シリーズ1ではメラニア・トランプさんについて書きました。メラニアさんはトランプタワーの正面のエントランスから堂々と帰宅する存在です。妻ですから。
シリーズ2はトランプ氏の浮気相手だったKaren McDougal(カレン・マクドゥーガル)さん。裏口からこっそり入った女性です。
下衆だとわかっていても、Stormy DanielsとKaren McDougalに支払われた口止め料を比べずにはいられない。同様に下衆な人のために書くとStormyには$130,000 Karenには$150,000。
— アベマリア (@m_insidethegate) 2018年3月21日
元プレイメイトのカレン・マクドゥーガルをトランプタワーにこっそり裏口から招き入れたトランプもトランプだが、のこのこそこまでやってきて「罪悪感にさいなまれた」というカレンはさらにひどい。
— アベマリア (@m_insidethegate) 2018年3月30日
「私は賢いから」
二人の関係が始まったのは、トランプ氏の息子、バロン君が生後2,3か月の頃で、カレンさんは35歳、トランプ氏は還暦を迎えた頃でした。
カレンさんは「初めてデートしたのはビバリーヒルズホテルにあるドナルドのバンガロー。そこで食事に誘われたの。I'm a smart girl=私は賢いからただの食事だけでは終わらないことくらいわかっていた」と言いますが、CNNのAnderson Cooper氏の番組での独占インタビューの内容からすると、彼女が本当にsmartなのかどうか疑わしく、よくわかったことは彼女が相当下衆だということです。口止め料を受け取っておいて今更こうして情事のことを暴露する時点で卑しいことはわかりますが・・・。
Q: 当時トランプ氏はガールフレンドは君だけだって言ったの?
A: (返事を濁して)私達は多くの時間を共に過ごしていたからてっきり・・・。でも奥さんを裏切るような人だから、浮気相手である私を裏切っても驚かないわよね。
Q: 彼はあなたに恋愛感情を持っていたと思う?
A: ええ。
Q: 彼はあなたに「愛している」と言った?
A: ええ。常に。
Q: 結婚につながると思った?
A: ・・・・かもね。
トランプ氏とカレンさんは、バンガローでの食事のあとにそのままホテルの部屋で男女の関係になり、トランプ氏はその行為の直後にカレンさんにお金を渡そうとしました。これに傷ついたカレンさんは「帰りの車の中で泣いたわ」と言っていますが、自分はトランプ氏にその程度にしか見られていなかったのに、メラニアさんとの間に割って入って略奪婚だってあるかもしれないと思っていたあたり、無駄に前向きではあるだけで賢いとはいえないでしょう。
またメラニア夫人に対し申し訳ないと言いつつ、クーパー氏からの「彼に愛していると言われたことはあるの?」という質問に「ええ。常に」と強調するあたり嫌な女だなぁと思いました。だけどプレイメイトとして食べていくにはこのくらい嫌な女じゃないと、他のバニー達の踏み台にされておしまいですからね。
(右端がカレンさん。メラニアさんの方がclassyで美しいと私は思いますが、こんな美しい妻がいても超不自然なおわん型のおっぱいがついてる人造美女と浮気するのが男の性なのか・・・)
トランプタワーに入れてもらえた愛人はカレンさんだけじゃない
「ドナルドはトランプタワーにもこっそり連れて行ってくれたの。裏口から入ったわ。『こんなことして大丈夫なの?』と聞いたけど『大丈夫。(タワーで働く)スタッフ達は何も言わないよ』って言ってた」
とカレンさんはいいますが、この時点でスタッフ達はこういうことに慣れっこ=カレンさんも愛人の一人でしかないとわからなかったのでしょうか?
「自分だけの時間」の価値がわからない女
(自室で宝石のデザインをするメラニアさん)
「これがメラニアの部屋だ、とドナルドが教えてくれた。彼女はゆっくり読書をしたり、一人きりの時間がほしいのだと言っていたわ。で、私はああ・・・そう、という感じ。この夫婦は問題を抱えていると私が思ったのは、その時ね。でも(それについては)突っ込まなかった。私は関係ないから」
妻が自分だけの部屋を持っている=夫婦間に問題がある、と決めつけたカレンさん。あまりにも短絡的ではないでしょうか。ティーンエイジャーじゃあるまいし。
幸せな夫婦=常にべったりしていないといけない、というわけではありません。そもそもあれだけの豪邸に住んでいながら自分だけの部屋がない方が不自然だし、大人の女性であれば、自分だけの時間を楽しむ方法を知っています。その時間は楽しむためだけのものではありません。自分の心や神経を調律するためにも必要です。愛する人を支えるために、愛する人の前で美しくあり続けるために、自分をメンテナンスする時間。特にトランプ氏のようなぎらついた富豪を夫に持つ女性であればなおのこと・・・。あのロスチャイルド夫人も、ふらっと一人でブルターニュの別荘に行って、刺繍をしたり、手紙を書いたり、ラジオを聞いたりして一週間ほど静かに過ごすそうです。
だけどカレンさんは「うまくいってようがいまいが、家族は家族。壊すことはできないわ」と身を引きました。最後まで「あの夫婦はうまくいっていない」と思っていたのです。カレンさん、本当に賢いのかな。なんかここでメラニアさんとカレンさんの女としての格の違いを感じました。「やはりこうやって名乗り出たのはお金目当て?」とクーパー氏に聞かれた時のカレンさんの歯切れの悪さは、オプラ氏に「セックスビデオの流出がなくても今くらい有名になれていたと思う?」と聞かれた時のキム・カーダシアンのそれを彷彿とさせます。というわけでメラニアさん、クラスのない女との浮気に心を痛めて涙を流したりしないで!She doesn't deserve your tears!!
以上、裏口からすらあのタワーに入ることがないまま一生を終える女の意見です。
◆売れない女優から大富豪の夫人となったロスチャイルド夫人のシンデレラストーリー
男爵夫人は朝五時にご帰館 (関連記事:バイブルを一冊あげろと言われたら・・・ - Inside the gate )
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