横須賀基地では、周囲にいるアメリカ人達の多くが日本語を理解できないのをいいことに、言いたい放題ということをちょくちょくやってしまいます。
先日はこんな話題になりました。
「今の白人夫婦、おそらく白人以外はまともな人種だと思ってないよね・・・」
(Ku Klux Klan アメリカの白人至上主義の人間達による秘密結社)
国際興業のバスに「KKK」って書いてあって、白人の友達がびっくりしてた。国際興業株式会社の略だったらしいんだけど。
— マツコ・デラックスbot (@bot_matsuko_dx) 2016年11月12日
別に私に対して感じが悪かったとかそういうことじゃないんだけど、極端な白人至上主義を感じさせる人達っているんですよ。どの社会階級に属しているとか、関係ないのです。
一見フレンドリーなんだけど、腹の中では白人以外の人種を見下していそうなニューイングランド地方の富裕層や、白人以外への人種への差別をあからさまにすることをなんとも思わない、教養のない南部の白人。
話を戻します。
私がそういうと、一緒にいた友人はなんといったと思いますか?
「ああ、わかる。サウスキャロライナから来ましたって感じだよね」
来たな!サウスキャロライナ!!!!
私が思いついたのは、ミシシッピでした。A Time To Kill (「評決のとき」)の影響かな。行ったこともないのにすみません。ちなみにミシシッピは以下のサイトで「最も人種差別的な州」の第一位に輝いています。
やっぱりアメリカ南部に集中していますね。
正気とは思えない バージニアに所在する極右団体 The National Policy Institute
この団体の代表であるRichard Spencerのスピーチがすごいです。
「白人のためにデザインされた国」「白人が築き上げ、受け継いできた国」
そして極めつけは"Hail Trump!" hailはナチスの隊員がヒトラーに敬礼する時に使っていた表現です。
この団体の会合では、このHail Trump!に対し、ナチス式の敬礼で応えているメンバーもいます。もちろん出席者は動画で見る限り白人ばかり・・・。
この動画はアルジャジーラ・イングリッシュがフェイスブックに投降したものですが、「みっともない。彼(Spencer)この国の血塗られた歴史を知らないのかしら」と、入植者達(=白人)が原住民を迫害・殺害して今のアメリカを作り上げた歴史をきちんと直視しているアメリカ人(と思われる)からのコメントもありました。
こうやってみると、白人至上主義の白人が多いのは、アメリカ南東部が多そうですね。
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