先日ベースで買い物をしていて、ものすごい迫力のある顔に遭遇しました。
迫力のある顔というと、なんかこうトミーズの雅さんみたいな顔をイメージする人もいて誤解をまねきそうですが、面積の大きさで他を圧倒する顔ではなく、美しさに迫力があったのです。
イメージ画像
難民として生活しているパレスチナ系シリア人・ユセフさん(18歳に見えない・・・)
◆登場記事:ハンサムなケバブ売りの青年 帰国したと思ったらこんなところにいました - Inside the gate(記事の最後の方に登場します)
瞳の色はユセフさんと違うけど、系統が同じってことです。
どう形容してよいのかわからないような、印象的なまなざし。同じ色なのにこうまで違うのか・・・
私はよくウェブで"How to make brown eyes pop"(茶色い瞳を目立たせる方法)を検索します。
検索結果としては、やはり欧米の彫りの深い顔立ちの人向けのページしかヒットしないため、あまり参考にはなりません。だけど日本語で検索しても、カラコンを入れた子のギャルメイクみたいなのしかヒットしないから、英語で検索せざるを得ないのです。
この迫力ある美しさに恵まれたアラブ系の青年も私と同じ瞳の色なのですが、同じ色なのにこうも違うのか・・・とがっくりしました。そして彼の顔を観察し、茶色い瞳を目立たせる方法を学びましたが、それについては後で書きたいと思います。
とにかく今の時代の「打倒IS!イスラムは悪!」みたいな風潮だと、欧米で飛行機に搭乗する際に周囲が警戒するタイプの顔ではありますが、私にしてみれば2,3分じっくり見つめていたくなる顔なんですよ。
彼の名字からするとアラブ系移民であることは確かなのですが、アラブというよりはもっと昔に遡り古代ローマ帝国風と言った方がよいかもしれません。
要するに、アラブ系なんだけど他にもちょっと混じっていそうだよねっていう顔。もともとアラブは侵略が繰り返された地域ですから、様々な人種の血が混ざる場所でもありますが、どこらへんと混ざっているのか特定できないため、広大な領土を誇っていた古代ローマ帝国を思い浮かべてしまうのです。
アラブ系の美しさに惹かれる理由。それは妖しさ
ファッションショーのランウェイを歩くモデルの多くが、男女共に白人です。洋服の映える美しさを考えると、どうしても白人モデルが多くなるのはあたりまえのことなのですが、アラブ系の人達は、そういう洋服とは相性があわないし、むしろ彼らのもつ妖しい美しさが洋服よりも客の目を引いてしまうことも考えられます。
白人特有のいかにも王道というか、わかりやすい美しさもそれはそれで魅力的ですが(先日美形の白人の男の子に遭遇しました。ショア・パトロールだと思う。チャンスがあればこのブログで紹介します)、私から見て強力な引力を持つのはアラブの「妖しさ」そして自分にはない「濃さ」です。
目を逸らせない。吸い込まれそうなbrown eyesの秘密
この青年を見ていて、茶色い瞳やヘーゼル色の瞳を目立たせるのは、やはり睫毛の間を埋めるような繊細なアイラインだと思いました。彼がアイラインを引いていたといっているのではなく、とにかく睫毛が濃くて長くて、密集して生えるそれらが漆黒のアイラインを描き、妖しく光る大きな目を縁取っていました。だからアイラインを引いていないのに茶色い瞳に吸い込まれそうだったのです。
彼が米軍兵士で英語のネイティブスピーカーであるところを見ると、移民二世かなと思いますが、まだ二回しか会ったことがないので、ルーツがどこの国なのか聞くタイミングがつかめません。もう一度ばったり会えたその時には聞いてみたいと思います。
関連記事