Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

【横須賀基地】時給制臨時従業員(HPT)の契約延長について

米軍基地の正職員は安定しているのか - Inside the gate

HPTが一年契約を更新してもらえないのはこんな場合 - Inside the gate

 

という記事を読んで、でっちぼうこう様という方がこんなコメントを下さいました。

マリアさんはじめまして、こんにちは。私は、マリアさんの"HPTが契約を更新してもらえない場合~"の記事を読んで自分はどうなるんだろうと最近考えて いるHPTです。
正職員を補うパートという役割なので、絶対に欠勤しないで頑張ってはいるつもりなのですが、言われれば気が付いてやるけれども鈍くて気が 利かないタイプみたいで、お店の景気が悪いこともあって、使えない人(私)がまずクビにされちゃうのかな...と考えてしまいます。(以下省略)

 

お返事にすると長くなりそうなのと、是非このブログの記事として残しておきたいので、こちらの記事で私の知る限りのことをお答えします。

 

http://www.flickr.com/photos/30091649@N06/14417293308

photo by 24oranges.nl

「HPTが一年契約を・・・・」という記事で、HPTが契約してもらえなかったケースの一つに「本人のパフォーマンスの良し悪しとはまったく無関係」という場合もあると書きました。そこに私が「運営上の理由」と続けて書いたのが紛らわしかったですね。

まずHPTの契約更新に関わってくるのは、その施設の「定数」の変化です。

定数とは

例えば私が働いていた施設の所属部署の定数はこうでした。

NAF:2人

IHA:4人

HPT:2人

この数は施設がどれだけ暇になろうと(=売上げが悪くなろうと)、私が勤務していた間は変わりませんでした。この定数でシフトを回すのです。しかも船が出きっていて暇な時は、この定数から一人引いたくらいでもまだ人が余っているような状態でした。それでも定数を満たすために採用し続けましたから、もうほんとにね、マーヒーですよ。

この定数は余程のことがない限り変わらないように感じられました。例えばでっちぼうこう様が危惧されている勤務先の景気の悪さですが、景気がよかろうと悪かろうと、HPTの雇用主である防衛省の懐事情とは直接関係がありません。なぜなら防衛省には、そこのお店の売上げからは一円も入らないからです。
ただしあまりにも景気が悪いとなると、定数にも影響してくるでしょう。売上げの激減から定数削減の決定までどのくらいの時間がかかるのかは不明です。
「あの施設は暇らしいね。ってことはIHA/HPTを今と同じ人数、税金を使って飼っておく必要がないよね」という風になるまでに、どのような経緯をたどり、どのくらいの時間がかかるのでしょう・・・。
ただしこの定数を維持するためにHPTは勤務状態に問題がなければ契約が更新されます。でっちぼうこう様の自己評価によりますと気が利くタイプではないとのことですが、その程度のことでは契約を更新しない理由にはならないと思います。
新しいHPTを雇って一からトレーニングすることを考えれば当然のことですが、「その程度のこと」をどの程度のこととするのか、基準は施設・人によりけりです。だから大丈夫!とは言い切れませんよね。

契約を更新しない場合、遅くとも二ヶ月以上前には通達がある(ただしsupervisor/Administrationがまともな人間である場合に限る)

でっちぼうこう様の勤務先のマネジメントが私と同じように考えているとは限りませんから、あまり前向きなことばかり書くのはやめましょう。

もしも契約が更新されない場合、契約終了から二ヶ月以上前には通達があります。これは私が働いていた施設に限ってのことかもしれませんが、私は契約更新をしてもらえなかったHPTを三人見てきました。
どの人も全て契約終了の二ヶ月以上前には「更新しません」との通達を受けていました。これはAdministration側の配慮によるものです。そのくらい時間があれば自己都合で退職して、新しい仕事に応募できるからです。更新してもらえないHPTが契約満了まで勤め上げてしまうと「契約を更新されなかった」という記録が残るのです。今後もベースで働こうと思う人は、そういう記録を残したくないでしょう。

でっちぼうこう様の勤務先の様子はわかりませんが、まあ私が知っているのはこんなところです。更新されるといいですね・・・。幸運を祈ります!

HPTからIHAになれるのかどうかというのは、以下の記事をご覧ください。