Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

英語は話せないけど米軍基地で働きたいという人達はベースで何がしたいのか

英語が話せないのに米軍基地で接客業に就いた人達を見ていて感じたこと - Inside the gateという記事の続きです。

当ブログには「英語が話せないけど米軍基地で働きたい」「英語力不問の仕事は米軍基地にもあるのか」というようなことを検索して来訪されている方がかなりいるようです。
英語力を活かしたいという人がベース(米軍基地)での求職を考えるのはわかりますが、オファーするものがないのにベースで働きたいという人達の気持ちがわからない・・・と、関連検索キーワードを見るたびに感じていました(英語力がなくても、ベースで必要とされている専門分野の知識や技術があれば話は別です)。
しばらく前のことですが、偶然そういう人にベースで出会ったのでいままで不思議に思っていたことを聞いてみました。

英語が話せないのになんで米軍基地で働きたいの?

基地の外で時々感じの悪いアメリカ人を見かけます。

英語で話しかけられて思考回路が停止してしまい、硬直している店員さんに対して「んだよ、こいつ英語話せないのかよ」という態度をとるアメリカ人です。そういうのを見ているとじゃあおまえらは日本語話せるのか/日本語でコミュニケーションをとろうと努力はしたのか?とつっこみたくなりますが、この態度をベース(基地)でとられたとしたら、何もいえません。だってそこは米軍基地なのですから、英語わかんなーいといっても誰も同情もフォローもしてくれません。米軍基地では英語でコミュニケーションがとれるということは、必須資質の中でも最低限であり、それがわかって入ってきたのはあなたなのですから。

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フォローしてくれる人がいるとしたら、優越感を楽しみたくて近づいてくる、たいして英語のうまくない日本人従業員くらいでしょう。
そんな環境の中で、英語が話せなくても働いてみたい→ベースで仕事を得た!という人に話を聞いてみたところ、理由は単純でした。
「英語が話せるようになりたいから」だそうです。最低限、給与に値する仕事をする気はあるのでしょうか?英語が話せるようになるための手段として仕事を考えている人、「お金をもらいながら留学しているようなもの♪」みたいなノリの人は、周囲とうまくやっていくのは結構大変だと思います。

ベースで働くと英語は上達するの?

私個人の感想としては、若い頃に経験した語学留学時よりもずっと上達しましたよ。これは夫にも言われました。停滞期はやってきましたけどね・・・。

周囲のノン・ネイティブスピーカー達(ほとんどが日本人とフィリピン人)のケースを見ていると、どんどん上達する人=英語で考えて話せるようになる人は本当にごく稀でした。
ほとんどの人が「ボタンをかけ違えたままのシャツを着て、そのうえに重ね着をしようとしているため『なんか変』な状態」=基礎ができていないので、その上に積み重なっていかない状態か、あるいはそもそも語学に向いていない人達、別に上達しなくてもいいやという人達です。やはり基礎は大切だと思いました。
特に文章単位でのやりとりになると「???」となってしまう人は、第三・第四・第五文型をきちんと理解していない・定着していないのだろうなという印象を受けます。当ブログでおすすめしている中学英語レベルからのやり直し教材ALL IN ONE Re-Startをお持ちの方はLesson45-58をご覧ください。

【注意】「この文章は第三文型」「いや、第四だよ」と見分けることが目的ではありません。むしろ見分けられるだけで話せない=テストの点数だけはよいのに話せない人になってしまう危険性があります。
じゃあ何が目的なのかと言うと、これら三つの文型は日常会話に置いて超頻出なので、パターンに慣れましょうということです。

以上、かなり厳しいことを書いてきましたが、実は横須賀基地はそんなに英語がうまくなくてもなんとかなりますよ。「10年以上ベースで働いていてこれ?!」と私がびっくりした例はまた別の記事で書きたいと思います。

アメリカ人との交流が目的でベースで求職しようとお考えの方へ

夢を壊すようで申し訳ありませんが、MWRの施設で働くと英語よりもタガログ語のほうが頻繁に聞こえてきます。

>>(サブブログに飛びます)横須賀基地のMWRで働く日本人従業員にとって明るい未来はないでしょう - 横須賀基地の裏番長 フィリピーノ・マフィア


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