Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

「会社に行くのがつらい」はこうやって乗り切った

この世の中で会社に行くのが楽しみで仕方がない人なんていないと思いますが、会社に行くのがつらい理由は色々あるでしょう。
ノルマがきついといった仕事のプレッシャーだったり、人間関係が原因だったり・・・。私が会社に行くのがつらいと感じた理由は、大企業にありがちな企業体質がどうしてもあわなかったからです。
そして試行錯誤の結果、こういう意見に至りました。

「出勤前のささやかな幸せ」や「仕事が終わったら〇〇する!」というお楽しみは、仕事に対するモチベーションを上げているようで実は逆効果

  1. 朝、出勤前にお気に入りのハーブティーを飲み、気分をあげる。
  2. 帰宅したらこれを飲もう!というお酒を用意しておいて、それを楽しみに仕事を頑張る

43/365 [Strawberries & Cream]

1も2も前向きなように見えますが、私にはあまり効きませんでした。仕事の前と後の時間を充実させてしまうと、会社にいる時間の苦痛がより大きく感じられてしまうからです。
ハーブティーを飲んで、好きな音楽を聴いて出勤前に身支度をする→はぁ・・・嫌だなぁ・・・家から出たくないなぁと思ってしまう。

経験談:(サブブログに飛びます)夜明けが怖いと感じたことはありますか? - マリア様はお見通し

その日頑張ったご褒美用にお酒を用意しておくと、どうしても自棄酒気味になり、飲んでいて本当に楽しいのか、美味しいのかすらわからなくなる。というか、なんでそもそも私は仕事のストレスを解消するためにお給料をこんな風に使わなくちゃいけないの?とばかばかしくすら感じる。
結局会社で過ごす時間に背を向けて、現実逃避することばかり意識するようになると、会社にいる時間とのギャップに苦しみ、仕事の質もどんどん落ちて自分の首をしめるのです。
だったら会社にいる時間が早く過ぎるように感じられるようにすればよいのです。

会社にいる時間=お給料をいただいている時間の質を上げることを考える


職場環境を改善するために提案はないかと上司に聞かれ、この男性が提案したことは、職場にHennessyのサーバーを置くこと。いいなぁ(笑)。確かにみんなでほろ酔いの状態で働いたら、普段は嫌いな人とのコミュニケーションも少し円滑になるかもしれません。だけどこんなことをしていたら仕事になりませんからね。
だけど会社にいる時間をよりよいものにしようとするという考えには賛成です。
自分が楽しければそれでよいのではなく、その会社に勤める人間=飼われている人間として、生産性をあげるということです。

小さくて構わないから、毎日何かしら目標を設定する


デザインフィルやること ノート 2冊パック A6スリム オジサン柄(あのオジサン柄だから、やる気がおきなさそうなゆるさがいい)

生産性と言っても「ええ、私そんなにたいした仕事してないし」と思われるかもしれません。だけど小さくてもよいので、目標を設定して達成感を日々積み重ねていくようにするとよいです。
目標は人それぞれ。例えば人間関係に苦しむ人なら「自分からあの糞ビッチに挨拶したかどうか」なんていう目標でもよいのです。達成できたら☑する。
会社に「飼われている人間」から会社が「手放したくない人間、雇ってよかったと思う人間」になろう!という抽象的且つ壮大な目標を設定しようと言っているのではありません。
やることリストなどを使って、小さいながらも前向きな変化や前進を可視化することで、今まで「ああ、私ってなんて可哀そうなの」と独りよがりだった部分も見えてきますし、小さいながらも達成感が見えることで、また新たな目標が設定できる。嫌だ嫌だといいながらお給料だけもらいに来て負のオーラをまき散らす人間にならずに済みます。
ただしその目標は、周囲とのバランスを意識して設定しましょう。急に自分だけ張り切ってノリノリで同僚の領域まで犯してしまうとただのうざい人になります。

同僚や上司の悪口を言いながら飲むお酒よりも「今日はこれを頑張った」という小さな達成感とともに味わうお酒の方が美味しいと思いませんか?たまには悪口や愚痴も吐きたくなりますけどね(苦笑)。それはそれで楽しいから。


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