先日日本人男性ウケを狙うのをやめたら楽だし幸せになった - Inside the gateという記事を書きました。もしや「じゃあ私もアメリカ人にターゲットを絞ればよいのか!」と短絡的に思われる方もいるかもしれないため、補足記事を投稿します。
アメリカで暮らしていくうえで求められる自立心や自主性
1歳児のバースデーパーティーを例にとってみましょう。
アメリカでは子供のバースデーパーティーを盛大にやるファミリーが多いです。私の友人も皆子供達が1歳のバースデーパーティーから大勢招待していました。大勢の大人が来たところで1歳児の主役は誰が誰なのかもよくわからない状態ですが、それでよいのです。そういうものだから。
こういった家族のイベントを仕切ることができるだけの自立心や自主性がなく「ねえ、ダーリーーーーン」とすべてダーリンまかせ・・・・収入もなく、かといって家庭生活をプロデュースすることも、守ることもできず、夫に守ってもらうことばかり考えている女性は、男性にとって大きな負担となります。
普段からアンテナの感度をよくしておこう
このようにイベントである程度の数の客をさっと集められるのは、普段の積み重ねが大事。キャバ嬢を例にしてみるとわかりやすいです。普段からちゃんと努力して売れている子は、誕生日パーティーにも大勢来てくれて稼げますよね。
逆に普段な~んもしないキャバ嬢が誕生日が近くなって尻に火がついて、ようやく営業電話や営業メールしたところでお客は来てくれません。普段からネットワーキングみたいなものはしておいた方がよいでしょう。これはアメリカだけでなく海外に暮らしていくなら同じことがいえます。
そして他の子達のバースデイパーティーのお手伝いをするのもよいと思います。英語に自信がなくても、手を動かすことで役に立てるしアイデアも参考にできます。
「こんなことをやったら招待客に喜んでもらえるかな」というものをとらえるアンテナの感度をよくしておくと、本番が近づいた時に焦らないと思いますよ。
バースデーパーティーを例にとって説明しましたが、それはほんの一例です。夫にべったり寄りかかるのではなく、自分の足で立ち、一住民として暮らす。観光客ではないのですから。
カルロス・ゴーン氏の元夫人リタさんは、夫の転勤に伴いアメリカで暮らした時(確かバイブルベルトのどこかだったと思います)、ブリッジを楽しむ集いに顔を出してコミュニティに溶け込むようにしていたそうです。
教育に対する夫人のこだわりはすごい。それもそのはずです。内戦や他国からの侵略で何度と戦火に巻き込まれてきた祖国レバノンでは、戦争でも奪われない財産といえば教育・教養なのですから。
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