Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

(22)結構えぐいシモネタを言っても許されるキャラは、どこの国にもいるんだなと思った

シェアしたい英語表現100選(22)

究極のgive and take。それは・・・・

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先日ベースのある飲食店で注文したものを待っていた時のことです。たいていベースの飲食店のTo go order(テイクアウトオーダー)は、自分のcheck numberが呼び出されたら取りに行きます。

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photo by yumiang

そしてその夜、店員さんが"No.69!"と呼んだ時のこと。誰もその商品を取りに現れなかったのです。トイレに行っていたり、他のところでちょっとした用事を済ませている場合もありますが、この夜は店員さんが何度かその番号を呼んでも、なかなかその客が現れませんでした。

するとある男性客がこう叫んだのです。

"No.69. It's always a free dinner for two ;)"
(あえて訳さないことにします)

一瞬店内が静まり返った中、声をあげて笑ったのは私だけで、夫はなんと他人のふり・・・。ところが彼が座っていたテーブルの近くにいた人達から徐々にさざなみのように笑いが起きはじめました。
しかもCheck No.69を持っていたお客さんも、ようやく自分の番号が呼ばれたことに気がついたらしく、カウンターに商品を取りに来ました。
こういうのっていいですよね。あの行為を「二人にとっては無料のディナー」と例えたことで、卑猥さが消えたような逆に強調されたような・・・。
やはり同じことでも言い方によって人の注意や関心の惹きつけ方が違うんですよね。何の変哲のないものだからこそ、インパクトのある表現をすると、今までお喋りに夢中で自分のcheck numberが呼ばれていることに気がつかなかった人でも、こうやって取りに来るんですよ。
またこういう風にシモネタを言っても、いやらしい感じのしない男性がいるのは、万国共通なのだと思いました。おそらく普段から何を話しても知性と品が感じられる人なのでしょう。ちなみにアラブ系でした。名前を出したいぞ。睫毛がすごかった!!
オンライン英会話のフリートークコースって、この男性みたいな人を講師に選べたらいいのにな、と思いました。笑いのツボが同じ人っていうのかな。

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