かつてはぶらぱん(ブラザー=黒人男性専門の女性達)の牙城と呼ばれたSOUL EMBASSY。
このバーがあるのはどぶ板通りと呼ばれる、横須賀基地のメインゲートを出て陸橋を越えたところにある芳ばしい繁華街。
昔ほど「黒人大好き!」な空気が漂っていない
タイトルにもあるように、このバーの客層は、昔はブラザー好きな日本人女性がほとんどでした。ということは残りの客層はブラザーってことになりますね。バーテンダーも日本人と黒人のミックスの子達+プロフェッショナルな香りのする日本人男性一人でしたから、ぶらぱん様達に対して偏見を持たずに接客していたんじゃないかな。ブラザーしか受けつけないのよぉってのは、作家の山田詠美氏もおっしゃっていたように、もうその人の嗜好でしかないからしようがないのです。
だけどこのバー、私が若い頃(大昔だな・・・)ほど黒人大好き!っていう空気が漂っていないなぁと久しぶりに入ってみて感じました。ぶらぱんの皆様は現在Club USに行かれているようです。
アメリカ人を装ったアフリカン率ゼロ
昔六本木に、黒人男性と彼らとの出会いを求める女性達で埋め尽くされたViettiというバーがありましたが(年齢がばれるわ・・・)、そこはアメリカ人のふりをしたアフリカンが紛れ込んでいる確率が高かったけど、このSOUL EMBASSYはアフリカンアメリカンのみ。そりゃここには紛れ込めないわな。
どぶ板通りにアフリカ人経営のB系ショップがいくつかありますが、そこで働いているアフリカ人はどこでたむろっているかというと、Soul Embassyの並びにあるホテル・ニューヨコスカの脇にたむろっています。
カクテルは意外と美味しい!
日本人男性のバーテンダーの方が作ってくれたカクテルが美味しかったことに驚きました。馬鹿にしていてすみませんでした。実はどぶ板のバーにクオリティを求めてはいけないとか思っていたのですが、期待していなかった分美味しさに驚きました!
ぶらぱん様ご出勤
入店した時は動物のいない動物園みたいな感じだったのですが、一時間程すると強烈なぶらぱん様がブラザーを連れて入ってきて、その後続々とぶらぱん様達が出勤してきました。皆常連らしくおはよう~と声をかけあっていました。
私がオーバーサイズだと感じなくて済む居心地の良い空間でした。
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