エチオピア人のクリスチャン達がリビアでISILに殺されました。エチオピアからリビアまでの長旅の後、ヨーロッパを目指し、リビアを出発して地中海を渡る予定だった人達。海の向こうには夢と希望が保証されていたわけでもないけれど、エチオピアにいても生きていけなかったのでしょう。
ISILが力を見せつけるために異教徒を殺害したのでしょうが、やはり鬼畜には「異教徒への尊敬と歩み寄り」なんてことを諭そうとしても無駄なのです。あの集団は狂っているのですから。
ところで私は英語で話していると、聖書の引用を耳にするたびに「聖書を一度は読まねば・・・」と思うのですが、なかなか読み始められずにいます。
YOSHIKIさんも、活動拠点であるアメリカの文化を土台から理解するために、聖書を読まれたとおっしゃっています。
というわけで、私も子供向けの聖書でも読んでみるか、と思ったのですが、いざアマゾンでまとめ買いをする時、どうしても聖書は「また今度」となってしまいます。
尊敬と理解と歩み寄り、といえばイスラム教。ISは「アラーの名のもとに」と言いながら罪のない人達を殺害し続けますが、もはやもうあの行為は信仰ではありません。あんな鬼畜達が生まれる前のイスラム社会、そしてそれを遡るとどんな豊かな文明があったのだろうということを学習しなおすために読んでみたいのが、フィフィさんがおすすめしていた書籍です。
残念ながら自分には、メソポタミア文明以降のイスラム文化圏に関する知識がないことを痛感する今日この頃です。
イスラーム歴史文化地図
新約聖書 2 (文春新書)