衣笠といえば、横須賀の中でも広くて安い一軒家(何十段という階段を上った先にある物件など)を求めて集まったアメリカ人やフィリピン人も多い、国際色豊かなエリアですが、昭和の風情もちゃんと残っています。
初めて衣笠駅を降りてすぐの衣笠仲通り商店街を歩いた時は、もしかして相性が悪いのかなぁと感じましたが、平作川のあたりまで来たらちょっといい感じでした。それから2年くらい立ち寄ることのなかった街です。
平作川を越えてすぐのところに昔ながらの居酒屋やスナックが集まっている場所があったので、そのうちの一軒に入りモツ煮をいただきました。美味しかった~。
お店の中はこんな感じ。
お店の名前もチェックせずに入ったのですが、多分並木ビルかニュー並木ビルのどちらかに入っている居酒屋です。ここらへんは必死に創り上げられた「レトロ」な空間ではなく、本当に古めかしいお店が多くて歩いていて楽しかったです。
そのまま川沿いを歩いて中華料理屋「紅太陽」でご飯。店員さんは皆さん中国人だと思います。
春雨のサラダがぴりっとしていて美味しかったです。
画像だといまいちですが、春雨だけのシンプルなサラダなんだけど、病みつきになる味です。とまらない。次回は自分だけで一皿全部食べたい・・・。テイクアウトできるか聞けばよかった。
最後は夫が同僚にすすめられて以来ずっと行ってみたかったというバーへ行きました。バーの名前は伏せますが、雰囲気がすごくよかったです。このお店の中だけ別世界でした。さっき通り過ぎたあの雑多な感じのする街の中にあることが信じられません。
飲んだのはメキシカンコーヒー。
素敵なバーテンダーが作ってくれたウォームカクテルは、幸せを感じる味でした。私と夫は、バーテンダーの男性とはオーダーの時以外、直接言葉を交わすことはほとんどなかったのですが、なんかこう「もしかして、英語全部わかってんのかな・・・」と思う瞬間が結構あったんですよね。
当たり。やっぱりわかるそうです。そういえば夫の同僚(アメリカ人)のおすすめのバーなんだもんな。
トイレから出てくると、カウンターでウィスキーを飲みながらバーテンダーと雑談する夫の後姿を見て、ちょっといいなと思ったので気づかれないように撮影しました。
魅力的なバーテンダー
整然としていて、温かみがあるけど重厚過ぎないカウンター
普段は騒々しい若者でも、ちょっとお行儀よくなってしまいそうな照明
そして夫の背中
魅力的なものがこれだけ揃った瞬間は、写真に収めないわけにはいかない図でした。
夫とつきあい始めた頃、同じ人種の同じような体型の男性の集団の中でも夫をすぐに見つけられたのは、彼の背中が誰とも違うからでした。私は彼の雄弁な背中に魅了されていたのです。
ちなみにこの画像を私がフェイスブックでシェアしたら反応がすごくよかったため、気をよくした夫はフェイスブックのプロフィール画像にしました(基本的に単純な人だと思う)。
お店の名前は伏せると言いましたが、外観だけシェアします。
わかったかな??うふふふ。