Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

美白信仰は日本以外の国にも存在する


下の画像のように、美しさよりもUVを重視した、ファッションとしては「???」な服装をするほど完全防備に走るのは、世界中を探しても日本人女性だけでしょう。

だけど実は美白信仰は日本以外にも存在します。日本ほど病的ではありませんけどね。
私が出会った美白信仰者の出身国を見てみますと:

1.フィリピン

大人のイラスト会話トラベル フィリピン語(タガログ語)

小麦色の肌も美しいのに、白!白!と目指すのはもったいないなぁと思います。小麦色の肌を持つ彼女達がターコイズブルーやフューシャピンク、卵の黄身みたいな優しいイエローを着ると、とても美しいのです。歩いている姿が、まるですいすい泳いでいる熱帯魚みたいで可愛いんですよね。

 

2.インド

チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター [DVD]
(大げさな演技にはまって、踊りを覚えるほど見てしまいました)

メーカー勤務時代、インドからの男性出張者に「どこの化粧品を使っているのか教えてくれ」と聞かれることが多かったんですよ。なぜなのだろうと不思議に思っていると、「色白の君が使っているものを使えば、僕の妻も白くなるかもしれないから、お土産に買って帰る」とのことでした。なるほど!

これは男性が奥様を漂白したいというわけではないのです。奥様が少しでも色白になりたいと思っているんですよ。そんな奥様のためのお土産を探していたというわけです。
私は白い肌なんて要らないから、奥様のようなぱっちりとした目と小さな丸顔がほしいです、と思っていました。愛嬌のある可愛い顔、いいなぁ。お互いないものねだりですね。

美白とは関係ありませんが、町 亞聖さんはインドに行ったら絶対にヒンドゥー語で話しかけられると思います。

3.タイ

http://www.flickr.com/photos/44345361@N06/8458064496

photo by VinothChandar

タイの女性もスキンケアとなると「美白!」だと、タイに単身赴任していた男性に聞きました。

以上三カ国ですが、日本も入れて見てみると、アジアばかりですね。やはり、というかなんというか・・・。

関連記事:厚塗りで失敗するのは日本人女性だけではありません - Inside the gate