先日投稿した「アメリカ人にとってのスモールトーク。なぜ大切なの? - Inside the gate」という記事で、How are you doing?で始まるスモールトークの場合、safe topicに留まることが大切だと書きました。
だけど常連客の中でも、あなたに接客されることをとても楽しんでいることが明らかなお客様がいます。そういうお客様とは会話が弾みますから、少しずつではありますが接客するたびにsafe topicの範囲が広がっていきます。横須賀基地の場合、お客様のほとんどが軍人・軍属含めほとんど男性ですから、やはり軽いシモネタになることもあります。
上品ぶる必要はないけれど、下品にならないように・・・
私がよくしていただいたお客様の中でVictorという男性がいました。彼が注文をするために電話してきた時に、私が少し風邪を引いていると「あれ?なんか声が変だけど風邪?」とすぐに聞いてくれるようなお客様でした。
Victorのオーダーの用意ができて、ピックアップに来るのを待っていました。そして彼は私が勤務していた店にやってくるとまず私を見て「その傷、どうしたの?」と聞いてきました。私の二の腕には知らないうちにかすり傷ができていました。
"Oh...I don't even know when I got this."「いつ切っちゃったのかすらわかんないわ」ということもできますが、常連客でしかも気分転換に私と話すことを楽しみにしてくれている人にそんなありきたりのことを答えても、接客というサービスとしては味気ないですよね。そこで私は思い切ってこう言ってみました。
"I never told you before, but I'm into kinky stuff."
「今まで言わなかったんだけど、kinkyなことが好きなの」
近畿大のオリジナルグッズがアメリカ人に求められる理由がよくわかったでしょう(笑)?日本はもっと近畿大をアピールして行きましょう!お土産にどうぞ。
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Victorは大爆笑しました。シモネタといっても、あまり下品なものはだめですよ。だけどこのくらいであれば、Victorと私の間柄ではOKだったのです。なぜなら彼もこの日以前にこんな話をして笑っていたからです。
「日本人の女の子とデートして回転寿司に行ったら、滋養強壮のためにオクラの乗っている寿司をすすめられたよ(笑)。俺、オクラって食べたことなかったんだけど、そういう目的で食べる日本人もいるのかなぁって考えちゃったよ」
そういう積み重ねがあるから、言っていいことと悪いことの線引きがしやすかったのです。
実際にVictorからもらったコメントカード。施設のマネジメントに提出されます。そしてそれを読んだイケメン上司は・・・・続きはまたの機会にしましょう。
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