Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

横須賀基地の離職率が高い施設で働いていた人に聞いた、笑えないエピソード


私も日本人なので、「日本人はさ~」「日本ってさ」とばかり言っているSelf-hating Japaneseにはなりたくありませんが、やっぱり日本人って病んでいるのかなぁと思うことが、ベースで働いている時は多々ありました。

この記事を読んで「あ、その施設知ってます」「その人知ってます」って思った方、施設名も従業員の名前もあなたの心にそっと閉じ込めておいてください。あるいはコメント欄に書いていただいても構いませんが、非公開にして私だけ読んで楽しませていただきます。

離職率が高い労働環境って、ベースの外でも内側でも一緒。癌細胞みたいなやつが数人いるんですよ。嫌なやつは悪代官とそいつにもみ手すり手している越後屋くらいで、下々で働いている人達はいい人が多いんですよね。
ベースで離職率の高いXという施設の癌細胞達は、これが口癖だったそうです。

「うちはXですから」

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(本記事に登場する施設とは関係ありません)

Xですから=Xは別格ですのよ、他と一緒にしないでねっていうことです。
その施設のキッチンで働いていた棚橋さん(仮名)という人のお友達から聞いた話です。

ある日棚橋さんが日替わりのスープを作って、お掃除係の女性に味見をしてもらったそうです。それからしばらくした後、古参のクックがやってきて「今日のスープ、もう味見はしてもらったの?」と聞かれたそうです。棚橋さんは「○○さんにしてもらいました」とお掃除係の方の名前を伝えたところ、その古参のクックは冷たくこういいました。

「○○さんは味見の権限ないよ」

味見の権限って(爆)。狭い世界で威張っているやつにありがちなこの一言に、棚橋さんは怒りを通り越して笑いを抑えるのに一苦労したそうです。
そしてこの古参のクックは味見して駄目出ししました。いますよねぇ・・・何かいちゃもんつけないと気がすまないやつ。
棚橋さんは、実はこの古参のクックがたいして料理の知識もないくせに、古いというだけで威張っていること=舌はまったく肥えていないし料理というものをわかっていないことを良く知っていました。
他の施設で働いているクックの男の子が「バイト扱いのHPTから正職員のIHAにどうしてもなりたい」と言っていたので、Xに行けば?あそこなら常にIHA空いてるよ、といったら「Xだけは行かない。ずっと働ける場所に行く」と言っていました。
とりあえずベースで働いてみたいというあなた、Xはいかが?



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