Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

ベースの外で起こったことに、米軍の警察は手を出せないという一例

ついこの間起きたことだそうです。
このブログでも何度か記事で紹介しているCLUB54のオーナーが、客に暴行を受けました。

f:id:usmilitarybase:20160926193905j:plain

今わかっている情報は、暴行した側はdependant(米軍関係者の扶養家族)ということだけ。扶養家族ですから、配偶者あるいは子供ということですが、どちらかはわかりません。
この暴行した若者は、オーナーの血で汚れた服を着たまま、平気でメインゲートまで帰ってきました。だけどセキュリティは何もすることができません。
ベースの外で起こったことだから、米軍のセキュリティ(MA=Master-at-arms)がたまたまパトロールで通りかかって現行犯でおさえない限り、手が出せないのです。もしも日本の警察に通報されて捕まったら大変なことになっていたでしょう。っていうかショアパトロールはいったい何をやっていたの? 夫曰く"Maybe they were just staring." 税金泥棒だな。
オーナーは病院送りになるほどではなく、仕事にも復帰しているようですが、この若者、もうCLUB54は完全に出禁でしょうね。仮に顔をだしたら、今度はこのdependantがぼっこぼこにされることでしょう。

関連記事