横須賀基地で働いていた頃、アメリカ人の巨体は大勢見ました。だけど日本人、フィリピン人はデブでもたかがしれているので、日・比の肥満体の人々(fatじゃなくてobeseのレベルの人々)は、その分目立ちました。そういうレアキャラを観察していて感じたことは、肥満は心の病気であるということです。
デブは基本的に他力本願
いつもどこか調子が悪い人・・・「体重をあと10キロ減らしたらだいぶ楽になるよ」のひとことを言える人が、彼の周りには誰もいない。#デ部
— アベマリア (@m_insidethegate) 2018年7月15日
超肥満体の人はできる仕事に限りがあります。心臓や関節への負担が大きいからです。
また周りの人の5分の1くらいしか動いていないのに息があがり、見ているこちらが怖くなり、周囲の健康的な人間は自ずと彼らのフォローに回るのです。それから太っていると強い倦怠感があるせいか、
- 自分で調べる・考えることをせず、答えが目の前にあるものでもまずはすべて人に聞く
- ちょっと手を伸ばせば届くものも人にとらせようとする(腹肉が邪魔)
という共通点も見られます。それでも本人は「周りがなんとかしてくれるから」と全然平気でいられる時点で、肥満は心の病だと思うのです。過剰な脂肪が減ったら、心も体も軽くなるのに、そうなった自分を想像できないことが不思議でなりません。
太ってあたりまえの食生活
フィリピン人の巨体の同僚男性のミールブレイクの様子を見ていて感じたのは、そこまで太るだけのことはあるなということ。フィリピン人の白米好きは日本人の比ではありません。フィリピンではマクドナルドに行っても白米がちゃんとメニューにあるくらいですから。
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だけどその男性は、山盛りの白米の上からどばどばっと醤油をかけていたのです。ちゃんとおかずもあるのに。そりゃ醤油の塩分でごはんがすすむわけですよ!日本人のおデブさんは、KFCのチキンフィレサンドとコンビニのグラタンといった組み合わせが日常的でした。気持ちはわかるんですよ。この二つのコンボだったら味付けも濃いし、満腹感も簡単に得られる。でも血糖値急上昇しますよね。そして急上昇した分食後しばらくすると急下降し、ぐったり・・・悪循環です。
痩せて格好良くなった自分を想像してぐっと我慢・・・・ができれば楽なんですよね。それができずに目先の食欲で盲目になってしまうから太るのです。
痩せて心身ともに健康な人生を取り戻そう
日本人のおデブさんは、まるですがるかのように、よく自己啓発本を読んでいました。やはりあそこまでデブだとモテないのはあたりまえ。だからこそ自己啓発本を読んでいると、急に自分が輝きだしたような、痩せたような錯覚に陥って現実から逃れられたのだと思います。自己啓発本を読んでいる間は救われていた。
彼から同僚の中年男性の悪口を聞かされたことがあります。「いい年して女遊びがやめられない」と。その男性は独身でしたから、どこで誰と何をやろうがいいじゃないですか。それを悪く言いたくなるのは、おデブさんの彼が長いことご無沙汰だったからでしょう。健康的に痩せてそこそこの体を手に入れて、自分も恋愛の現役に戻れれば、そういうやっかみからも解放され、健康な心も取り戻せるのに。
お金をかけなくても、できることからやってみよう
おやつをコンビニのお菓子からプチトマトに変えただけで腹凹んだ。
— アベマリア (@m_insidethegate) 2018年7月23日
現在我が家にはプチトマトが大量にあり、猛烈にお腹が空いた時にまずはこのプチトマトからつまむようにしているのですが、栄養面でもスナック菓子や甘いお菓子よりもよいし、カロリーも低いし、それに味覚のリセットもできて本当に便利。
何が言いたいかというと、ダイエットをするために多くのお金を費やさなくてもよいということです。悪習慣を一度にすべて断てと言っているのではなく、一度に一つでよいのです。
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