Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

YSLキッス&ブラッシュ オレンジで白桃メイク

先日新宿に出掛けた時に買ったのが・・・

 昨年の夏から欲しいと思っていたイヴ・サン=ローランのベビードール キッス&ブラッシュの#4オレンジフゥグというカラー。

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本当は同ブランドのルージュ ヴォリュプテ シャイン の#16 オレンジインパーティネントというリップスティックが欲しかったのですが、美容部員さんいわく「その色は中国人のお客様達にとにかくよく売れてしまって、もう在庫がないのです。なんでも、中国で有名な女優さんかモデルさんがつけたことでその色に人気があるとか・・・」
ここで素朴な疑問を持ったのですが、イブ・サン=ローランの商品って日本じゃなきゃ買えないわけじゃないんですよね?中国でも買えそうなのに、なんで日本で買っていくんだろう・・・・。
話をキッス&ブラッシュに戻しますと、こういうティント系は血色メイク用のアイテムには欠かせませんが、もしも私と同じ肌質(色白できめ細かい)人がこれを使うと、血色メイクというよりは白桃メイクになります。お肌が一層瑞々しく見えておすすめです!

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 チークとしてもリップとしても使えるとはいえ、たった10mlで5600円(税抜)は高い。でもイヴ・サン=ローランのこのオレンジ色は色白さんに絶対試してほしいです。なんかジャポネスクなオレンジです!

おてもやんにならないようにするために

おてもやんになりたい人はそれでいいと思いますが、あれはチークの色が目立つだけであって、自分の顔を少しでも美しく魅力的に見せているかというと、そうではありませんよね。
本来メイクをする目的って「あ、今日のチークオレンジ色だね」と言われることじゃなくて「なんか今日可愛いね」と言われること。そういわれるようにするためには、お肌のトーンにあった色選び、そして自分の顔の輪郭や骨格にあったつけ方をすることです。
私は美容部員さんにまずはリップにつけてもらった後、「チークとしてもつけてみますか?」と聞かれ、つけていただきました。自分の思い込み/勘違いメイクアップと比べてみるために。
するとやはり、いつも自分がチークをつける場所とは違うところにつけられました。すると「チークをつけました」という顔になるんじゃなくて、お肌の透明感がアップしたような(あくまでも当社比)感じになりました。つけた感じはさらっとしていますが、のびがよいです。

リップとしてはどう?

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指でぽんぽんとつけてもいいし、アプリケーターを直接唇につけてもよいです。このオレンジをつけた瞬間、色白であることがコンプレックスだったあの暗黒の数年をとりもどせたような気持ちになる魔力のある一本です。ただし必ず唇を保湿してから使わないと、かさついたところにこのキッス&ブラッシュがたまってしまって哀れな感じになるので注意が必要です。また色もちも特別よいではありませんので、飲食を繰り返しているうちに輪郭のオレンジだけが残って「ミートソース食べた?」みたいになります。
潤いに欠けますが、春先はあえてこのキッス&ブラッシュだけ乗せた軽いイノセントな感じの唇を楽しんでほしいと思います。夏になったら小麦色の肌を20代であきらめてよかったなと改めて思う理由(1) - Inside the gateという記事で紹介したロレアルのオレンジ色のグロスをのせたり、ゴールドパールの入ったグロスを乗せたりしてもよいでしょう。