Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

横須賀基地内よりも外の方が安い!とアメリカ人がうなるもの

横須賀基地に所属するアメリカ人達にとって、たいていのものがオンベースの方が安く手に入りますし、必要としているもののほとんどがベースにありますから、ベースだけでことが足りそうですよね。だけどそうではないのです。例えば:

1.アイウェア&コンタクトレンズ

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夫がフェイスブックで見つけた情報なのですが、アイウェアはオフベースで買った方が安いとのことで、早速行ってきました。夫は今回眼鏡を作ることにしたのですが、ベースだと処方箋を出してもらうのに80ドルくらいで、眼鏡を選んで届くまでに2,3週間かかってしかも200ドル以上かかるのです。オプティシャンは、確かMain Food courtあたりにあったと思います。

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(Zoff: 英語の料金表もある。明朗会計です)


ところが今回行った横須賀モアーズシティ内のZoffだと、選んだ眼鏡が安かったというのもありますが、確か9000円弱で済みました。
ベースで出してもらった処方箋と、店頭で選んだ眼鏡を渡すと一時間以内にできあがり。何倍もの金を払って2,3週間待たされるなんてベースだとバカバカしいなと夫は言っていました。
ちなみにコンタクトレンズですが、「ベースだとやってくれないから」といって、やはり横須賀中央駅付近の眼科に行って処方してもらっているアメリカ人も数人知っています。ベースって結構不便なんだなぁと思う瞬間です。

2.MRI

横須賀海軍病院(USNH)ではMRIが受けられません。よって米軍関係者の人達はMRIが必要になると、必然的にオフベースの病院に行くことになります。そして皆感心して帰ってくるのです。
日本の病院だとアポもすぐとれるうえ親切で(USNHだと殿様商売だから嫌な思いをすることが多いと言っていました。「うちしか頼れるところがないんでしょ~?」みたいな・・・やはりどこでもそうなっちゃうものなのか)、着目すべきはなんといってもその費用の安さです。
先日MRIを受けた私の友人いわく、アメリカでは一回30万円以上とられるMRIですが、日本ではその十分の一で済んだ!とのこと。この十分の一=3万円ですが、自費、だと思います。ですから当然国保や健保に入っている人ならば三割負担でもっと安く済んでいるわけです。
日本に住んでいると当たり前のように享受しているものが、こんなに素晴らしいものなのだということを、時々こうして気づかされるのです。その逆=日本もこうだったらいいなぁってのもありますけどね>>日本の病院では赤ちゃんの割礼をしてくれない - Inside the gate