配偶者がネイティブスピーカーだとか、横須賀基地に限ったことではなく、在日米軍基地全てにいえると思うのですが、日本で生活するアメリカ人達とともに働くということは、日本に暮らす自分の生活に密着・関連した英語表現が毎日のように聞こえてくるということです。ここが語学留学とは違うところですね。海外では日本の日々の暮らしのことが毎日毎時毎秒話題に上るわけではありませんから。
だけど日本でネイティブスピーかーに囲まれていると、それこそもう毎日が「へぇ、そうだったのか」と些細なことの発見ですよ。テスト(英検・TOEIC)には出題されないようなことなので、知っていても点数には結びつきません。よってテスト好きの人にはどうでもよいことですが、知っているとあなたの話す英語がほんの少し自然に聞こえるようになります。
「ダイエー」「イオン」と言わない
アメリカ人はそれぞれthe Daiei Mall, the Aeon Mallと言っています。mallとつけないと伝わらない。日本に住んで長いアメリカ人なら理解してくれると思いますけどね。だけどららぽーとはららぽーとなんですよ。mallをつけなくてもいいのです。ここらへんの違いがよくわかりません。
McDonald's的アポストロフィ+s
私達が普段何気なく口にしている横文字の店名ですが、ネイティブスピーカーはアポストロフィ+sをつけて呼んでいます。
- (コンビニの)Lawson → Lawson's
- (どぶ板にある両替店)Lucky→Lucky's
- (ファミレスの)ジョナサン→ Jonathan's
- CoCo壱番屋→CoCo's
英語の店名に人の名前が冠されているとアポストロフィs=「's」がつくことは理解できます。
どぶ板通りで言えば、カントリーミュージックが楽しめるバーGeorge'sとかメキシコ料理店のMike'sとか。だけどなぜLuckyにもsがつくのか、夫に説明を求めても「いや、だってLucky'sはLucky's でしょう」って言われておしまいです・・・。アポストロフィsは〇〇屋の屋にあたるもの、くらいでいいのかな。
マッサージの種類
どぶ板には多くの中国人女性達が主にアメリカ人男性を狙って「マッサージィ~マッサージィ~」と声をかけています。これはもう「普通のマッサージなのか、性的なものなのか」の議論の余地はありませんよね。
当然性的なものだと思いますが、普通のマッサージはlegit* massage(*legitimateの省略形)、もう一方はhappy ending massageという風に笑いながらアメリカ人男性が話しているのを聞く機会などざらにあるのが横須賀。sexual massageでも通じるんだけど、happy ending massageの方が細かいニュアンスがより伝わりやすいと思いませんか?
日本に暮らすネイティブスピーカーの会話を聞いていると、こんな些細な「そうだったのか」の連続です。
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