話番号教えて」

このようにして「次の出勤日でいいじゃん」「じゃあ明日Dが出勤するから、Dに私の分も渡してもらえたら嬉しい」と私に言わせない、妙に強引な流れがケビンによって作られていたのです。


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この男やるなぁと思った点

  1. さすがに自分のためにクリスマスプレゼントを用意してくれている男に対し、私が「電話番号は渡せません」とは言えないだろうと読んできた。
  2. 私だけでなくDにも用意したということで私にとって「気を遣わせない、重くないもの」「あくまでもフレンドリーなジェスチャーである」と感じさせて警戒心を解いた。
  3. この日までの積み重ねがちゃんとある。「まあこいつならいいやつだし電話番号を渡しても大丈夫」と思わせるだけの会話を少しずつ交わしてきたという積み重ね。実際に面白い奴だった。
  4. 以前私の電話番号を聞いた時にうまくいかなかった経験がちゃんと活きている。

以前の失敗とは?

初めてケビンに電話番号を聞かれた時はこうでした。

「あのさ、こうやって君の顔を見るためにここに食べ物を買いに来てるわけ。結構お金を使ってるのに君の電話番号すらもらっていないということが、どういうことかわかる?」

「お客様に電話番号をお渡しすることはありません。お客様と個人的に親しくなりすぎると、上(幹部)がうるさいんですよ」

こうして既婚女性に普通に電話番号教えてくれと言ったところで、まず無理だろうということをケビンは学習したのです。アメリカ人女性達をストーキングしていた日本人青年も、失敗から何かを学習しているといいですね。いい男だって失敗するのですから・・・。


最後になりましたが、ケビンが過去に登場したのはこの記事よ。

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