Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

ネイティブスピーカーはテキストブック通りになんて話してくれない

私がベースで働いていた頃、男性客が大量のお持ち帰りのオーダーをしたので、冗談で"Are you storing up for the winter?" 「冬眠に備えて食料を蓄えられているのですか?」と聞いたことがあります。
"No, I just ordered something for my tomorrow's lunch. You wanna have lunch with me?"
「いや、明日のランチ用にもちょっとオーダーしただけだよ。君も一緒にどう?」

たかがスモールトークでこういう風に返ってくるわけですが、テキストブックを何度繰り返しても身につかないconversational abilityが磨けます。


さあ、冗談で返してみましょう。

"Well, it depends on where you're taking me."
「えっと、どこに連れて行ってくださるかにもよります」

"We'll meet at Popeyes."
「じゃあPopeyesで待ち合わせよう」

"Popeyes? It's a cheap date! That's what I'm worth?!"
「Popeyes?それってチープデートでしょう!私ってその程度なんですか?」

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テストの点数にはならないけど、こういうやりとりができるのがベースという実践の場です、毎日のようにリアルな会話に触れ反射神経は鍛えられます。この反射神経を俊敏にするためにもボキャビルはやはり必要です。テキストブックや基礎を侮ってはいけません。
そんなすらすら言葉が出てきません、という人へ。映画やソープオペラは意外と役に立ちますよ。面白いと思った映画や番組を繰り返し見て、使ってみたい表現をストックしておくとよいです。もちろん読書もおすすめ。


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