Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

頭が悪い人の最大の問題点は、日米というか世界共通なのだと思う


頭が悪い人の最大の問題点。それは自分が頭が悪いということに気がついていない、あるいは気づいていても認めないということだと思います。これはおそらく日本人の間だけではなく、世界共通。

 

例えば過去に何度か登場している「かまってちゃんUSA代表」ことDさん。


ある日私が出勤したら、従業員達が「あなたとDは昨日の夜仕事をしないで一体何をしていたの?」とつっこんでくるではありませんか。


「あれもやってないしこれもやってないし、色んなこと放ったらかしたまま退勤したでしょ。今日の朝大変だったんだから!」

 

「ああ、実はさ、昨日はDがXXXXXXの担当になっていたのに、やり方知らないから教えろっていったから教えてたの。でも手取り足取り教えなくちゃいけなくって、時間が押しちゃって・・・。他の仕事まで手が回りませんでした。すみませんでした」

「え?XXXXXXのやり方ならもう3ヶ月前にきちんと教えているはずだよ」

「でもちゃんと教えてくれって言われたの」

こうして後から出勤してきたDさんも突っ込まれることになってしまいました。その時のDさんの言い分がこうでした。

"Everyone learns differently. I am a visual person so that is why I had Maria show me how as opposed to explain it.

 After Maria taught me XXXXXX last night, I now understand how to do it by myself, plus she's more patient with me that's why I learn more easily from her."

「覚え方は人それぞれ。私は視覚的に覚えるタイプだから(3ヶ月前に受けたような口頭での)説明ではなく、マリアに実際にやって見せてもらったの。マリアにXXXXXXを教えてもらって、一人でできるようになったし、マリアは他の人よりも忍耐強く接してくれるから、彼女からはより簡単に覚えられるの」

http://www.flickr.com/photos/45367669@N07/6080534577

photo by Alejandro Dagnino J.


これを聞いていた全員が閉口してしまいました。なぜならXXXXXXは、はっきり言ってとても簡単なことなんですよ。だからそんな簡単なことを覚えるのに、Dさんは時間と労力がかかりすぎているのです。
だけど彼女は、他の人に比べて自分は何かを覚えるのに時間がかかるということは絶対に認めないというか、多分気がついていませんでした。
私や他の従業員が初めてこの作業をした時は、ちょっと説明を聞き、あとは書類を読みながらそこに書かれている指示に沿って必要事項を書きこみ、淡々と作業しました。
だからDさんが主張する「実際にやっているのを見て、視覚的に覚えることの必要性」はないはずなのです。しかも書類は英語で書かれているし、アメリカ人のDにとってはむしろ私達よりも簡単なはずなのです。
ですからそこにいた従業員達(日・米・比全員)は思いました。


「もしかしてこの子はものすごく頭が悪い子なのだろうか」

と。
すると「なんでこんな頭の悪い子を雇ったの!」という話になってしまうのですが、コネがものをいう米軍基地ですからしようがない。ええ、Dさんはコネで入ってきました。

自分が特別劣っているとは決して思わない、気がつかない幸せ

Dさんは私を「忍耐強く教えてくれる人」だと思っていたようですが、実はXXXXXXを教えている時、何度かキレました。

Dさんが「教えてくれ」ということのほとんどは、仕事以下のことでした。要するに「それって小学校くらいで習わなかった?」ということ。常識的にも、勉学の面においても。それがわからないと仕事を覚えようにも積み重なっていかないんじゃないかと思ったし、そういうことを一から教えるのはもはや私の仕事じゃないのです。旦那さん、家でもっと色々教えてやってよ、とDさんの旦那さんに私のフラストレーションの矛先が向かいました。
そしてキレた瞬間、大きくため息をついてこういってしまいました。

"Can you just shoot me in the head? I'm done."
「頭をぶち抜いてくれない?もう無理」

Dさんは私の忍耐力が限界に来ていることに気がついたようですが、こういっただけでした。

"I'm sorry. I know I'm just a bit stubborn."
「ごめんね。私は確かにちょっと頑固だから」


いや、問題はそこじゃないのよ!!!!頭が悪いのー!
無知と馬鹿の間に引かれた境界線があるとすれば、Dさんは確実に馬鹿ゾーンの方にいます。
そんなわけでDさんは昇級もさせてもらえず、私達のようにまとまった大きな額の金銭は管理させてもらえませんでした。

「そんなことをしたらオランウータンに核兵器の発射ボタンの掃除をさせるようなもの」 (稲中より引用。何巻かは忘れた)

夫にこの話をしたら、あっさりこういわれました。

「Dみたいなのとか、Dよりもっとひどいのは軍にはごろごろいるぞ。俺も最初びっくりしたけど、そのうち馬鹿に慣れるよ。慣れてもいらつくけどね」

 

 

関連記事:バカの質が違うからブロンドジョークが適用されない場合 - Inside the gate