「こんな時はなんていうんだっけ?」というシンプルな表現を集めた英語の絵本。
アマゾンでカテゴリー別ベストセラー第一位(今日現在)
Excuse Me! A Little Book of Manners
小さくて薄い。
「ありがとう」「すみません」「愛してる」
人として「これだけはきちんと言えるようになろうね」という短い言葉しか載っていないから小さくて薄いのです。
(妹のおもちゃを壊してしまって)「ごめんね」
(パパとママがおやすみのキスをしてくれる時)「おやすみなさい。愛してる」
(おばあちゃんが特別な贈り物をしてくれた)「ありがとう!」
じゃあこんな時は?
「朝ごはんはエンドウ豆にしましょうか?」
見開き右側をぺらっとめくると・・・・
"No, thank you." 「いりません」が隠れていた!
お子さんが嫌っているものトップ3の食材を使って、実際にこの会話をしてみましょう。
ただ大切なのは、Noと答えられるかどうかではなく、ちゃんとNo, thank you.までいえるかどうか。本来ならばこれはアメリカ人が使う躾の本ですからね。No.だけだとぶっきらぼう、不躾に聞こえてしまいます。
じゃあゲップをしちゃったら・・・・?
これも答えが右側のページをめくると出てきます。
さあ、お子さんがママの前でげっぷなどの粗相をしてしまったら、What do you say?「(こういう時は)なんていうんだっけ?」と実際に聞いてみましょう。
アメリカ人のママ達の感想は?
そもそもこれは外国人の語学の習得向けに描かれた本ではなく、アメリカ人の子供の躾けのために描かれた本です。アメリカのアマゾンのレビューを見てみるとこんな風に書いてありました。
2歳半の子供にはちょっと赤ちゃんっぽ過ぎるかな?と思ったけど、実際に使ってみると息子は大喜びしました。文字、言葉の聞こえ方などに取り組み始めるのにはよい学習ツールとなりました。
どんな風に、どんな時にそしてなぜ「すみません(失礼しました)やありがとう」を言うのか学ぶのに役立ちました。
文字の認識には確かによいなと私も思いました。二枚目の画像をご覧になって気づかれた方もいらっしゃると思いますが、お返事(子供のせりふ)は全て大文字表記になっているのです。アメリカ人の子供達は文字を学ぶ際に大文字から入りますから、理にかなっているといえます。
Excuse Me!: a Little Book of Manners (Lift-The-Flap Book)
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