Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

国際結婚市場でものを言うのは性的魅力より国籍・経済力です

金髪美女と結婚できた理由―出会いは無限大!」の最も参考になったレビューが核心をついています!
ロシアやウクライナのような国々の金髪美女と結婚するのって日本人男性には簡単なはずですよ。だって彼女達は、日本みたいにお金があって政情が安定している国の男性と結婚して楽をしたいんですもの。とにかく国際結婚市場での日本男児の価値は高いのです。だからこういう本を出したり、あるいは「外国人女性にモテます!」とかモテ論をブログで披露している男性を見ると、恥ずかしくなります。


さて、国際恋愛市場となると話は別です。

(下の画像:イラン人モデル Kourosh Sadeghi ー 登場記事「この人のためなら豚肉をあきらめてもいい、と思える人はいますか?」)

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女としては、欲情するのはやっぱりこういうイケメンなのです。だけどどうしても自分達の国を飛び出て安定した生活を手に入れたい女性達は、男性と結婚したいわけじゃなくて、相手の国籍と結婚したいわけだから、イランのようにまだまだテロの危険がある中東の国のイケメンは選ばないはずです。彼が石油王なら話は別ですが。
彼のようなタイプは、女性を欲情させる、恋愛市場で大人気のタイプ。日本人の旦那を持って、このイケメンモデルのような愛人がいた女性も知っていますが、メスとして求めてしまうオスと、養ってくれる便利な男は別なのです。男としてどっちが幸せなのでしょうか。

同じ金髪美女でもアメリカやフランス、ドイツ、スペイン、イタリア、そして北欧諸国の女性を落とせたらたいしたものです。彼女達は日本の永住権を目当てにはしていない人達ですから。

性的魅力で勝負した日本人男性の回顧録(よくもまあこれだけ相手にして覚えているものです・・・)。
外国人女性に利用されることなく(一度痛い目にあってそこで学習し、それ以来ほぼ無敗)、最低限の投資でこれだけのリターンがある人は、やはり賢いのでしょう。文章を読んでいてもそれが伝わってきます。
早稲田大卒という学歴も手伝ってそういうイメージも沸くのかもしれませんが、著者の出町氏は「こいつはビザ目当てだな」と見切りをつけるのが早い。目的が体のみと割り切っている人なので「始まりはビザ目的でも恋愛に発展させられるかもしれない」という持つだけ無駄な希望を抱かない。だからこそ目が曇らないのでしょうね。


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