横須賀基地で働いていた時、多くのアメリカ人の同僚達が使っていたのがパイロット社のG-2の青、太さは0.5mm。
G-2 | 筆記具 | ボールペン | ゲルインキボールペン | 製品情報 | PILOT
書き味が滑らかで私も好きです。0.5mmの黒・赤・青の三色持っています。
ところでなぜアメリカ人には青が好まれたのでしょうか?
写しと原本を見分けるため。そして程よいG-2青のダークさ
これは日本でも同じだと思いますが、書類を記入する場合、黒あるいはダークブルーで記入するのが常識ですよね。ピンクのペンで記入する人はいないでしょう。指定されていない限り。横須賀基地のキャッシュケイジでは、黒かダークブルー以外の色で記入されたチェック(小切手)は受け付けていませんでした。(ただしチェックによるキャッシングの取扱そのものが2015年7月31日にて終了)
このパイロットのG-2は青として売り出されていますが、真っ青ではなくネイビーより。ダークブルーなんです。そのダーク具合と書き味がよいのでしょう。
アメリカ人の同僚達は「写し(コピー)と原本の見分けがつきやすいから」という理由で愛用していました。おそらく誰かがG-2を使っていて、そこから広まったのかなと思います。
G-2は、書き味はすごくよいですが、紙の質によってはにじむのが難点です。ゲルインキだからしようがないですね。
南カリフォルニアの辺鄙なところにあるHallmarkに日本の文房具が売っていた
ゼブラ 水性ボールペン サラサクリップ 0.5 10色 JJ15-10CA
話はアメリカ本土に飛びます。
ユーモアあふれるグリーティングカードや雑貨を取り扱っている大手チェーン店のHallmark。南カリフォルニアのすごく辺鄙なところにある店舗に入った時、SARASAのコーナーがあったことに驚きました。
日本では見慣れていて、ほしい時にいつでも手に入ったその商品。興奮して買いそうになってしまいましたが、少し冷静になってみて、日本から買いだめしてきた文具のストックの量を思い出し、衝動買いは避けられました・・・。
日本の文房具の質の高さは有名ですが、こんなところでも売られるほど知名度があるとは思ってもいませんでした。当時の我が家の近くにあったアルバートソンで丸美屋の麻婆豆腐のもとを見つけた時同様、発狂しそうになりました(アジア系の食材店以外でも麻婆豆腐の素が買えるとは思っていなかったため)。
愛用しているボールペン「楽ノック」の替え芯が、街の商店街で買える喜び
話を横須賀に戻します。
靴下屋さんやKFCが閉店し、こうして街の商店街もどんどんシャッター街になって寂しい通りになるのかなぁなんて思っていますが、品川文化堂という文房具屋さんは頑張っています。
横須賀は大きな文房具店がないため、本体を取り扱っているお店も少ない楽ノック。私がどのくらい楽ノックを愛しているかというのはサブブログの「あがる文房具 cocoちゃんグッズを使うと文具が幸せそうに見える - マリア様はお見通し」という記事でもちらっと触れているのですが、先日この品川文化堂で本体だけでなく替え芯も買えることを知りました。
うおぉぉぉーーーーと大喜びしていたらお店の方が「そんなに喜んでもらえるとは・・・・」というので、今までは用事で横浜に出た時にまとめて買っていたんですよ~と説明しました。替え芯をアマゾンで買うのもなんだし・・・と思っていたので、こうやって近所で買える事がわかって嬉しいです。
関連記事:横須賀に暮らすアメリカ人はカプリチョーザをこう呼んでいる - Inside the gate