「この本はブログで紹介しよう!」と思う本を読み始める時、そばに置いておくと役に立つのが44mmx6mmの細いポストイット。
引用したい、紹介したい部分をピンポイントで一発で参照できる
よくある75mmx25mmや40mmx10mmだと、記事で言及したいページを探し出すには役立つのですが、この44mmx6mmだとどこから言及したかったのか、という部分の行にぴたっとはれるので、行単位で探すのが楽なんですよ。
一色だけ使い切ってあるのは、サブブログで「チーム・ブライアン」の書評を書く時に全部使ってしまったから。ポスト・イットを貼りたくなるページが多い本って濃厚ですよね。文体が濃厚なんじゃなくて、「読みたかった!」ということがたくさん書いてあるってことです。
そしてこうしてせっかくポストイットを貼ったのに、一昨日投稿したはあちゅう氏著「半径5メートルの野望」の書評記事でご紹介しそびれた部分があることを思い出したので、この記事で紹介したいと思います。
「何かを成し遂げたいと思ったり、目立ちたかったり、人の上に立ちたいと思うくせに、誰からも愛され、批判は受けず、無傷でいたいなんてのは、虫がよすぎますよね」
傷の痛みを受け止めて上に上っていくと、出会う人も見える景色も変わるのでしょう。
「人間関係には、見えないカーストがあります。そして、同じカーストに所属していない人間同士でないと、フェアな会話はできないのではないでしょうか。ここでいうカーストとは、稼ぐ額や知名度ではなく、価値観・人生観など、精神のレベルで決まります。ただ、心の位置が同じ人は、不思議と稼ぐ額も知名度も似てくるので、結果的に目に見える部分での共通点も多く感じます」
「私は上にあがろうとしている努力を惜しんでいないので、はあちゅうさんとは話が合うと思います!」という人の中にも、精神レベルの低さのせいで努力の仕方を誤っている人がいたとしたら、話は合わないでしょう。
紹介してくれくれ、教えてくれくれ、仕事を回してくれくれ。
くれくれくれくれ・・・・これを努力だと思っている人達。お金を持っていても、カーストのうんと下の方に属しながら、上を見上げてそこにいる人達の足を引っ張る人達。