Friendsのお気に入りのシーンの一つ。モニカ(爆)!!!!
もう何年も前の話になりますが、夫とにんにく屋に行った時に、隣のテーブルにいた客がハニートーストを頼んでいました。
するとハニーは店員さんがかけてくれるらしく、その時店員さんは上からハニーをかけながら「ぶん♪ぶん♪ぶん♪蜂が飛ぶ」と歌いだしました。その時の店員さんのやる気のなさそうな態度がものすごく面白くて、上の動画のエピソードを思い出したんですよ。
アメリカのもう終了してしまった大人気TVドラマ"Friends"で、腕のいいシェフであるモニカが職にあぶれて、しばらくデイトレで食いつなごうとしていたのですが、その資金も底を尽きかけてしまい、しょうがなくつなぎとしてコスプレして踊らされるダイナーで働き始めるのです。
その時のちょっと自棄になって踊るモニカの面白さが最高で、このにんにく屋の店員さんの歌い方にも同じものを感じたんですね。それをわかりやすく夫に説明したかったんだけど、頭に思い浮かぶのは無駄な表現ばかりで、大切な部分がハイライトできなかったのです。
ああ、歯がゆい!!!!
この思いこそが語学学習のモチベーションなのです。
先日もこの歯がゆい!という思いをしました。日本のアニメや文化が大好きで、ずっと来日したくてとうとう来日できた!と大喜びしているアメリカ人の青年に会いました。 その青年とホラー映画の話になった時、私はホラー映画は日本の方が絶対にいい!と言ったのです。ハリウッドのホラー映画にくらべるとビジュアルのショックは小さいけれど、なんていうのかな・・・こう・・・・、と私が詰まったら "Subtle?" とその青年が私が言おうとしていたことを言い当てたのです。そう!sublte! この一言で言い表せることを、あやうくだらだらと説明してしまうところでした。
ところで彼も日本のホラー映画がsubtleであることに同感だそうで、「そうだよね。ハリウッドのホラー映画は確かにわかりやすいよ。振り返ったら顔に斧が降り下げられて血しぶきが出る!みたいなのが多いもんね。でも日本のホラー映画は芯まで冷えるような怖さを、そういう派手な演出なしに表現できるのがすごいよ」と言っていました。
【語彙の殖やし方】 まずは日本語の翻訳版を読んで、その次に原書を読むと単語がすうっと入ってきて積み重なりやすいです。これと同じことをやっている人、多いのではないでしょうか。