もしも私がどぶ板通りのツアーガイドをやるならば、ネイビーバーガーや海軍カレーを食べることを中心に日程を組むことはしません。なぜならどぶ板を中心とする横須賀本町の一番面白いところは人間だからです。例えば・・・・
アラブ人
エジプトやチュニジアから来ている彼ら。北アフリカ(地中海沿岸)に位置する国々の人達って、男女ともに睫毛が濃い!!!!ばっさばさでもう羨ましいったらありませんよ。顔も濃いしね。いいなぁ。私の顔を50倍の濃度でコピーしてもああはならないのです。もともともって生まれた彫りの深さが違うから(号泣)。
CSG(Carrier Strike Group=空母打撃群)が停泊している数か月間は、こんな風にタリバン風タコスを買い求める若いセイラー達の姿が見かけられます。
CSGがdeployment(定期展開)に出ている間のイマドゥさんの嘆き>>エジプト商人の嘆き in the Honch - Inside the gate
だけど私が思うほど利益は出ていないのかもしれません。なぜなら・・・・ケバブ屋なのにカレーを売り出したから(苦笑)。
これは戦略として攻めているんじゃなくて、迷走としか思えない。セイラー達は美味しいカレーが食べたければ、ココイチに行くよ~。
だけどイマドゥさんはなんだかんだいって攻め続けています。やるしかない!という感じで。なんとセブンイレブンの向いに新しいHookah barをオープンしました。
オレンジ色の枠で囲まれて、セブンが反射して映っているのが新しいバー。Custom'sの隣。ここ、以前はスナックでしたよね。
アフリカ人
そしてその隣にはB系のアパレルのマネキンが立っていて、階段を下りていくとB系のショップということになっています。でも私のフィリピン人の友人の話によると、ここの店員であろうアフリカ人達は、警察に何も言われないのが不思議なくらい、毎日あたりまえのようにセブンの前に路駐した車の中あるいはすぐそこにあるホテルニューヨコスカの前でたむろして喋っているだけ。
赤い四角で囲まれているのが魔界への入り口・・・じゃなくてB系ショップへの入り口。私もここに客が入って行くのをみたことがありません。ゴールデンウィークで観光客であふれている時なんかでも、客を呼び込む様子もない。だけどもう10年くらい営業しているんじゃないかなぁ。一体何の商売をしているのだろうと訝しく思ってしまいます。
で、アフリカ人でありながらもこの怪しいアフリカン達とは別の世界でビジネスをしているのがGEODANAのオーナー、ウォルターさんだと思います。狭いHonchの中で例えると、前者が裏社会で生きていてウォルターさんは表社会で生きている。ウォルターさんの成功に対する嫉妬からトラブルが起きることもなければ、アフリカン同士の交流が見受けられるわけでもない。お互いの存在を無視しているからなのか、尊重しているからなのかはわかりませんが、とにかく完全に棲み分けができています。
中国人マッサージ嬢
若い美人が一人もいない(笑)。皆見事におばさん!だけど不思議なことにデブは一人もいません。詳しいことは過去記事で書いておりますのでそちらをご覧ください。
目印として便利などぶ板の中国人売春婦 - Inside the gate
とまあケバブ屋でカレーを始めちゃうエジプシャン、実体の見えてこない商売をしている怪しいアフリカ人、「マッサージィーーー」というフレーズがアメリカ人達にジョークとして使われていても全く気にしていないであろう中国人マッサージ婆嬢がいてこそ国際色豊かで面白いThe Honch(どぶ板)なのでしょう。
でも実は見ていて一番面白いのは日本人女性かも>>今のどぶ板も十分妖気と活気に満ち溢れています - Inside the gate
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