どうせ体が目当てなんでしょ?!なんてのはかわいいもんで、今の時代は日本の永住権目当ての外国人男性まで市場に溢れています。
ベースで働いていた頃、日本の永住権を必要としている/既に持っている外国人達と出会うたびに複雑な気持ちになりました。人として好きになった結果結婚して、仲良く生活しながらその流れで取得した人は別ですが、最初から永住権取得が目的で日本人を選んだ外国人達を見ていると、やはりしたたかだしタフだなあと思うのです。
「外国人男性とおつきあいしているんだけど、やたらと結婚の話をされるの。実は永住権が目当てなんじゃないかしら?」と疑ってかかる女性には、ベースで働く前の私なら「ためしに 『私、もう永住権は他の人にあげちゃってるから、私と結婚したとしてもあなたにはあげられないわ』っ て言ってみれば?」とすすめていたことでしょう。それでも彼が「君と結婚したい」というのであれば、その愛は本物だろうということです。
だけど基地の中で働いてみて、この判断はあまりにも甘く危険であることを学習しました。なぜなら外国人の中には配偶者の兄弟や親から永住権をもらう輩もいるからです。ですから私が考えていた方法では、白か黒かの判断などできないことを知りました。 人がそこまで信じられなくなるなんて悲しいことだけど、日本国籍というブランドを持って生まれた人間ならば自分の身を守るために疑ってかかることも必要だと思っています。
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