Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

鈍感な女は幸せになれると、あるフィリピーナを見ていて思った

セイラーとつきあっていて、彼がshore duty(陸上勤務)ではなく船にのっている場合、彼の乗っている船が定期的な展開に出ている間は寂しいものです。寂しいだけでなく、女性によってはもう一つ問題が出てきます。それはスポンサーが一時的にいなくなるということです。

 

"Red, white, and blue...

ボーイフレンドの乗っている船が出港=しばらくは自腹を切る生活

衣食住のほぼすべてをボーイフレンドに支払ってもらっているような、経済的におんぶにだっこの女性は時々います。ですが彼が海に出ている間は、今まで彼に支払ってもらっていた分を彼女達はすべて自分で支払わなければならなくなります。普段からやりくりして一人暮らしをしている女性にしてみれば「そんなのできてあたりまえじゃないの?」と思われるでしょう。

そうなのです。あたりまえのことなのですが、フィリピン人女性達は自分自身の生活だけでなく母国に暮らす家族や親戚達の生活も支えています。ボーイフレンドというスポンサーなしでフィリピンに送金しながら自分の衣食住も満たすのは至難の業・・・・というわけで、ボーイフレンドがdeploymentに出ている間は他のスポンサーのお世話になります。

Calbayog kids


ただし横須賀という狭い世界ですから、一時的なスポンサーとふらふらしていると、当然知り合いに出くわしてしまいますが、本命のボーイフレンドに密告するような野暮なことはほぼ誰もしません。特に営業活動を目撃したその知り合いがフィリピン人ならば。なぜならフィリピン人間では「母国の家族を支えるためならしかたがない」のひとことで、ありとあらゆる営業活動が正当化されるからです。彼らにしかわからない苦労があるからお互い様なのです。
そんな営業活動をしていたモニカというフィリピーナが、こんな投稿をSNSでしているのを見てしまいました。

「男性が与えてくれる物質的なものなんてどうでもいい。彼が与えてくれる時間、関心、誠実さ、浮気をしない忠誠心、そして努力・・・・そういったギフトの方が、お金で買えるものよりも私にとっては重要なの」


私はこの投稿を見た瞬間ワインを吹き出しそうになり、彼女のボーイフレンドがdeploymentに出ている間に他のスポンサーに貢がせたものを思い返してみました。
パソコン、Coachのパース、洋服(パース同様セレブ御用達wのNEXで買ってもらう)日々の食事・・・・。そしてこの投稿ですよ。
ああ、なんて素晴らしいのでしょう。ボーイフレンド以外のスポンサーに貢がせておいてこの投稿ができる鈍感力!いえ、鈍感力というよりは面の皮の厚さ。こういうことがぬけぬけと投稿できる図太い女は幸せになりますよ!


スポンサーに対する彼女達の忠誠心についてはnoteで書こうと思います。

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