ニューヨークではチップ制を廃止したレストランも出始めているようですが、まだまだチップ制のあるレストランの方が多いはずです。
飲食代金はカードで支払い、チップはキャッシュでテーブルに残すという人も多いけど、チップもまとめてカードで支払う場合(charge tip)はどうしたらよいのでしょうか?
それはいたってシンプルで、私にとっては日本人同士の名刺交換の方がよっぽど頭が痛いです。あれがスムーズにできる人なら、テーブル会計なんて余裕です。
まずはサーバーに会計が別々なのか、まとめて支払うのかオーダーする前に伝えましょう。これができるのがアメリカのレストランのよいところですね。
May we have split(seperate) checks?「会計は別々にしてもらえますか?」
もしもこちらから伝える前に、サーバーがWould you like to split the check or pay altogether?と気を利かせて聞いてくれたら、
Split checks, please. 「別々でお願いします」
This will be altogether.「まとめて支払います」
と希望する支払い方法を答えます。
テーブル会計のやり方(クレジットカードを利用)
- "Check, please."とサーバーにチェックを頼むと、チェックボード(小さな見開きのフォルダのようなもの)に伝票を挟んで持ってきてくれるので、チェックの内容を確認したら、チェックを入れたままフォルダに自分のクレジットカードを挟み、サーバーに渡す
- サーバーがそれをキャッシャーのところに持っていく
- キャッシャーがカードの承認をとり、カードと「店控え」と「顧客控え」の三点をサーバーが顧客に返す。
- 顧客は「店控え」(だいたい"OUR COPY"などと書かれています)にチップ、そしてチップを含めたトータルを書き、署名をしてサーバーに再び渡す。(この時もう自分のカードは承認がとれているので、サーバーが返してくれたカードはそのまま受け取ってOK)
(チップは飲食代金の10%~15%が相場。一番下のSignatureのところに署名をします) - サーバーが再びそれを持ってキャッシャーのところまでいき、キャッシャーはチップを含めたトータルを入力して取引を完了する
以上です。尚、クレジットカード利用の際はID確認があるかもしれませんので、ピクチャーIDは必ず携帯するようにしましょう。海外旅行中・出張中であれば、パスポートですね。
あまりかしこまらず、リラックスして食事を楽しんでくださいね。