休憩時間があると余計に疲れる・・・という人は多いと思います。私もゲートの外側にある日系企業で働いていた頃はそう感じることがありました。
だけど「リチャージできた!」「リフレッシュできた!」と脳も心も感じるお昼休みを過ごすことができた企業で働いたこともあります。
その企業はYRP(横須賀リサーチパーク)の中にありました。
YRPはパーク全体が(携帯電話関連?)研究開発のために作られているため、大きなカフェテリア、コンビニ、出張者のためのホテル、散歩して気分転換するのにぴったりな遊歩道に囲まれた大きな池、そしてその隣にはフレンチレストランがありました。
<街の中心から離れていてとても静か。大きな窓からは太陽の光がさんさんと入ってきていい感じ。お料理もワインもおすすめです!!>
世界中から出張者を迎えていましたが、中でもフランス人達は親しくなると「ゆっくりとランチブレイクをとらないか?」と声をかけてくれました。彼らにまじってのんびりと休みたいものの、上司や周りの目もありますから私だけゆっくり・・・というわけにも行きません。
そこで彼らは「大丈夫、うまく言っておいてあげるから」と甘い言葉をささやくのです。実際、フランス人達は私達から見るとクライアントの立場でしたので、彼らのいうことは絶対でした。
そしてラ・ルーブルで美味しいランチを食べて、お喋りを楽しむのです。美味しい。楽しい。ああ、休憩ってやっぱりこうじゃなくっちゃ。
そして食事の後は皆で池の周りを散歩しながら、鴨に餌をあげたりして
photo by Dakiny (イメージ画像です。実際の光の丘の池ではありません)
すっかりリフレッシュしてオフィスに戻るのです。
「あべさん何やっていたのかな・・・・。一番下っ端のくせに二時間もお昼休みとっちゃってさ」とエンジニアの人達は勘ぐっていたことでしょう。
だけどこんな風に毎日二時間も昼休みがとれるわけはありません。ではそれ以外の日はどうしていたかといいますと、実はそれはそれで楽しかったんですよ。
なぜなら私は一緒にランチを食べる女性社員達に恵まれていました。
女子トークに花を咲かせる必要はなく、バカ話をしてスイッチを完全にオフにしていました。ラッキーだったのは、私達が全員が女子トークが苦手で、そういうバカ話が好きだったということですね。
女子トークもバカ話も実りがないという共通点がありますが、バカ話は頭を休められます。それに比べて女子トークは面白くもない話に乾いた笑いが沸き、興味もない人の恋話を聞かなくてはならないため、心が磨り減ります。
バカ話万歳ですよ。
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