私がベースで働いていた頃、男性客が大量のお持ち帰りのオーダーをしたので、冗談で"Are you storing up for the winter?" 「冬眠に備えて食料を蓄えられているのですか?」と聞いたことがあります。
"No, I just ordered something for my tomorrow's lunch. You wanna have lunch with me?"
「いや、明日のランチ用にもちょっとオーダーしただけだよ。君も一緒にどう?」
たかがスモールトークでこういう風に返ってくるわけですが、テキストブックを何度繰り返しても身につかないconversational abilityが磨けます。
さあ、冗談で返してみましょう。
"Well, it depends on where you're taking me."
「えっと、どこに連れて行ってくださるかにもよります」
"We'll meet at Popeyes."
「じゃあPopeyesで待ち合わせよう」
"Popeyes? It's a cheap date! That's what I'm worth?!"
「Popeyes?それってチープデートでしょう!私ってその程度なんですか?」
テストの点数にはならないけど、こういうやりとりができるのがベースという実践の場です、毎日のようにリアルな会話に触れ反射神経は鍛えられます。この反射神経を俊敏にするためにもボキャビルはやはり必要です。テキストブックや基礎を侮ってはいけません。
そんなすらすら言葉が出てきません、という人へ。映画やソープオペラは意外と役に立ちますよ。面白いと思った映画や番組を繰り返し見て、使ってみたい表現をストックしておくとよいです。もちろん読書もおすすめ。
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