久しぶりに日ノ出町に行ってきました。観光客がいない横浜はやはり静かでいいですね。美味しくて雰囲気も良いお店があって、ほろ酔いで手をつないで大岡川沿いを散歩するのもいい。
雨の日は髪の毛のスタイリングが崩れやすいし、デートしようにも気分が盛り上がらないと思う人もいるかもしれませんが、雨の夜の大岡川沿いはいつもにも増して妖しくなり、ホテルもたくさんあるし(笑)、「雨の日だからこそここでデートしよう」と思えるエリアが日ノ出町だと思います。
この界隈で先日行ったお店がフルモンティ。
同名の映画を思い出した方も多いでしょう。私もあの映画大好きです!情けなくって格好悪くて面白くって、温かくて・・・・最高にクールな男達!!!!
このブリティッシュパブではサイダーやビールを楽しみました。フライド・オレオを頼もうと思ったら「水曜日はフライド・オレオはお休みです」と言われました。メニューをよく読んだら確かにそう書いてあります。よく読まずにオーダーしてすみませんでした。
フルモンティを出て少し歩くと宮川橋があります。
この画像だとわかりにくいんだけど、橋を渡った向こう側右手に長屋(?)のようなビルがあって、スナックが軒を連ねていてレトロでいいなぁと思いました。
明るくおめでたい地名がついている場所ほどゲトー
日ノ出町界隈をふらふら歩いていて、生まれも育ちも横浜という生粋の横浜っ子が言っていた言葉を思い出しました。それが見出しにもある「明るくおめでたい地名ほどゲトー」ということ。
例えば福富町、日ノ出町、黄金町、長者町、そして寿町・・・・。富や明るい希望とは縁遠そうなところほどそういう地名がつく不思議。
日ノ出町や黄金町のようにどんどん浄化されてお洒落になっていくエリアも出てきていますが、それこそ「黄金町マリアー横浜黄金町 路上の娼婦達」に書かれていたような、大岡川沿いの退廃的な雰囲気は横浜の大きな魅力の一つでもあります。ちなみに長者町まで歩くとこんな感じです。
ちっともあか抜けない、古い商店街。フィリピンパブ、風俗店、韓国料理屋の数の多さが目につきます。こういうエリアがあるからこそ、元町あたりがキラキラして見えるんですよ。だからこのおめでたい地名を持つエリアにはあまり変わらないでいてほしいです。光と影のコントラストがなくなったら、横浜はつまらなくなる。
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