在日米軍基地。そこはでは文化はまるでアメリカです。「お金をもらいながら留学しているようなもの!」と希望を胸に働き始める方も多いでしょう。
アメリカ文化の中で働くということは、確かに様々な人種との交流を意味しますし、それが刺激的に感じられます。最初のうちはね。ところが慣れてくると色々悩みも出てきます。
私はある日同僚に「若い黒人女性達を心から嫌いになってしまう前に、接客業を辞めて事務職に移ろうと思う」と言いました。彼女は私が何を言おうとしているかということを、すぐに察してくれました。
photo by Ryan Christopher VanWilliams - NYC
若い黒人女性客に多かったのがこういうタイプ。
・「お前は王女か?」といいたくなるほどえらそう。命令口調。
・人を呼ぶ時に"Excuse me."と声をかけるのではなく、人差し指の第二間接から上をクイクイッと動かして人を呼ぶ。私はお前の下僕か?
・ちょっとしたことですぐに腹をたてて大げさにむくれる。例えば彼女達が食べたいと思っていたものが、その日は諸事情で用意ができないと説明すると「じゃあ何を食べろって言うのよ!」と怒り出すとか舌打ちするとか。
とにかく全体的な印象として「きつい」の一言で言い表せます。
だけどある日、彼女達のことで思い煩うのはやめようとふっきれたんですよ。彼女達の対応をしていて結構しんどくなってきたなぁと思っていたある日、自分なりに解決策を探そうと思い、"Why do young black women have attitudes?"で検索をしてみたんですね。そしたらまぁ色々出てきましたよ。
同じ人種の人達が警鐘を鳴らすようなレベルのことに、異人種の自分が悩んでもしようがないって思いました。自分がなんとかできる問題ではないのです。もう割り切るしかありません。相変わらず「この人達きついなぁ」と思いつつも、気持ちはだいぶ楽になりました。
だけどこの「きつい」をクールだと思って真似する日本人女性もいるんですよね・・・・。シスター達よりも面倒。取扱い注意ですよ。
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