私はベースで働くようになっていい感じで「ベース臭」を漂わせている人達と出会い、「こんな世界もあったのか!」と水を得た魚のような気分になりました。
だけど自己紹介記事でも書いたように、そこは楽園ではありません。後に人間関係の悩み、職務のことに関する悩みはオフベースで働いている時と同様に抱えることになります。そういったものはどこにでもあるのだから、逃げようと思わないほうがいい。
だけどその悩みの質が違うんですよ。その質を比べると、オフベースの時よりは100倍マシって思えました。そのくらい日系企業にいた頃は息苦しかったのでしょうね。
photo by Christian Mountain-Hawk
例えば私は接客における悩みを抱えていた時期がありました。こいつらいったい日本で何をやっているんだろう?こんな人達でもできる仕事があるのが米軍基地なのか・・・きっとアメリカ本国ではゴミ同様なんだろうな、などと自問自答しながら過ごす日々。
だけど精神的に谷に落ちて一週間くらい経つと、階段を一段のぼったような気分になるんですよ。自分にしかその違いはわかりませんが、若干見えてくる景色が違うというのでしょうか。
見えているものは同じなのに、自分が立つ場所が変わることで少し気持ちが変わってくる。「お金をもらいながら日々英語を勉強している」ようなものだと感謝することで自分を支えていたのだと思います。
それに単語や表現がストックされていくと、よりよい接客ができるようになるし、それがちゃんと自分のところに返ってくる。どんな風に返ってくるのかはまた他の記事で書きたいと思います。
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