「地味顔にも華と艶を」
メイクする時に鏡に映る自分を見ながら通年かかげているスローガンです。多くのハリウッド女優はメイクによって詐欺レベルの化け方をしますが、中でもその化け方がすごいなぁと思うのがJennifer Lawrence。
今日ご紹介するのはそのジェニファー級詐欺レベルのアイメイクですが、小さな目を無理やり大きく見せる残念なメイクではありません。ちょっとドラマチックに見えるブラウン系のアイメイクです。
M.A.C.の美容部員さんに教えていただきました。白目がクリアに見えるせいか瞳が潤んで見えます。オフィスにしていくにはちょっとドラマチック過ぎますが、夜のデートにはぴったりです。
画像はなくテキストのみの説明なのでわかりにくいと思いますが、ご了承ください。
使用するアイテム(すべてM.A.C.)
1.プロ ロングウェア アイライナー ディファインドリーブラック(画像左)
漆黒のアイライナー。上瞼は確かににじみにくいけど、昼寝をして起きたら下瞼の目尻のあたりは少しにじんで取れていました。自分は今までリキッドのアイライナーを使っていたせいか、これは少し引きにくく感じます。力の入れすぎかな。
このアイライナーでラインを引いてその仕上がりを見て、ふとある人を思い出しました。えーっと誰だっけ・・・・。
あ、ヨナさん。
2.プロ ロングウェア ペイントポット インディアンウッド(画像中央)
クリームタイプのシャドウ。揮発性のため、使用する分だけブラシにとったらすぐに蓋を閉めてください。発色のもちは結構いいと思います。
3.スモールアイシャドウ ブロンズ
愛用し始めてもうすぐ20年になるのが信じられません。そりゃ年とるわけだよな。私は瞳の色が薄いのですが、私と同様に茶玉の人におすすめのカラーです。
【詐欺マニュアル:ベースメイクは省きます】
1.アイホール全体にクリームシャドウのインディアンウッドを伸ばします。指でつけるのではなく、アイホール用のブラシで乗せると厚くつきすぎるのを防ぐことができて、アイホールの凹凸に沿って薄く均一につけることができます。#215 ミディアムシェーダーブラシが使いやすいです。
2.次に上まつげの間を埋めるようにアイラインを引く。目尻から2,3ミリはみでたあたりまで引きます。このアイライナーが乾いてしまう前にブラシ、あるいはチップで目尻をぼかしてちょっとスモーキーにしておきます。
3.下瞼全体ではなく、目尻に向かって3分の1あたりからラインを引いて、これが乾いてしまう前にまたブラシでぼかしますが、この時にブラシにインディアンウッドをあらかじめ含ませておいて、アイラインをぼかす時にラインとシャドウが混じるようにします。
そしてインディアンウッドが少し残っているブラシを下瞼の内側の方に向けて動します。そうすると目頭に向かってインディアンウッドが薄くつきますが、アイラインを下瞼全体に引くよりも優しく見えて且つ白目をクリアに見せるせいか、瞳が潤んで見えます。
※1、2ともに同ブランド#219 ペンシルブラシを使うときれいにぼかしやすいです。
4.最後に締め色としてブロンズをブラシで乗せます。黒目の上には少し多めに盛ります。おすすめは#217 ブレンディングブラシ です。
最後はいつものマスカラをつけておしまい。ブラシはM.A.C.の商品を紹介しましたが、お手持ちのブラシが違うブランドでも、用途が同じものであればそのまま使えます。
以上テキストだらけの説明でわかりにくかったと思いますが、私にできる精一杯です。あとはM.A.C.のカウンターに行って美容部員さんに教わってね。
それから丁寧に教えてくださった男性美容部員さんに感謝いたします。女性美容部員と違って自分の顔にメイクをしてサンプル代わりにできない分、営業・接客上ハンデもあるかと思いますが、それをものともせずに気持ちのいい接客ができるって本当にすごいことです。
それから・・・詐欺は騙される方も悪い。
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