【2019年5月追記】12日現在はこの禁止令は解除されています
毎週末のように乱闘事件があるCLUB 54ですが、先週末からついに米兵達は立ち入り禁止になってしまったそうです。
右端に小さく映っているのが54。いつもならドアのところに常連客達が集まって騒いでいるのに、この日は誰もいません。オーナーのTarekさん、青ざめてるかなぁなんて思ったけど、T Rex Clubという新たなバーを違う通りにオープンしたそうですからリスクヘッジはできていたようです。
知り合いで横須賀基地のMA(セキュリティ)をやっている兵士がいるのですが、「54への立ち入り禁止が決まったから、どぶ板を巡回するあなた達の仕事も楽になりそう?」と聞いたところ「どうせT Rexで同じことの繰り返しだから、楽にはならないよ」と言っていました。やっぱりねぇ。
立ち入り禁止になった理由 Liberty incident
乱闘があまりにも頻繁に起こっていたうえ、これはあくまでも噂ですがついにofficer(将校)とenlisted(下士官)の乱闘が起きてしまったそうです。54といえばギャングワナビー(アメリカ版DQN)とそのグルーピー達のたまり場であると以前書きました。DQN達といえば下士官とほぼ決まっていますから、軍としても下士官達がやんちゃしてもしようがないなぁという感じだったことでしょう。ただ54に将校まで出入りするようになったとなると幹部も事態を重く見たのかもしれません。
54といえば過去にこんなこともありました>>ベースの外で起こったことに、米軍の警察は手を出せないという一例 - Inside the gate
他にもあります 米軍立ち入り禁止区域(off limits)
これはどぶ板の脇の小路に入っていたところにある標識です。
横須賀に引っ越してきたばかりの頃、夫と散歩していて私が坂を上ろうとしたら「僕はここから先に行けないから、違う方に行かないか」と言われ、その時初めてこのoff limitsに気がつきました。この先には坂がありその周りには古くから建っている民家があります。なんで立ち入り禁止なのかはわかりません。
それから米軍側が立ち入り禁止にしているわけではなく、経営者側が「外国人はご勘弁を!」と断り書きを貼っているお店も見かけられます。
どぶ板ではなく大滝町にあるお店です。
東京五輪もあるってのにこんな閉鎖的なことをしていたいいのかという声も出てきそうですが、このお店がこういう風になるまでそれなりの経緯があったものと思われます。