ここはどこでしょう?
といってももうタイトルがヒントとしてはあまりにもわかりすぎましたね。
アリババでーす。先日通りかかったら、店主のイマドゥさんがお店の外に立っていました。彼を見かけるのは久しぶりだったし、随分痩せていて驚きました。
「エジプトに休暇で帰っていたんだ。え?僕が痩せたって?そりゃぁ・・・ほら、頑張ったからね。へへへへへ」
シモネタに持っていってもいやらしさがない、イマドゥさんのキャラクターは相変わらずだなぁと思いました。そして私の股間をじーっと見るので、「今日は大丈夫!」と胸を張っていうと「そうだね。でも気をつけてね」と言われました(笑)。
◆私のパンツのジッパーが全開だった時の記事>>横須賀中央ふらつ記(14)アラブの商人ってやつはよ・・・ - Inside the gate
だけどイマドゥさん、この日の夜は表情がぱっとしませんでした。以下、エジプト商人イマドゥさんの嘆きです。
「はぁ・・・暇って疲れるよ。レーガンがいる時はさ、忙しくてあっという間に時間が過ぎるんだ。だけど今は一日の売り上げが5000円に行かない日もあって、暇で時間の流れが遅すぎて疲れるんだ」
◆レーガンが停泊していて見るからに幸せそうだった頃のイマドゥさん>>空母がいないと商売あがったり・・・のどぶ板のバー - Inside the gate
そんな落ち気味のイマドゥさんがアリババの中のバーをご紹介したいとのこと。表から見るとケバブを販売する窓口しか見えないんだけど、奥はこんな風になっています。
静かにhookah(水タバコ)を楽しみたい人にはおすすめ!
どぶ板はhookah barだらけです。hookahを置けば客が来ると思っているのでしょうか。Club54やIstanbulはミートマーケット臭が少し強すぎます。だけどアリババみたいにカウンター5席の小さなhookahバーなら、hookahを口実にして実は出会いを求めて・・・という客は入ってこないはずですから、静かにゆっくりとhookahを楽しんで過ごすことができます。
同じ並びにある54でお肉の取引が成立しかけている間、このアリババではそういうものと無関係で静かにぼけぇっとできるのです。どぶ板の中にもこんな風に静かに飲めるお店があるのだ、という発見でした。
アリババはここです
遠方にお住まいの方は想像しにくいと思うので画像でご説明します。
(見よ。この閑散としたThe Honchを・・・)
画像に写っているセブンイレブンはメインゲートを出てすぐの本町二丁目店。この辺りは米軍のSP(ショア・パトロール)や、直引きをしている中国人(台湾人?)の売春婦達がうろうろしているところでもあります。
そしてアリババの向かいにあるのが、米軍のコントラクターの多くが長期滞在することで知られているホテルニューヨコスカ。どぶ板の中心
この立地条件だと賃料を考えただけで胃が痛くなります・・・。一国一城の主ってのは大変だけど、レーガンが戻ってくれば本国からコントラクターも大勢やってくるから、どぶ板にも活気が戻り、アリババも再び潤うことでしょう。
イマドゥさん、頑張れ!!